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昔の大和なでしこのライフスタイル

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昔の日本女性のライフスタイルを知って、明日を生きる自信をちょっとだけ増やすマガジンです。推し活・婚活事情・生涯独身謳歌・3色メイク術など、昔の大和なでしこは意外と人生を楽しんでま…
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#恋せよ乙女

#3 きみは強し恋せよ乙女 おそるべし恋のチカラ

▼前回はコチラ ▼最初から読みたい方はコチラ 恋する乙女は美しい。そして、強い。 そんな美しくも強い、恋する大和なでしこのエピソードを3つ選んでみました。 (3)好きな人にもう一度会いたいから江戸中を焼き払う放火魔【八百屋お七】260年続いた江戸時代で、火炙りの刑にされた唯一の女性、それが八百屋お七です。 清姫と違って実在した乙女で、記録には「品川で火炙りになった」とだけ残っているんですけど、当時の人たちの噂話に尾ひれがついて、色々と脚色されてお話が出来ました。 こ

#2 きみは強し恋せよ乙女 おそるべし恋のチカラ

▼前回はコチラ 恋する乙女は美しい。そして、強い。 そんな美しくも強い、恋する大和なでしこのエピソードを3つ選んでみました。 (2)一目惚れしたお坊さんを龍となって焼き殺すストーカー【清姫】次の“恋する乙女”は伝説から。 伝統芸能の世界では、かなり有名な「道成寺」です。 とても人気な伝説なので、それぞれの芸能で少しずつ違うのですが、ここでは一般的に知られているストーリーをご紹介しますね。 超イケメンのお坊さん、安珍は、和歌山県の熊野詣でに行く途中で、宿を借りた家の娘、

#1 きみは強し恋せよ乙女 おそるべし恋のチカラ

皆様、こんにちは。 ごきげんいかがですか。 マリナデシコです。 今から100年くらい前の大正時代に流行した歌「ゴンドラの唄」の1番です。 youtubeで聴いてみると「曲調がどうしても古いな~」と思っちゃうんですけど、歌詞は素敵ですよね! 特に最初の「いのち短し 恋せよ乙女」は声に出して読みたい日本語! ちょっと前に流行った恋愛小説『夜は短し歩けよ乙女』のタイトル元ネタにもなってますね。 100年経っても耳に残る歌詞を作詞した吉井勇先生すごい! 大正時代は平均寿命が4