お菓子作りは楽しいな


小学生の時、少ないお小遣いからお菓子作りの本を買って何度も読んでいた。
家にオーブンが無かったし、買ってもらえなかったので、クレープとかゼリーしか作れなかったけど
それでも楽しかった。。。

その後、すっかり忘れていて、初めてオーブンを買ったのは、就職して数年たって実家に戻って来た時だったと思う。本を読んでケーキを焼いたりして、型を集めたり。

子供が食物アレルギーで、卵と牛乳を食事に使えなくて、研究してた時は、お菓子作りの知識が役立った。どんなお菓子に卵と牛乳が使われているかある程度知ってたし。


まぁ今、子供のアレルギーが治ったかどうかはわからないけど、お医者さんに聞いたら、食べても大丈夫だってことだったので、お医者さんにもよるけど・・・・。
食べてもショック起こさないのは良かった良かった。

私が子供の頃、母がオーブン買ってくれなかったり、私がお菓子作りするのに積極的に応援してくれなかったのは悲しかったけど、はぁ。仕方ないよな。

どんなにプレゼンしても、母親がダメなものはダメっていう謎の諦めに支配されていた私………。
なんだったんだありゃぁ。

「オーブンで可愛いお菓子を焼きたい」

それは小学生の頃の私の夢だった。


時間が経ちすぎて夢だったことすら忘れていたけど、子供が中学生になって思い出したから、ちまちまやっている。
菓子パンも焼くし、ケーキも焼く。和菓子も作る。


子供の頃に出来なかったことを、大人になってやっていることといえば、自分の服を選ぶこと・・・
これはなぁ。。。。
長くなるし、具合が悪くなってくるから考えないようにしてるwww

いまだになんとなく自信なかったりするし、ショップのお姉様に言いくるめられて要らんもの買ってしまったりしているww
でもお友達が褒めてくれたりするから、少しずつ自信ついてきた☆彡
クールだけど地味すぎないエレガントなものが好きらしい。自分は。

百貨店にある系のブランドの服も多少買ってて超お気に入りなのだが、妹には見せてない。
妹と会う時は、一番安くて地味な服を着ていく。
ありとあらゆる否定的なコメントを想定し、それを言われないような服装で行く。(^^; コメントされることすら恐ろしい。

元の家族に、自分の着たい服を着ているところを見られたくないのだった。

子供の頃の自分、すっごい傷ついてたんだと思う・・・
小学校から家に帰ると、着替えさせられてたんだけど、それがボロでwwww 
袖がほつれたりしてて嫌だったんで、違うカーディガンか何か来たんだけど、怒られてさ。

家の中ではボロを着なさいって怒られるわけよ。怒られたよ。
どうなのそれwwwww

で、一方、妹は、体育会系だからジャージなわけ。
ジャージは家の中でも着ても良いっていう母親の中ではそうだったんだと思うけど、何も言われないわけよ。。。。。安いジャージじゃなくてそれなりのやつね。羨ましかった。

ボロくて袖のほつれたトレーナーを着させられてる自分の惨めさ・・・・・・
今でも泣けてくる( ;∀;)
赤くてさ、89とか?なんか腹の真ん中に数字が書いてあった。はぁ。
懸賞に応募して当たったピンクのセーターが好きで毎日着てたら母親に文句言われたっけな。

子供は、それでも親が大好きで、自分が悪いんじゃないかと思う生き物なんだから、親は子供をかわいがらなくちゃいけないよな・・ ヾ(・ω・*)なでなで


「自分で選べること」が幸せの一つだと思っているけど、これもその一例で。
小学校に行ってる時とか、お稽古とか、それなりに、母の手作りの立派な?大人好みの?服を着せられていたけど、私は全然嬉しくも楽しくもなかった。

大学生の時はもう慣れて、自分の服の好みは死に絶えて意識に上らず、楽でいいじゃんと考えるようになってたけど。
母親がボケて、やっと!やっと!!!やっと自分で服を買うようになった。
買わねばならなくなった。困った。
怖かったけど、勉強して、なんとか、服を買えるようになった。

何が怖かったって、自分の服のコーデをバカにされること。うわ~自分、可哀そう~~。
だってほぼ毎日、「これ着たい」を否定されてたからね。否定されてた記憶しかない。なんだったんだあれは。

最初は、通販で地味で普通の定番もの。
自分がどんな服を着たいのか、それを思い出すのも時間がかかったし、でも、似合わないものもあったりww 大学新入生女子みたいに、流行りの服のコーデを調べて真似してみたりwww

イエベ春だとか骨格ストレート寄りで重心上気味のほうがいいとか、診断も楽しかったです。
求めよさらば与えられん。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?