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樋口円香はシャニpに私的なチェインを送っているのではないか疑惑を考える 【雨情】【LP】「をとめ裁判形式」


※雨情、Landing Point編、オイサラバエルのネタバレあり
※寸劇形式。なんでも許せる方向け
※キャラ崩壊ごめん
※今更ながら樋口円香さんのsSSR「雨情」を引いてすごく気になったので作ってみた

審議1 雨情

裁判長R「被告樋口円香さんは当時ご自身の担当であるであるところのプロデューサー様とはそれほど親密ではないご様子でした。
それが、その裏で…アイドルの領分を超えてプロデューサー様にご自身の近況を連絡するような行為に走っていたと、原告は仰られる。間違いはありませんか?」

原告K糸「…はい、裁判長。あれは円香ちゃんが熱をだして学校を休んだときのことです。こちらをご覧ください

雨情1

その日、私はプロデューサーさんから連絡をもらうまで円香ちゃんが学校を休んだことを知りませんでした。
幼馴染で同じ学校に通う私にすら熱で休むことを伝えなかったのに、プロデューサーさんにはいち早く自分の体調が悪いことを伝えていたんです。
これは円香ちゃんが常日頃からプロデューサーさんと個人的なチェインを繰り返していたという証拠に他なりません。
きっと、いつもの調子で、難しい話をしてコミュニケーションを取ったり、プロデューサーさんが休みの日に何をしているのか遠回しに聞き出そうとしたり、メイクが上手くいったときや髪の毛を切ったとき、新しい服を買ったときに自撮りを送って『どうですか?』なんて聞いたり、
あの日、熱を出したときも火照ってほのかに汗ばんだ悩ましげな表情の写真を送ってプロデューサーさんをドキドキさせようとしたに違いありません!
明らかな『をとめ条約違反』として樋口円香ちゃんを提訴します!」

裁判長「…なんと、恐ろしいことでしょう!被告人、原告の主張に間違いはありませんか?」

被告&弁護円香「原告の主張は恣意的な解釈にまみれた完全なる妄想です。ネットミームと公式を混同しています。」

裁判長「…容疑を否認なさるのですね。具体的に原告の主張のどこが妄想なのでしょうか」

まど「そもそも原告は私自身がプロデューサーに連絡をした、という前提に立っていますが、それは本当でしょうか?
私の父か母が気をきかせて連絡したという可能性は?
特にコミュの冒頭は私と私の母の会話で始まります。母がプロデューサーに連絡をしたんじゃないですか」


反論① 円香ママがシャニpに連絡をしたんだよー!

裁判長「確かに…アイドルとはいえ被告は高校生。現実のアイドルのお方でも中高生であれば、スケジュールやお給料の管理などをご両親がされていることがある、とお聞きしたことがあります。」

こい「異議あり!【天塵】や【海に出るつもりじゃなかった】のコミュを見てください!お仕事の相談はノクチル4人のグループに来ていて両親を経由していません。透ちゃんも『テレビに出るかも』と後でお母さんに報告していたことがあります。私たちの両親とプロデューサーさんが直接連絡を取っている描写はほとんどありません!こんな時だけ円香ちゃんのお母さんがプロデューサーさんに直接連絡するのは不自然です!」

まど「普段はしないけれど私が寝込んでいるから気を遣った、という可能性はあるでしょ。
確かに私たちの両親とプロデューサーが直接連絡を取っている描写はあまりないけど、私のクリスマスのコミュではプロデューサーが私の母にプレゼントを送ろうとした描写があります。全く繋がりがないわけじゃありません。」

裁判長「(プロデューサー様が円香さんのお母様にプレゼント…?)…分かりました。円香さんが直接連絡をしたかは審議保留と致しましょう。今後のコミュでより情報が増えればはっきりする可能性はございます」

まど「…仮に私が直接プロデューサーに伝えたのだとしても、それ自体は問題ないはずです。
仕事上必要な連絡だったのかもしれません。」


反論② お仕事を休むのに必要な連絡だったんだよー!

裁判長「…確かに。事務所のアイドルのみなさまはプロデューサー様と直接お電話などをされております。ですが、それはお仕事をするうえで必要な連絡です。ましてや体調が優れずレッスンやお仕事でご迷惑をおかけする可能性が出たならば、最優先でお伝えするのは当然です」

こい「異議あり!円香ちゃんはこの日、レッスンも事務所に寄る予定もないとを明言しています!」

雨情2


こい「さらに『土日も含めて三連休』と言っていることから土日に仕事が入っている可能性もありません。円香ちゃんは全然する必要がない連絡をして『熱が出て体がだるい』とプロデューサーさんに甘えていたんです!!」

まど「・・・!月曜日以降の仕事の可能性もあるでしょ」

こい「それはさすがに苦しいよ円香ちゃん。円香ちゃんはこの後、金曜日の間に治して土日の休みをエンジョイしようって言ってるんだよ。もし月曜日以降にお仕事があっても、土日に治らなかったとき改めて連絡すればいいんだよ。金曜日の時点で月曜日以降休むかもしれないなんて連絡するのはただのかまってちゃんだよ」

裁判長「円香さん…あなたは…まさか…」

まど「違います裁判長!あの人の方から仕事の連絡来た可能性があるということです!」

反論③ 月曜日以降の仕事の相談が来たんだよー!

裁判長「(あの人…?)プロデューサー様の方からご連絡が…?」

まど「そうです。新しい仕事のオファー、もしくは月曜日以降のレッスンの予定についてプロデューサーの方から打診があった可能性があります。当然私は『熱が出て辛いので後日にしてくれませんか』と返す。
何もおかしくはありません」

こい「で、でも…!この雨情の話は金曜日の午前中だよ?いくらプロデューサーさんでも登校中か授業中かも分からない時間に連絡してこないよ!」

まど「どうしてそんなこと言えるの?【さざなみは凡庸な音がする】の最後では授業中なのに『すぐに小糸に伝えよう』って電話をかけてきたでしょ。雛菜は授業中にチェインしてるって言ってたし」

裁判長「…...」

こい「…ぴっ…?でも私のは珍しいことで…」

まど「あのときはみんないたからよかったけど、最初『あれ?これ小糸以外も聞いていい会話になるのかな?』って思ったのは私だけじゃないでしょ」

裁判長「……」

まど「裁判長、そもそも小糸だってプロデューサーから『個人的な連絡をもらった』から一人でお見舞いに来たんです。小糸の方こそプロデューサーと私的なやり取りをしている疑いがあります」

こい「ぴ、ぴぇ…!」

裁判長「……」

まど「裁判長?」











裁判官J「すみません、裁判長の体調が優れないため一時休廷とします!」



審議2 Landing Point

裁判長「【雨情】につきましては、証拠不十分につき審議保留といたしましょう。憶測と事実を混同するのは、厳に慎まなければなりません。」

こい「分かりました、裁判長。しかし、次の件は【雨情】の疑念をさらに強くするものに違いありません。こちらをご覧ください」

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こい「こちらは円香ちゃんのLanding Point編の【moku suru】最後のシーンです。ソロライブとユニットライブを控えた円香ちゃんの様子がどこかおかしいとプロデューサーさんは感じています。ところが円香ちゃんのトレーナーさんは円香ちゃんは絶好調だと言うんです。どうしても腑に落ちないプロデューサーさんは円香ちゃんに『最近悩んでいることや、困っていることはないか』と尋ねます。そこで円香ちゃんが『特にありません』と前置きしたうえで答えたのがこのシーンです」

まど「これこそ何の問題もないでしょ。ミスター・ワーカホリックなプロデューサーが時間も考えずに業務連絡をしてきて私が迷惑している。それだけ。業務連絡が個別にくることだってみんなそうだし。」

裁判長「(ミスター・ワーカホリック...?)プロデューサー様は細やかな気配りのできるお方ですが、お仕事熱心であるがゆえに失敗してしまうことも、ままございます…」

こい「本当にそれだけでしょうか。円香ちゃんのLP編を通して見ると、このパートはすごく不自然なんです」

まど「不自然…?」

問題点① 全体を俯瞰したときこのパートの役割が不明

こい「円香ちゃんのLP編はこの後の【yoru ni】 で、プロデューサーさんが円香ちゃんの内面に踏み込みすぎることによって問題を解決して成長に繋がるという流れになっています。ということは、お話全体を見たときに、プロデューサーさんの熱意が円香ちゃんにとってマイナスになっているパートを入れたら【yoru ni】でプロデューサーさんが円香ちゃんを追いかける流れに水を差してしまいませんか?」

まど「(小糸あれ全部見たの…?)…つまり、話の大きな流れとちぐはぐになっているからおかしいってこと? でも、物語の中のエピソードが全部結末にとって意味を持ってないといけない、なんて決まってない。テーマと相反するエピソードがあることによって物語に奥行きが生まれることだってありえるでしょ。」

こい「…でも、わざわざ、限られたストーリーの中にメインのお話と矛盾するパートが入っているものでしょうか。それを踏まえて次の問題点です」

問題点② 夜明け前のチェインってそんなに迷惑?

こい「そもそも夜明け前にチェインが来てたとして、それってそんなに迷惑でしょうか。電話だったら非常識ですが、チェインならいつ返したって構いません。すぐ返さなきゃいけないから迷惑ではないんです。それとも着信音で目が覚めてしまうから迷惑なのでしょうか。でもそれなら寝る前に音を切ってしまえばいいのではないでしょうか。寝ているはずの時間にチェインが来て迷惑だという円香ちゃんの言葉には不自然な点があります。」

まど「それは、気にしない人が無神経なだけ。私は気にするってことでしょ。朝起きて仕事のチェインが来てたら返さないとって気持ちになって鬱陶しいかもしれないし、毎晩ミュートにするのだってそれなりに面倒でしょ。」

裁判長「(朝起きたらプロデューサーからチェインが入っていたときのことを想像している顔)・・・・」

こい「今の発言は少しだけおかしいよ。『海に出るつもりじゃなかった』ではプロデューサーさんから4人に来てたチェインを既読無視しかけてたから。円香ちゃんはお仕事のチェインを既読でスルーできる人なんじゃないかな」

まど「・・・何にせよ、私はここで『強いて言うなら』と言っている。別に絶対やめてほしい、というほど問題視しているわけじゃない。」

こい「女の子が絞り出す『強いて言うなら』が本当に問題ない、なんてことがあるのでしょうか。
・・・では、最後の問題点にいきましょう」

問題③プロデューサーはどうして自分のことだと分からなかったの?

こい「ここが最も不審な点です。確かに、プロデューサーさんがちょっと無神経で夜明け前にチェインを送ってしまった可能性はあります。でもそれならなぜここでプロデューサーさんは『ええ、それは困ったやつだなぁ』と円香ちゃんの発言に同意しているのでしょう。まるで、『自分が送ったチェインが円香ちゃんに迷惑なはずがない』と確信していたかのようです!」

まど「単に自分が送ったことを忘れてたんじゃないの?」

こい「だとすると、いよいよこの一連の会話の役割が分からなくなっちゃうよ。」

まど「じゃあ、あの人なりのジョークなんじゃない?『それは困ったやつだなぁ(俺のことだけど)』みたいなやつ」

こい「まさか!このシーンのプロデューサーさんは円香ちゃんのことを心配して細心の注意を払って円香ちゃんの言葉を聞いていたはずだよ。冗談なんか言う空気じゃないよ」

裁判長「それでは…、これらの問題点を解決できる道筋とはどのようなものなのでしょう。円香さんのLanding Pointで意味があり、夜が明ける前に送られてくると迷惑となり、しかもプロデューサー様が絶対に迷惑ではないと確信できるチェインとは..」

こい「...裁判長。残念ながら円香ちゃんは...
『夜な夜なプロデューサーさんと私的なチェインを繰り返していた』
と結論せざるを得ません」

裁判長「・・・・・!」

まど「…待って。訳が分からない。私とプロデューサーが私的なチェインをしていたとして、それとさっきの問題点が繋がる?」

こい「順番に説明しましょう。まずLanding Point編ですが、【yoru ni】で円香ちゃんはこのように証言しています」

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こい「この直後に円香ちゃんとプロデューサーさんは大喧嘩をするわけですが、どうやら円香ちゃんは自分が『商品』として扱われていることに不服なようです。さらに【ライブ1曲前】の証言がこちらです。」

LP_ユニットライブ

こい「このように円香ちゃんはプロデューサーさんを誤解していたと証言しているわけです。つまり、円香ちゃんは『プロデューサーさんは自分を商品としてしか見ていないのではないか』という疑念を募らせていて、そのことに『不満を抱いていた』と考えられます。なぜそのような事態に陥ったのでしょうか。
それは、『円香ちゃんがアイドルという範疇を超えてプロデューサーさんと仲良くしようとした』からに他なりません!
特に【ピトス・エルピス】以降を見ていただければ分かりますが、プロデューサーさんはまるで友達のような態度で円香ちゃんと接することが多くなっています。円香ちゃんも最初は嬉しかったのではないでしょうか。
ところが、プロデューサーさんと仲良しになればなるほど、円香ちゃんの中にある疑念が生じます
『ひょっとして、この人はプロデュースに必要だから私と仲良くしているだけじゃないか』
と。だから【yoru ni】でプロデューサーさんが執拗に『アイドル樋口円香』の話をするのが許せなかった。【moku suru】でチェインが迷惑だと言ったのは、それが私的なやり取りだったからです!私的にやり取りしているチェインに不満を言うことでプロデューサーさんの心を揺さぶりたかった!自分が不満に思っていることを遠回しに伝えたかった!
違いますか!?」

まど「…裁判長。Landing Pointの解釈は多種多様です。原告は自説にとって都合のいい解釈だけを取り上げています」

裁判長「(溺れさせないから…)・・・・・・・」

こい「このチェインが私的なものだとすれば、夜明け前に送られてくるのが迷惑なのは明白です。円香ちゃんは夜が明けるまで返信を待っていたからです!プロデューサーさんが迷惑なはずがないと確信できたのは、それが円香ちゃんから始めた私的なチェインだからです!
さらに、最新の【オイサラバエル】をご覧ください!

バエル_ノンフィニート

円香ちゃんがここまでプロデューサーさんのことを考察できたのは何故でしょうか。
それは『プロデューサーさんの言動と本心が乖離しているように感じる体験をした』からではないでしょうか。
 このように円香ちゃんとプロデューサーさんが私的なチェインをしていた、と仮定するシナリオでは多くの描写に辻褄が合うんです!
きっと円香ちゃんは毎晩毎晩『ねぇ』とかどうでもいい呼びかけからチェインを始めてプロデューサーさんが疲れて寝てしまうまで拘束していたに違いありません!!」

まど「裁判長!耳を貸してはいけません!原告は妄想に妄想を重ねています!」

裁判長「・・・・・・」

まど「裁判長?」
















裁判官J「すみません、裁判長の体調が優れないため、本日はこれにて閉廷といたします!」


まとめ
R世担当の方見てたらごめん。





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