慢性上咽頭炎知っていますか?普通の病院では診断も治療も不可能なはなし
7月のはじめ頃、旦那さんが風邪をひきました。そのとき、よく咳をしていて夜中に咳で起きて、嘔吐していたのを覚えています。
その風邪がわたしにうつり、わたしはその後喘息となってしまうのでが・・・^^;
その後旦那さんの風邪は治ったかのようでした。咳もだいぶ収まって、気づいたらほとんど咳してませんでした。
でもずっとのどの違和感がとれない、笑いだしたら咳、上をむいたら咳とか、ふとした瞬間によく咳をしてました。
朝起きたら痰がからんでいる、声が出にくい、仕事でも話ずらい、何かのどに物が詰まっているような感覚がずっと取れないなど、かゆいとか、ゴミがあるようななんとも言えない違和感がずっとあったようです。
それでも男性ってなかなか病院行きませんよね。
彼も病院が嫌いでなかなか行きませんでした。
9月の終わりに、近所の内科へ行きました。そこでの診断は、「なんだろうね?風邪かな。」です。特にお薬ももらわず様子見ましょうで終わり。
10月に入って、仕事場の近くの耳鼻科クリニックへ行きました。そこでも「なんでしょうね?とくに異常ないですよ。」で終わり。
そこからまたどうしたものだと、色々ネットで探しはじめました。
ある日、こんな本見つけた。鼻うがいがいいらしいと、買いました。
何故か彼はこの「鼻うがい」だけに注目し、上咽頭炎の本なのに、鼻うがいだけ一生懸命やりだしました。
実はこの本に今日お世話になった田中先生のことも書いてあるのですが、この本については読んだ当初だけ、JR野田駅に耳鼻科あるみたいだよ、と話だけして終わりました。
その後、彼はまた病院は行かず放置していたのですが、10月半ばになり、いい加減治らないからやっぱり病院いくと言い出したのです。
さて、どこの病院へいくか。野田の田中耳鼻科か、大きい病院へいくかで悩み、とりあえず大きい病院のほうが検査とかしてくれそうなイメージだったので、わたしが喘息でお世話になってる病院へ行きました。
わたしが通っている呼吸器内科は普段あまり患者さんがいませんが、耳鼻科は恐ろしいほど患者さんが待っていて、「かなり待ち時間ありますよ」とは言われていた。
1時間経ち、2時間経ち、3時間に差しかかろうというところで、旦那さんの機嫌が悪くなってきました・・・^^;
看護師さんに聞くとあと5人前にいるとか・・・あと1時間かかるんじゃないか・・・?と思っていたころ、3時間半たったころにやっと呼ばれた。
すでに彼の不機嫌はMAX状態。入ってすぐにスコープで中を見たらしいが、「なんも異常ないですね」「念の為に胃カメラでもしときます?」です。
3時間半待って異常なし。こっちは異常があって治らないから来ているのに、ささっと見て終わりです。これで一気に彼のお医者さんへの不信感が
高まり、2度とここへは来ないという結論。
でも胃カメラは受けるというので、本日胃カメラ検査してきました。でも異常ないですね、胃はきれいですということだったので、その足でJR野田駅の田中耳鼻科へ行きました。
ここの院長先生、田中先生は慢性上咽頭炎のBスポット治療で有名な先生です。これは上の本にも紹介されていますし、ネットで探せば先生の名前が必ず出てきます。
この慢性上咽頭炎という病気、すべての耳鼻科医が診断できるというわけではないそうです。内科医でこの病気だと診断できるお医者さんは、全国に1人、九州にいる名医しか無理だそうです。だから、内科行っても無駄だよと。
耳鼻科医でも全員診断は無理。この治療を今の若いお医者さんは知らないそうです。学校で勉強しないから、知らないものは診断も治療もできないそうです。
今日いった大きい病院の先生がそうだったかもしれません。
初診は予約ができないので、田中耳鼻科では1時間半弱待ちました。入ってすぐにお話してスコープを片方の鼻の穴に、綿棒を片方の穴に入れました。聞いただけでも痛そうですが^^;
田中先生のすごいところは、スコープと綿棒の両方一度に扱うところ。しかも、スコープで診断しながら、同時に治療までやってのけるのです!
旦那さん、綿棒で悶絶してました・・・
このBスポット治療、炎症した箇所に直接綿棒で薬を塗るので、炎症がある人は相当痛いらしいです。彼もこの治療で悶絶。
本来は痛いので、麻酔を使うそうなのですが、旦那さんは胃カメラでのどに麻酔を使っていたため麻酔が使えず、麻酔なしでこのBスポット治療を受けたため、悶絶してたんですが・・・
初見で上咽頭炎とスコープ入れながら診断し、即治療されました。ほんとにすごいです。
他のお医者さんは「なんでしょうね?」「異常ありませんよー」で終わっていたところ、スコープ入れただけで炎症を見つけ、診断しながら治療までしてしまいました。
炎症がある場合は、このBスポット治療で血の混じった痰がすごく出るそうで、患者さんがびっくりするそうですが、彼も血の混じった痰が出たといってました。
今回のことでよくわかったのは、病院もお医者さんもほんとにピンきりだなということ。
名医と言われるには理由があるということ。
耳鼻科でももっと専門分野に分かれていたらいいのにと思うのはわたしだけでしょうか。
わたしの生徒さんでも上咽頭炎の治療をされた方がいます。神奈川にも名医がいるそうで、生徒さんは神奈川で治療されていました。
上咽頭炎の患者がある一定数いるはずなのに、学校で教えないというのはなぜなのでしょうか。ほんと不思議です。
どの耳鼻科へいっても異常なしと言われる方、内科の検査でも異常なかった方、それでものどの物が詰まった感覚、痰のからみや声がでない、などでお悩みの方は、Bスポット治療ができる耳鼻科をネットで探して行ってみてください。上咽頭炎なら治ります!
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