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データビジュアライゼーション ―データ駆動型デザインガイド 読書メモ

こちらの本をちょこちょこ読んでいるので学んだことをメモ

1章

一言でまとめると

「知覚」「解釈」「把握」は本でも学習でも調査でもどの分野でも役に立つ分類方法を学んだ

第一段階「知覚」の観察
どんなチャートが使われているか
マーカーはデータのどんな要素を表しているか。属性はどのような関連値を表しているか
値のどの範囲が表示されているか
データとその表現は信頼できるか
特徴で見るポイント
形、パターン、相違、関係などにどんな特徴が観察されるか
最大、中ぐらい、最小の値はどこか
一番多いところと一番少ないところはどこか、あるいは平均、標準はどこか

データビジュアライゼーション ―データ駆動型デザインガイド

第二段階 「解釈」観察したことを主題に関する知識に照らして消化する
・形、パターン、相違、関係のどんな特徴が興味深いか
・どんな特徴を期待していたか・期待していなかったか
・どんな特徴がこの主題で重要か

データビジュアライゼーション ―データ駆動型デザインガイド

第三段階「把握」解釈の結果、何が重要か結論づけたか
・何を学んだか、既存の知識が強化されたのか、疑問が生じたか、新たな知識が得られたか
・どんな感じだったか、この体験から情動が引き起こされたか
・この理解に基づいて何をするか、単に知識を得ただけか、決断や行動を変える動機づけになったか

データビジュアライゼーション ―データ駆動型デザインガイド

これからトライすること

第1段階: 知覚(何を見ているか)
読み取るのは人間。どう読み取るかはコントロールできないことを本から学んだ

第2段階:解釈(その主題について何を意味するか)
ビジュアルや技術だけを追求するのは微妙で、背後にどんな文脈があり何が面白いポイントなのかをわかった上でこの手段(チャートなど)をつかう

第3段階:把握(わたしにとってなんの意味があるか)
手段と目的の逆転を自分がしがちなので反省した
じゃあその、人にとって伝えたいもの(DVBでいうとニュースとなるもの)はどうやって生み出されてくるんだろう?伝えたいものがみつからない場合はどうしたらいいんだろうかというのは悩み

1章のドリル

Why are you here!

  • この本を読む目的は、プロジェクトの背後の思考を知りたいため

  • なぜそのビジュアライズが良いのか言葉に落とし込めるようにするため

LIKES AND DISLIKES

・NYTの紙面を使った大胆なコロナの犠牲者グラフィックhttps://www.nytimes.com/2021/02/21/insider/covid-500k-front-page.html

点という単純な図形を、疎密の表現として扱い犠牲者の数がいかに多かったのかを表しているから

VISUALISATION IN REAL-LIFE

これらの視覚的な道具が、どのようにあなたの世界観に情報を与え、あなたの活動をサポートしているのか、もっと意識してみましょう。非公式な日記やスクラップブック、ブックマークで、見たものを記録してみましょう。あなたはそれを信頼していますか?それはあなたに影響を与え、あなたの行動や決断に影響を与えますか?

データビジュアライゼーション ―データ駆動型デザインガイド
  • 天気はみている

  • 今日出かけたときに、グラフィックを見かけたらメモっておこう

CRITICAL EVALUATIONS

データ可視化の定義と、良い可視化デザインと悪い可視化デザインを区別する重要な原則(信頼性、アクセス性、エレガント)について学んだので、あなたが遭遇した可視化について内省的な評価をしてみてください

  • 30日チャレンジで昔作った作品でやってみる

  • 全世界の識字率の向上を可視化した

非常に主観的ですが、あなたはその視覚化(被写体や視覚的形態かもしれません)が好きですか?

お気に入りではある。

0から10のスケールで何点をつけますか(10が最高)?

7点

あなたの評価に影響を与えた要因は何ですか?

識字率と鉛筆を組み合わせて横棒グラフにできたこと。
手書きで書いたようなフォントを使ったこと

このプロジェクトは、理解をうまく(十分に)促進していると感じますか(主題について何かを学ぶのに役立っていますか、あるいは少なくとも、すでに知っていることを確認したり補強したりしていますか)?

時が経てば立つほど識字率が上がってきたことがわかるようにしたこと

信頼性があり、アクセスしやすく、エレガントなデザインの原則を実証する上で、このプロジェクトが有効かどうかを考えてください。

信頼性がありという点でいうと、参考文献のリンクはつけてた。
これは連作だから、識字率というデータを探した人が、この画像を見つけるのは難しいかもしれない。

このプロジェクトの隠れた背景をあまり知らないかもしれませんが、あなたならどうしますか?

なぜこのビジュアライズが面白いのかという説明は必要。
文章で伝えるなら、文章があってそれを補足するために画像を入れるような形式にしないと、第二段階の解釈で見た人が躓くかもしれない

この2つの評価を最大値である10に近づけるために、あなたはどのように貢献しますか?

下記の流れをまもることかな。
・データを見て面白いと思ったポイントを知覚する
・そのおもしろポイントを可視化するのに最適な手段(チャートなのか図形なのか文章なのか)を考える
・公開して他の人の反応を見てみる

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