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55.真夜中のオカルトオカルト公務員

SNSでおすすめしている人がいたので、全巻一気に買ってみました。ちょうど半額キャンペーンをやっていたので。アニメか舞台化されていたらしいですが、存じ上げなかったのでちょっとドキドキ。いくら半額とはいえ5000円ほど一気に漫画に突き込んだから面白くあって欲しい。

東京23区全ての区役所に人知れず存在する“夜間地域交流課"。そこは“オカルト的事象"を解決する、特殊な課だった。そこに配属された社会人一年生の宮古新。新宿御苑で会った天狗に「安倍晴明だ」と言われ! ?

Amazonからあらすじ抜粋

妖怪、幽霊、神様などが起こす超自然的な現象を公務員が解決するお話。妖怪や神様相手に『安倍晴明の末裔』である主人公がオカルト事件を解決していくなんて、すごく中二病っぽいのに大人が読んでもいけるすごい傑作漫画でした。

安倍晴明の子孫が現代で妖怪退治!なんて使い古されたネタなのに17巻一気に読ませるのがすごい。
この漫画、アナザーというオカルト的存在が出てくる以外はものすごく地味なんだよね。主人公はアナザー(妖怪、精霊などの類)の声を聴くことが出来る唯一のキャラだけど、その能力で無双しているわけではない。事務が事務の仕事を誠実に行なって事件を解決していくのでとても良い。(そういう漫画にあまり耐性のない夫もハマって一気に読んでいたので男女問わず面白い作品)

難点は6巻ぐらいまでは絵が下手。それでやや集中できないことがあるんだけど、『天邪鬼編』からはしっかりと絵柄が安定してきて、ストーリのよさが引き立って素晴らしい。

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