樋口円香【ハシルウマ】雑感めも

※ネタバレあり
※個人の感想です
※気が向いたら画像の追加とかしたい

（走る馬って走馬灯？？
え、大丈夫？？
と思いながら読んでいた。）

1周目

・舞
まど「買いに行った。なんか」
透みたいじゃん。なんか。可愛い。

パチパチと爆ぜる音
なになに？事故で走馬灯とか嫌だよ…
（エイプリルフール以外で）絶対ないと思うけど。

まど「頑張っても報われるとは限らないけど、頑張っているのは事実だから」
あー。やっぱりそうなんだ。という
ホームボイスに「努力に意味とかないですよ。それを褒めるのって～」ってあるけど、
（あのホームボイス今の円香っぽくないのでオフにしてしまってる。新しいの来ないかの）
円香は本当に努力に意味がないと思っていた訳じゃないんですよね、多分。
努力した人には報われてほしいけど、現実の世界はそうなっていないという諦めというか、達観というか。
誰かさんに会うまでは、そういう諦めを知ることが大人になることだと。彼女は思っていたんですよ。きっと。


小糸「283プロダクション」
なんかノイズが走ってる。夢？？

・灯
まど「誰？」
まど「どこに行くのか知らないけど」
あー夢っぽい。
個人的に眠りが浅いときとかこういう夢見ます。
場面転換前の設定が残っているから「この時点の私はプロデューサーを知らないはずだ」みたいな「設定」が生きていたり
夢の中のストーリーで「行かなきゃ」ってなっているけど（脳の処理が追いついてないのか）「どこに行くのか」が設定されてなかったり（でも疑問には思ってもストーリーは強引に進んでいったり）。

で眠りが浅いからか、夢の中でも眠いんですよね。…分かる


雛菜「でも円香先輩は暇だったでしょ？」
？？円香さんは忙しかったと申しておりますよ。
前後の文脈がつながってない。どういうこと？？
夢だから？


「火が爆ぜる　煙が揺れる　影絵が走る」
走馬灯の話っぽい？
昔の走馬灯なら中で火を灯して光源にしてただろうから、その火から煙が出たり…するのかな
（ろうそくとか油とかあんまり煙出ない気がしますが）
火に虫が入ったら燃えてパチパチ音がしたり煙が出たりするのかもしれないけど…？


・籠
いない透。
夢だとするとすごくそれっぽい。
小糸の場面、雛菜の場面と続いたから当然次は浅倉でしょ、って自分の思考が強引に夢に介入してる。でも強引だから浅倉本人は登場できない、みたいな。

夢、夢、夢
あー、「起きなきゃ」って意思が働いてるから起きるんだけど起きた先も夢になっている夢ね
あれは辛い。辛いというか疲れるというか。

透＆円香「私がごっちゃに混ざる夢？」
ほほーう！？


「雑誌を枕に寝落ちたようだった」
スーツノクチル
かっこいい
・・・・いや？？？
スーツノクチルと今回のお話って関係ある、の…？？

2週目

・舞
まど「買いに行った。なんか」
これ本当に透になってたんだ！すごい
カラメルのときもそうだったけど、読者がこう読み取ってくれるだろう、に対する信頼がすごい

・灯
雛菜「でも円香先輩は暇だったでしょ？」
あー、なるほど。
ここで、それまで「透」だった「自分」が「円香」に戻されたんだ！
夢だといきなり自分視点が変わることってたまにありますよね…
それまで透になってた「自分」は忙しかったけど、雛菜の「でも円香先輩（あなた）は暇だったでしょ」というツッコミで「そっか自分は円香だった」と戻されたみたいな、夢、かな。


・籠
「影絵が走る。もう隣合わせではないと知らずに」
なるほど。透と円香は隣り合わせでいつまでも同じところを回っている走馬灯だった
けれど、もう走り出してしまった
そうなったとき、透はCM起用ランキングトップになっていたり、透は忙しいのに円香は暇だったり
二人の間にどんどんギャップが生まれてしまうのが「最悪な夢だった」ということなのか、な


何というか、円香さんてどちらかというと形より精神を大事にする人だと思っているのですが、
そのわりにはこと透に関しては天檻（そういえば、感想書きかけで放置してる…）とかで透との立場の違いを気にしているかのような描写があったりなのが面白いというか。
対抗心なのか、離れ離れになるのが不安なのか。
頭では「立場の違いなんか自分と透の間柄には関係ない」と分かっていても
どこか心にざわつくものがあるのが、とても人間としてリアルというか、もののあはれと思はれん。