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面白い広告の話


先日VOOK(Video graphers Tokyo)イベントに参加してきました!

Video graphers Tokyoとは??
「映像に、新しいキャリアと可能性を」というコンセプトを掲げる新しい形にイベント。新たな糸口と出会えるような瞬間を創るべく、様々なコンテンツが用意されていました。
https://vook.vc/vgt


この中でコンテンツプランナーの眞鍋海里さんのセッション

【人に見られる動画の作り方SNS動画時代のプランニング】

がすごくおもしろかったのでシェアします!

是非、これから記載する動画を見ながら
この記事を読み進めてみてください。


では、まずはこちらの広告。

①世界最速の新聞配達
https://www.dailymotion.com/video/x2ykoo0













西日本新聞経済電子版がでたときの広告。
自らがやってきたことを否定する斬新さに驚いたし、惹きつけられました。

この広告は実はかなりの低予算の中で作成しなくてはいけなかったそうです。

なので、まずは構成を練る際に逆算して考えたそう。

予算がない→機材を買えない→ドキュメンタリー感でとる

そもそも予算があったらこのアイディアはでてこなかった。

ドキュメンタリーにするから低予算の中でとにかくマシンにお金をかけようと落とし込んでいったらしい。



②サントリー 集中エナジードリンク
集中の脆さを体感できる映像
https://youtu.be/uiiuRsSbd5c

これも是非みてほしい!








皆さん、白衣を着た人物は何人いましたか??









24人だった人、もう一回みてみてほしい。
喋ってる人が確かに入れ替わってるのがわかる。

実は、人はある一点に集中すると他で起きてる変化に気づかない。


認知心理学という人間の心理を利用した広告。


まずみてもらった2つの広告を作るときに眞鍋さんが考えたこと


・どういう目的でやるのか
・どうすれば認知されるのか
・広告費(どこにお金をかけるか)
・バズらせる手法

そして、アイディアを設計図として組み立ててからゴールに必要なスペックなどを考える。

常にWork&Bussを掛け算しながら広告を作ることをテーマとしている眞鍋さん。

Work→企業の課題を解決すること
Buss→バズらせること


いまや2歳児がyoutubeでアンパンマンを見たいが為に動画を選んで広告キャンセルしてる時代。この世の中でどれだけ見られる広告を作るかが大切になってくることを改めて感じました。


★まとめ★
映像コンテンツとしてどうやってWork&Bussを作り出すか???

【WOWを生み出す】


①STORYTERRING (物語)
→ストーリー性

②FOR REAL (まじで?)
→新聞配達動画などのように、本気でやったの?と思わせる映像。

③REALIZAITION (気付き)
→こちらも新聞配達動画のように、前提とされてきたものを最後にひっくり返される映像

④EXPERIENCE (体験)
→集中エナジードリンク動画のように実際に体験する

⑤AUGMENTED (拡張)
→昔はテレビや映画で映像をみることが主流だったが、寝ながらスマホで見たりみんなで見る事が増え映像を拡張することができるようになった。アイドルグループ超特急が例。(友達やファンとスマホで連結させると一つのストーリーになる)
↓↓↓
★超特急のMVを7つのスマホで連結させる動画
https://youtu.be/Hjof-OVqVZE


★最後に★
ビデオグラファーとして
撮影や編集などができる人が増えてきたこの時代のクリエイターに何を求められるのか。

それは感情をロジカルに手法論として持っていて、且つそれを落とし込める人。
かっこいい映像作れる人はたくさんいる。
アイディアの裏に設計図や感情(演出)を冷静にどれだけ分析できるかが大切になってくる。


サポートありがとうございます!頂いたサポートはこれからの写真活動や企画運営、旅の生活費として使用させて頂きます!!よろしくお願いします。