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超自分眼鏡にかかった思い込み

写真のケーキ、グラストンベリー(イギリス)のカフェにて♪
グルテンフリーとか砂糖不使用とかそういうのにこだわってる系のカフェだったので、ケーキが甘すぎなくて美味しかったです!
レッドルート?という植物が入ってるケーキでした。
白い部分はレモンチーズでさっぱり!

ロンドンセミナーあたりから、あんまり甘いものが以前に比べて食べれなくなってきていたので、こういうケーキはとても美味!
また食べたいな〜笑

話は本題へ…

ハンディキャップのあるパートナーといると
お店の方とか、何かしらの施設の方とかから
なんとなーーーーーーーーーーーーく
優遇される感じがあるんですよ。

歩行器で歩いたり、車椅子を押したりすると
見た目的に「ハンディキャップ有り」って
わかるじゃないですか。

で、良くも悪くも
接してくれる人は優しく話しかけてくるんです。
「大丈夫ですか?気をつけてくださいね?手伝いますか?これでいいですか?」

私は、最初は「なんか私も優しくされて嬉しい」
なーんて思てたのですが
彼と喧嘩が多くなってきてから
「見た目的にはハンディキャップがあって、助けてくれる人に礼儀正しく愛想良くしてるけど。メンタル不安定になると、こんなんじゃないんだよ。いいよね〜。見た目的に周りから優遇されて優しくされて。」
と思うような瞬間が増えてきました。

先日、市営のコンサート施設のトイレを彼が借りようとしていたときのこと。
施設のドアがしまっており、たまたま通りすがりのスタッフに「もう開いてないですか?」と彼が尋ねました。
すると、スタッフの方はすごく丁寧に対応して、もう表ドアは閉まってるので、裏口ご案内しますね。と車椅子を押して行きました。

わたしはその時も
「これ、健常者の私だったらこんな風に対応してもらえないんだろうな。車椅子で大変そうだから特別に裏口のドアをわざわざ開けて案内してるんだ。私はきっと、もう閉館してるので他に行ってくださいとでも言われてたろうな。」と思いました。

彼のトイレを待ってるあいだ
スタッフの方が
「ここは市営なので、トイレは皆さんに解放してるんですけど、コンサートのスケジュールがないと閉まる時間が今日みたいに早い時もあって。わざわざ来たのに〜と言われる方もいらっしゃるので、そういうときはこちらをご案内してるんですよね。」
と世間話をしてきてくれました。

私が「ハンディキャップある方も、健常者も関係なくですか?」と聞いたときは
「そうですね〜。この前車椅子マラソンあった時は〜」とあえて車椅子の話にしてくれたのだと思いますが
とにかく、市営施設だから市民が必要であれば今回のように案内してくれるそうです。

わたしは勝手に「ハンディキャップだから優しく対応してくれたけど、わたしはされない」と判断していました。

もちろん、心のどこかで
これは私の嫌な感情に突きつけられた思い込みだろう、と思っていたのですが
でも、やっぱり私だったらこんな風に案内されてないよ。と独り言が頭の中で展開されてました。

わたしは
「優遇されて羨ましい」
「優遇されたい」
「私は優遇されない」
「もう大人だから甘えてはいけない」
「見た目的に普通の大人な私と、ハンディキャップが見た目的にわかる大人の彼。彼の方が人から優しくされる存在だ」
という思いや
「あなたは自分でできるんだから、優遇しませんよ」と言われてるような
「自分でしっかりやりなさい」
と言われてるんじゃないかと思ってるんだと思いました。

これは私の勝手な思い込みでフィルターを通した世界の見方です。
しかも、その時の感情や出来事によって
一緒に優遇されてラッキー!と
思える時もあれば
彼は良いよね。
と妬むような気持ちになるときもある。

幼少期の頃、中学生になる前、なった直後あたりで
もう私は子供扱いしてもらえないんだ…と気を引き締めた覚えがあります。
そういえば、今思い出しましたが制服を着ているか否かというのも中学生というアイデンティティを強調されて、周りからよく見られている。と思い込むようになったと思います。
もしかしら先生がそんな風に教えたのかもしれません。
「制服を見たらどこの学校かわかるので、周りの大人はよく見てますよ」などと。

書いてるうちに思い出しました。
だから、何も別に悪いことしてないのに
パトカー見たら運転中ドキドキしちゃう感じで
制服着てる中学生の私は見張られているような気持ちになっていたったのかもしれません。

小学生の頃のような自由なマインドが制服というアイデンティティによって少し窮屈になっていたのは確かです。

同時に、大人として振る舞わないといけない。もう小学生の頃のように甘く見てもらえない。
という気持ちが沸々と湧いて不安な気持ちになっていきました。

なので、大人なのにしっかりしてなくて、甘えてばかり(に見える)の彼を見て反応してる自分がいるんです。

自分が本当はそうしたい、そうされたい!
そんな気持ちに気付かせてくれるために起きた出来事でした。

…やってみよう。
小学生の頃のようなマインドで
しっかりしてない大人で
なんでも人に甘えてしまうような
そんなキャラクターをやってみます。


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