読むこと

先日、書くことについて書いてみたので、
その続きとして読むことについても書いてみようと思う。

昔から本を読むことが好きで、趣味の中に読書はあった。
だからといって常に読んでいるわけでもないし、比較的偏った読み方をしてしまうところもあると思う。飛ばし読み、ざっくり読みもざらにある。
昨年、一昨年は資格の勉強があったり仕事で忙しかったこともあり、読んだ小説を記録しているアプリを見ると年間5,6冊しか小説読んでいなかった。

それでも小・中・高校と図書館にかじりついていたし、たくさん借りて読まずに返すこともあったけど(その時から積読する癖はしっかりあったのかもしれない)、比較的本そのものや、紙に書かれた文字の並びが好きだった。タイトルに惹かれて手に取った本を手元に抱え込むことも好きだったし、ざっくり読む中で心に染み渡るような文章を見つけるとグッと痺れてしまう。その瞬間がたまらなく好きで、それを求めて本を読んでしまうのかもしれない。

誰も悪い人はいない、と思っていたい。
そのタイミングが悪かったり、相性が合わなかったり。だからしょうがないじゃないかと思ってしまうしそう思いたい自分がいる。
小説の中にはいろんな側面を持った人が登場し、自分に持ち合わせていなかった感情を教えてくれたり、自分に寄り添ってくれたりする。
伝えるってきっとそういうことなんだと思う。

読むという行為は自分の感情を引き出したり、語りかけてくれたり、何かのきっかけをくれたりする。
まだまだ読み足りていないけど、"何か"を求めて小説に限らずたくさん本を読みたい。

おすすめの本がある方は全力で私の積読に本を足しておいてください。いつか読みます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?