皆神 安里

日々詠んだ句を記します。

皆神 安里

日々詠んだ句を記します。

最近の記事

皐月九日

短夜や 光陰の矢の 加速して プールなら バイクで行くか 昼下がり ベラ釣の 黄色き丸き 浮き沈む

    • 皐月八日

      夏の夕 馬車の通りし 路いずこ 草刈りや 鹿たちの待つ 午後三時 焼茄子の 舌の様なる 重みかな

      • 皐月七日

        大の字に なりて消え入る 夏野かな 香水の 名知らず君の 名も知らず 海臨む 空地取り巻く 葎かな

        • 皐月六日

          夏の雨 大きな川を 抱きおり 土用波 二年二組の 雑魚寝かな 長崎の 平和な港 花火かな