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【魚】Le / ファイレクシア完全なる統一 新カード所感

書き出し


先日発売した《ファイレクシア完全なる統一》の新カードについてマーフォーク目線から考察していきます。

使う側カード

《青の太陽の黄昏》

X=5で打つことあんのかな

コンマジ系カード。
過去のリストを見ると《不忠の糸》が使われたりするリストもあったりするのでコンマジ系カードは一応確保してます。
ただ、マーフォーク握って2年経ちますがこの手のカードは《金粉のドレイク》以外使った事ないです(キッパリ
使い道があるとするとマリッドレイジや他のトークンクリーチャー、ドレッドノートデッキなどが流行る未来があれば輝く可能性もあるカードだと思います。
現環境だと正直使わないのでとりあえず買っとくか枠

《眩惑の妙薬》

絵が怖い

こちらも青でありがちなアンタップさせないエンチャント。
上の《青の太陽の黄昏》と同じ感覚で『以前似たようなカードが使われたのでとりあえず買うか』枠です。
今後マーフォークにカウンター乗せるようなカードがあって且つ、3マナ使ってでもアンタップさせないようにしたいクリーチャーが出たときに使うかもしれないよね。
まぁ、現環境だと使わないです。

《血清の罠》

とりあえず(ry

上2つと同じなので割愛します。
現環境では使わないし借り手や残響する真実で十分です。

《軽微なつまづき》

Φマナなら最強だったけど

マーフォーク的には注目の1枚。
下馬評は評価がパックリ分かれ「禁止級!ウィザーズは何も学ばな方のか!」「いや、そこまで強くないだろ」の2つで分かれてました。
個人的には後者に近くて「そこまで強くないけど使う可能性は大いにある」です。
実際に2月10日現在だと青黒シャドウで採用されたリストが5-0しています(横には噂の呪文踊りもいたけど)
マーフォーク目線だとこれを使って消したい相手は結構多くて主にデルバーデッキ相手ですが、デルバー、チャネラー、稲妻、邪悪な熱気、紅蓮破などクロック、除去、カウンターの3つ見れるのがメリット。
似たような役割の青霊破と比較すると、青霊破はデルバーを除去できない代わりに着地したチャネラーを破壊できる点、表現の反復を消せる点が青霊破に軍配が上がります。
ただ、軽微なつまづきは赤相手のサイドだけでなく、メインでも採用しやすい上にコンボ相手にも使う場面があり、丸いカードだと思います。
また、枠としてカニバりそうなのが虚空の杯で、虚空の杯は出た脅威に対しては無力なところは軽微なつまづきと同じですが、軽微なつまづきは1マナと軽い、構えておける。というのが一つメリットになります。

長くなりましたが結論、メタ次第では採用有りですし、試用するのは全然有りなモノだと思ってます。
なんなら青霊破と軽微なつまづきを両方採用するパターンもあるかと思います。個人的には虚空の杯が好みなので一旦は他の方に使用感を聞いてから使いたいと思ってます。

《金線の酒杯》

漸増爆弾くん・・・

漸増爆弾のほぼ上位互換()
伝説という点を除けば漸増爆弾より採用しやすいカード。
とは言え、上2つの能力しかほぼ使わず、下の能力は大抵インクの染みである可能性が高いです。
過去のリスト漁ると、漸増爆弾や仕組まれた爆薬を8-castやデルバーなど用にサイドボードに採用された実績があるので好みによっては使いそう。
個人的には「デルバー相手に2T目2体出されたら諦める」スタンス取ってるのであんまり使った事ないです。
モダンだと水面院があるのでそれを使ってアンタップさせれば1Tに2つカウンターを貯める事ができるのでレガシーよりも活躍の機会は多そうです。しらんけど

《頂点の記録者》

イラスト結構好き。マジックらしいよね

レガシーだとなかなかありえないですけど、多色カードを使ったデッキが流行った場合にサイドで使う可能性あるな。と思ったので一応確保しようかな。くらいのレベルです。
無色のカードは青専用のカードと違って使われ始めると値上がりがひどいので一応ね。

使われる側カード

《シェオルドレッドの勅令》

最近黒の除去強くね?

黒の布告除去の新カード。
一番新しい布告除去だと突然の布告があったのですが、そちらと比べるとマーフォークとしてはシェオルドレッドの勅令が流行ってくれた方がありがたいです。突然の布告だと「刹那」持ちなのでスタックでカウンターやインスタントタイミングでのクリーチャー展開が出来ずに単騎で突っ立ってる真の名の宿敵を守る事が出来なかった為です。
シェオルドレッドの勅令は刹那が無い代わりにマリッドレイジトークンや各種プレインズウォーカーへの回答にもなるので突然の布告と採用は分かれる事が予想されます。
そもそも黒が・・・って話は一旦置いておきましょう。

《敬慕される腐敗僧》

能力の対象になるのはセーフ

今回のカードで一番面倒くさいと感じてるカード。
採用が想定されるのは勿論感染デッキ。
元々マーフォークは感染有利なデッキで、相手の苦手としているバウンスが魂の洞窟や霊気の薬瓶から飛んでくるのでなかなかパンプして10毒貯めるのが難しかったはずなんですが・・・
感染とのマッチは10毒にならないようにペテン師や先掛けを構えながらクロックを刻むゲームをしていたので敬慕される腐敗僧で別ルートから毒を貯めて来るプランを取られるとちょっと戦略を変えないといけない可能性があります。
元々除去も対して入っていないデッキだし、除去も四肢切断で修正による除去なのでジャイグロでパンプされて除去かわされるだけで無く四肢切断で1毒+ジャイグロで1毒の計2毒なので計算狂わされて負けるパターンありそうなのがネック。
感染流行るのかどうかもそうですがちょっと動向に注目してるカードです。はい。

《気まぐれな呪文踊り》

下馬評真っ二つ

下馬評真っ二つパート2
青のアルカニストや!!みたいな言われ方してましたけど大体そう言われるカードって弱い。って思っていたんですが、このカードに関しては「もしかして・・・」ってなってます。
マーフォーク目線だと2マナ2/1で飛んでないクリーチャーの方がありがたいです。
こいつの評価というよりは既存のカードとの比較になるのですが、デルバーデッキがどのカードと入れ替えるかによって有利不利が変わりそうです。

ただ、言うて2マナ2/1ですし、呪文踊りが準備完了するまでに目的の呪文とは別に2回唱えないとただの2/1なのでその間にまくられないくらいダメージ与えればいいのでは・・・・・?いやどうなんだろう。使われてみないと想像が付きづらいです。

あんまり強くない。みたいな書き方してますけど、これで稲妻コピーされたら台パン不可避です。
あと、虚空の杯ある状態でもコピーはできるのでそこは頭に入れないと不味いっす。

《機械の母、エリシュ・ノーン》

書いてある事強い

マーフォーク的には結構だるそう。
けど、入る想定のデッキは白単イニシアチブくらいなので、これが定着する頃にはトップ勝負になってそうな感じですよね。
イニシアチブクリーチャーキャストにスタックしてバウンスすればとりあえず誘発は1回なのでなんとかなりそうではある。ただ、タフネス7なので定着すると無理矢理島渡りで殴るかペテン師で寝かすくらいしかなさそう。
てか、打ち消せばいいのか。

《軽微なつまづき》

あれ?君さっきもいたよね?

使われる側、というか環境に定着するのかどうか。ってところがキモになる。
環境で結構見ることになるなら虚空の杯の方が強い気がするのでとりあえずは採用見送りになりそう。
特に採用してくるのは青黒シャドウとか感染みたいな赤が取れない青デッキだと思うのでそこも見るなら虚空の杯でなんとかなりそう。
てか、マーフォーク相手にはサイドアウトしてくると思うので実際見るのはメイン戦かな。

終わりに

今回結構環境に影響が出そうなカード多いので楽しみです。
最近はセファリッドブレックファーストばっかり握ってるのでたまにはマーフォーク握ってもいいかな~。
それじゃまた~


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