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ファミ旅モニターツアー@上五島 ー(2)

今回は上五島モニターツアーの企画段階で感じた気持ちにフォーカスを当てて。
(次回はどうやってプランを組んでいったのか、どうやって事業者さんたちと出会っていったのかについても書きたいなぁ。自分へのメモ。笑)

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上五島にはとっても温かいcafeがある。

cafeの名前は「OYO」。

OYOでは美味しいコーヒーやケーキが食べられる。
可愛い子ども服や、手作りのアクセサリー・雑貨を買うこともできる。

OYOに初めて訪れたのは、上五島でモニターツアーを企画するため色々な場所を巡り、色々な人たちに話を聞こうと意気込んで来た日だった。
船で上五島に着いて、まずはじめにOYOへ向かった。
OYOには面白いママたちがいる。と知り合いの方に教えてもらっていた。

大変有り難いことに、知り合いの方が店内にいるスタッフの方々に話を繋いでくれていた。だけど初めての場所だし、初めて会う方々だし、ファミ旅という存在がまだ誰にも知られていないからこそちゃんと説明できるかなとか、怪しまれないかなとか、色んな考えが頭の中を巡り、駐車場に停めた車の中で自分の緊張が静まるのをしばらく待っていた。

店内に入るとそんな緊張をしていた時間がもったいなく感じるくらい、スタッフのみなさんがとても温かく迎え入れてくれた。
cafeには赤ちゃん、子ども連れがたくさん。地域の方や、地元マダムの方々もいた。OYOの居心地の良さに色んな世代の人達が集まってきているんだろうなぁと、そんな雰囲気を感じてほっと心が温かくなった。

その日OYOで働いていたのは、0歳児赤ちゃんがいる地元のママさんたちだった。もちろんその赤ちゃんたちも店内にいる。泣いたら、お客さんや地域の方々があやしてくれる。ここもすごくいいなぁと思った。

色んなママがいていいと思う。子どもとの時間が楽しくてずっと子どもと一緒にいたいママ。子どもとの時間も好きだけど人と関わることも好きだから外に出たいママ。ママがママらしくいることで心に余裕が生まれ、子どもへも優しく接することができると思う。地域の人たちにあやしてもらいながら育つ子どもたちには、その子の成長を楽しみにしてくれる大人が増える、困ったときに頼れる大人が増える。子育ての関係人口が増えるって温かいよなぁ、ってぼんやり思っていたことが、OYOではすごく自然な形でそれが起こっていた。

みんなで悩みを共有し、みんなで応援しあい、みんなで子育てをする。なんて温かな場所なんだろう。。。

「およ」とは、五島弁で「いいよ」「そうねぇ〜」という意味を持つ。
OYOの「O」は人の輪を大事にする場所でありたいという気持ちを表現しているそう。まさにこの思いがカタチになっている場所だった。

モニターツアー中にほっと一息ついてもらう場所として、上五島の人の温かさを感じてもらう場所として、「OYO」さんを旅程表の中に入れさせてもらった。


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