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昔の大和なでしこのライフスタイル

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昔の日本女性のライフスタイルを知って、明日を生きる自信をちょっとだけ増やすマガジンです。推し活・婚活事情・生涯独身謳歌・3色メイク術など、昔の大和なでしこは意外と人生を楽しんでま…
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2023年1月の記事一覧

#4 赤白黒の3色で勝負!昔の乙女のメイク術

▼前回はコチラ ▼最初から読みたい方はコチラ 番外編:スキンケアもしてたよいくらメイクしても肌がボロボロだったら美人にはなれません。 昔の乙女もスキンケアをがんばってました。 洗顔:ぬかを袋に入れて、ぬすま湯にひたして絞って顔に塗って洗う。 化粧水:ノイバラの花から作った蒸留水(ローズウォーター)を顔に塗った。肌の殺菌・鎮静作用あり。 パック:卵の白身を使った。 ローズウォーターをつかって保湿してたなんて美意識高いですね! 明治時代になると、欧米文化が入ってきた

#3 赤白黒の3色で勝負!昔の乙女のメイク術

▼前回はコチラ ▼最初から読みたい方はコチラ 黒のお化粧黒髪 眉墨 お歯黒 ↑江戸後期から明治時代のメイク本。 体系ごとの着こなし術だったり、髪や体のケア方法が載っている。 100年くらい刊行された大ベストセラー。 髪の「黒」(ヘアメイク)「髪は女の命」と言われたように、つややかな黒髪は日本女性の魅力の一つ。 平安時代では長ければ長いほど美人とされていたので、生まれてからほとんど髪は切らずに伸ばし続けて、自分の身長よりも長い2メートルくらいの髪の人が多かったよう

#2 赤白黒の3色で勝負!昔の乙女のメイク術

▼前回はコチラ 「白」のメイク白粉 いつの時代も共通する美人の条件は「美白」です。 (一時期、一部の女子高生の間でガングロメイクが流行りましたが、それをのぞけば、この国の美女の条件は色白です) 今は肌の色に近いクリーム色のファンデーションが手に入るので、自然な色にメイク出来ますが、昔の肌のメイクといえば、白粉です。 白粉ってどこに塗るの? 白粉は粉末状になっていて、水で溶いてから使います。 顔だけでなく、首や衿足、肩、 胸元まで刷毛を使って塗ることもありました。

#1 赤白黒の3色で勝負!昔の乙女のメイク術

皆様、こんにちは。 ごきげんいかがですか。 マリナデシコです。 大和なでしこの皆様、毎日メイクお疲れ様です! 大和男子の皆様には、想像するのは難しいかもしれませんが、世の乙女は殿方に会う前に、あれこれと準備が大変なのです。それはもう面倒なのです。 お顔にあれこれ塗って保湿して、ファンデーションで色艶を良くして、ポイントメイクをして、ヘアセットもして……などなど、やるべきことがたくさんあるのです。 私はシミとソバカスが多いので、これらをコンシーラーで隠す作業に苦労してま