適材適所のためのLCT分類を理解していますか?

こんにちは。まりもです。

今日は適材適所のお話しをします。

突然ですが、みなさんこういう経験はあるでしょうか。

「成績トップの優秀な営業マンをリーダーにしたが、部下が育たない」
「思いつきや勢いで行動するが上手くいくことが多く、社員から慕われる経営者」

これらは一見、矛盾しているかに見えて
実は潜在的な得手不得手の分類を理解すると
とてもつじつまが合います。

潜在的な得手不得手(=得意不得意)

結論から申し上げると仕事の向き不向きは
潜在的な得手不得手に起因することが多く
それを見定めるために単純化した"LCT分類"
これを理解することがオススメです。

L型(Leadership) = 指揮者
C型(Communication) = 共感者
T型(Thinking) = 思考者

簡単に説明すると

L型:リーダー性がある/人に慕われる/行動力がある/人を動かす力がある
C型:コミュ力が高い/共感を得るのが上手い/人を楽しませるのが上手い/友達が多い
T型:こだわりが強い/ロジカル/徹底的で潔癖/知識に快感を覚える

上記の性質があります。

分類パーセンテージを考える

上記の性質を見ると、それぞれの分類がどういう人間かを想像することは容易だと思います。

ちなみに100%必ずいずれかのタイプに
分類されるというわけではありません。

例えば
L:80%  C:20%  の人
C:70%  T:30%  の人
など割合は人によって様々です。

一度、自分の希望は抜きにして
自分自身がどういうパーセンテージで構成されるか考えてみてください。
その時に一番割合の大きいタイプが自分の分類です。

それぞれの分類が得意な仕事

ここで適材適所のお話となります。

それぞれの分類に、向き不向きな職業というものがあります。
人事や転職の際にここをしっかり理解していないと、上手くいかないことが多いです。

【L型に向いている職業】
経営者/管理職/政治家/教育者/インフルエンサー/コンサルタント/占い師/イベント運営
【C型に向いている職業】
営業全般/ディレクター/アーティスト/芸能人/接客販売/セラピスト/商品企画
【T型に向いている職業】
エンジニア/プログラマー/教授/研究職/数学者/清掃業/製造業/職人/建築家/芸術家

ざっくりですが上記の通りです。

つまり冒頭にあった、
「成績トップの優秀な営業マンをリーダーにしたが、部下が育たない」
これはC型の人間にL型の仕事を当てがってしまっているからです。

どの分類でも得意分野を突き詰めていれば
ものすごく優秀で何でもできる人間に見えますが
実は、誰でも得手不得手があるということです。

自分とは違う分類への憧れ

実は先程、自分の希望は抜きにしてと申し上げましたが、

LCTに分類された時、
"自分の分類以外に憧れる"
"自分以外の分類に対し劣等感を覚える"
ってすごく多いんです。

簡単に説明すると無いものねだりです。

例えば、
経営者→芸術家への憧れ
営業マン→エンジニアへの憧れ
研究者→芸能人への憧れ

こういうことがしばしば起こります。

とはいえ能力値は分類パーセンテージ×ポテンシャルなので
パーセンテージが低い分類に対してもポテンシャルが高い人は、本来その分類の人よりも能力が高いこともあります。
あとは努力によっても加算されますが。

ですが、そういう人も先天的で潜在的な自分の分類に対してのほうが遥かに高い能力値を発揮します。

結論

自分や他人の能力を最大化するためには
LCT分類を理解し、適材適所を行うこと。

あとがき

私は自分自身をLCT分析することで、
いくつか効果的な結果が得られました。

何故上手くいかないのかと悩んでいたことに対しては
"そもそも向いていないから仕方ない"と諦めることができ
気持ちが楽になりましたし、

向いていない分類で頑張ろうと思っていることは
人より努力をしなければいけないことも再認識しました。

また自分に向いているであろう職業では
少しの努力で他より秀でることができるので
ビジネスチャンスを捉えやすくなりました。

拙い文章ではありますが
少しでも皆さんの為になれば嬉しいです。

ありがとうございました(・∀・)