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観光コーディネーターという仕事38

トップ画像は、磯場が戻ってきている小久保海岸です。

「岩手大槌サーモン祭り」が6月9日にあり、いろいろな人からサーモン祭り準備で忙しいでしょ?と心配してもらった5月。
「サーモン祭りで忙しい」。まあ、そのとおりなのですが、私の場合、周囲がみなサーモン祭り準備でいっぱいいっぱいになっていて(祭りは日にち限定なので優先順位が後回しになるのは致し方ないが)、普通に毎日ある仕事が思うように進まなくなるという意味で、「サーモン祭りで忙しかった」5月でした。
なので、「岩手大槌サーモン祭り」後のほうが、逆に多忙になり、これを書いている今(6月です)、疲労がピーク。雑な報告になりますが、お許しください。

予想をはるかに超え、たくさんのお客様に来ていただいた大盛況の「サーモン祭り」については、6月分のnoteで報告しますね。

GW特別企画「地引網体験&ウッドクラフト体験」

さて、5月。
観光協会の観光チームで取り組む「大槌町魅力発信事業」の第一弾で、
GW特別企画「地引網体験&ウッドクラフト体験」イベントを開催しました。
今回は、地引網でいつものようにガイドをしてくれた「おおつちのあそび」のほか、吉里吉里国のウッドクラフト体験を加えることで、「海と森」の環境のつながりをより深く体感していただける企画にしました。
大槌町観光交流協会では、GWに観光的イベントを実施したことがなく、GWにどのくらい人が集まるかというところにも、今回の意義を感じていました。
当日の運営は若手に任せ、私は吉里吉里国で提供する、大槌のかあさんたちプレゼンツのランチ「ひっつみ汁」&「サーモンフライ」の担当。
ゆえに、当日の写真をほぼ撮ってませんでした。
いろいろ反省点はありますが、お客様には大変喜んでいただけた1日になったと思います。

この様子については、いずれ担当者が観光協会のブログに上げると思いますので、しばしお待ちを。

三陸大槌町郷土芸能かがり火の舞2024スタート

5月11日(土)を皮切りに、毎月第2・4土曜日に、小鎚神社で開催される「三陸大槌町郷土芸能かがり火の舞2024」が始まりました。
初日から人が集まるだろうかと、胃が痛くなるほど心配しましたが、4年目となると、まずまずの出だし。だいぶ「大槌町でかがり火の舞っていう郷土芸能のイベントやってんだって」と認識されてきたと思います。
また、町民の方も時間があるとぶらっと見にきてくれるようになり、「継続は力なり」を実感しています。
とくに、毎回かぶりつきで見ている大槌キッズたちの多さに、やっぱり血だなあと驚いています。
大槌町の郷土芸能はすごい!
写真は、地域おこし協力隊の北浦くん撮影です。毎回ありがとう。
今シーズンも、鑑賞券は出演団体のポストカードです。
地域おこし協力隊の喜嶋くんがデザインしてくれたかっこいいカードになってますので、ぜひコンプリートしてください。

その他もろもろ。感傷的なことも含めて

そのほか、10月のイベントのポスター撮影同行(上写真)、セミナー出席、総会出席、エージェント視察対応、サーモン祭り&郷土芸能祭の広告・情報発信、各種資料づくり、打合せとありますが、割愛します。

これから今年度の各種事業が本格的に動きます。
こちらにアップできるトピックが増えると思います。

最後に、お暇な方だけ読んでね。
地引網体験の前日深夜、私の兄のような存在のEさんの訃報が届きました。彼のパートナーは私の大親友。彼女のことも心配なので、体験終了後に東京に行こうと新幹線を取ろうとしたら、なんと!GWで満席。どんなことをしてもお別れがしたいと、ネットとにらめっこしてようやく最終の新幹線を取ることができ、トンボ返りをしました。
Eさんは、つらいことや悲しいことがあってビービー泣く私(おばちゃんになっても)を慰めてくれたり、一緒に怒ってくれたり、悲しんでくれたり、ときには、ちゃんと叱ってくれたり、私の心支えになってくれた人です。
欠点だらけの私のことに本気で関わってくれる人が一人いなくなったんだなあと、精神的にもちょっと落ち込んでいました。

そんな傷心の最中にいた先日。
ある仕事で、ある方から叱られました。
大槌の方から、叱られました。
私が雑な仕事をしていたことは確かで、私のなかにたぶん、ただ仕事をこなして無事終わらせるという気持ちがどっかにあったと思います。
ちょっぴり、いやけっこううれしくて、つい、にやついてしまったくらいです。
少しずつ、大槌の人に「内の人」と認識されてきたのだと(勝手に解釈し)、とてもありがたくお叱りを受けました。反省します。

また、つい最近、某自治会の方から突然携帯に電話。
詳しくは書けませんが、ある団体ツアーの受け入れで場所を借りるのにお世話になっている自治会です。
なにか不手際があったのか!とビビったら、「観光客がせっかく大槌に来てくれるのだから、うちの自治会でなにか、ちょっとしたおもてなしができたらと思っているんだけれど」という相談でした。

もうね、大槌の人、最高!
涙が出るほど(いや、出てた)、感動しました。

なんか、いつになく感傷的なnoteになってしまった。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

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