【DMGP2023-1st】青黒サガとか。【アドバンス】

まりこつです。はじめましての方ははじめまして。

DMGP2023-1stに両日参加してきたので、いろいろ書いてこうと思います。
オリジナル→執筆中。モチベ無いので闇に消えるかも。

1.前日談

そもそも、実はGP前の段階であんまりDMのモチベが無かったという話から始まります。
サガ環境にうんざりしていた…というよりかは、直前の殿堂発表(2023/1/1施行)で、《生命と大地と轟破の決断》がプレミアム殿堂入りしてしまって、「あのカードで遊ぶのマジで楽しかったんだけどな…」という気持ちだったり、「神アート殿堂するんだ…」みたいな気持ち、後単純にそれ以前からそこまで対人で紙をやることに意義を見出せなかったりしてたのが原因です。
サガ環境は個人的には嫌いじゃなかったです。デイヤーみたいに明らかな1強がある方がデッキ選択も構築も悩まなくて済むので。
そんな心持ちながら、せっかく近場だし、直近でDiscord繋がりの人が増えたので、会うきっかけになるかな…みたいな気持ちでGP申し込みしました。
アドバンスは二次で通りました。こんなモチベでごめ~~~んって感じです。

2.調整過程とか

当選したからには、ある程度まともなデッキを持ち込むのが筋と思っているので、当然調整はしようと思ってました。
が、ここで面白い話があります。前日談のところで、そこそこ知り合い増えた…みたいな話しましたが、基本的にそれらの人々は別に調整鯖を持ってたり、あと普段の熱量が違ったりするので、一緒に調整する…とはならないんですね。
さてどうするか、と思ってたら、なんか一次を通していたみつやどね(@mituya328dm)がそこに。別鯖での調整予定もないようで、成り行きで一緒に調整することになりました。
それからはまあ、一般的な調整フェーズ。対戦する頻度はそんな高くなかったですが、テキストベースでのやりとりはそれなりに行ってた気がします。
題名にもある通り、アドバンスでは今回サガをGPに持ち込みましたが、実はそれ以前に2度ほど使用候補デッキが変わってたりします。

候補1:4cマグナ

まず最初に、みつやどね(以下、やどね)との共通認識が、「サガミラー嫌じゃね?、んでサガに勝てるデッキにはしたくね?」でした。結局のところ先手後手のゲームになりがちで、それはGPという場で通すにはあまりに細い…というのが所感だったためです。
直近の最強位決定戦で注目を浴びていたということもありますが、もともとやどねがマグナオタクだったこともあり、かつ「サガにも、その他有象無象にも勝てるだろ」というところで候補に選んだわけです。
しかし、調整を始めると見えてきた事実があります。
それは、意外とサガに勝てないというところ。個人的には、納得しつつも衝撃寄りではありました。お清めとこしえのパッケージ持ってても勝てないだな…と。
それもそのはずで、お清めはルーター撃つだけで無効、とこしえも複数立てないと警官でOUTであり、かつお清めもとこしえもどちらかを毎ターン1枚以上使わないといけないのは、想像以上にハードルが高かった。
よく言われている「お清めペディア」のパッケージも、どこかのタイミングでとこしえくっつけられないと、サガの3Tチャージャーから4Tエマタイサガで超えられてしまうので、あんまり盤石ではないという…(無論、これらを鑑みてもサガに不利というわけではないと思いましたが、思ってるより勝てないことに対するインパクトが強かったイメージです)
そんなこんなで、「サガに勝てる」の条件が怪しくなったため、ボツになりました。

候補2:モルトNEXT

次に目を付けたのがモルネク。「サガに勝てる」という条件だけ見ると怪しい部分がありましたが、「それ以外には勝てる」については文句無しに満たしていた、ということ。2-5助けてモルトで大体を粉砕できる他、《インフェル星樹》によって膨大なリソースを稼げるため、ゲームレンジを広くとることができるというのは魅力的です。
感触も悪くなく、また一般的な《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》《禁断竜王 Vol-Val-8》を採用した型ではなく、それらの枠の代わりに《「鎮魂」の頂 ベートーベン・ソレムニス》《爆流忍法 不死鳥の術》を採用することにより、5コス帯の上振れムーブを強化しつつ、ソレムニスによりミラーやサガに対してのロックダウンを狙っています。

結局没になった最終構築。普通に強いと今でも思ってます、CS出るならこっちかも。

しかし、このデッキを試すために重い腰を上げて出た(実に2年以上振りの)CSで、事件は起こります

本命:青黒サガループ

起きた事件というのが、「サガループ強すぎ事件」。
やどねとは、行動範囲も被っているので、同じCSに出て逐次情報共有などしていたのですが、使用デッキは分けてました。
具体的にはやどねには「青黒サガ」を持ち込んでもらいました。これは前日に話し合った結果で、「サガを試す俺」と「青黒サガを試すやどね」の2部制にしよう、と。
そんなこんなでCSに参加し、私は初戦でプレミをカマしながらも4-2、しかしオポ落ちに終わったのですが、青黒サガを持ち込んでいたやどねが予選全勝、その後本戦で3位という結果に。
これを見た私たちは、「いやこれ、やっぱサガでいいだろ」ということになりました。情報追ってるだけでもこの結論に至ったかもわかりませんが、肌感で感じました、サガは強い、と。
翌週のCSには2名でサガを持ち込み、やどねは3-3で死亡しながらも私は5-1で本戦上がり(なお、その後一没)という結果になったので、まあ十分勝てるデッキであることは証明されました。やっぱりサガしか勝たん。
その後細かい調整をしたりしなかったりしましたが、結論としてはブレることはなかったです。

3.デッキリスト・解説

デッキリスト。実物と一緒にしてます。

持ち込んだ青黒サガです。基本部分は従来のサガループと同じなので省略、一部目立つ採用・不採用カードについて個別解説します。

《滅亡の起源 零無》《零龍》

アドバンスの青黒サガを考える上で、一番採用が分かれるところだと思います。
しかし、これに関しては割と最初から「採用」の方針でブレませんでした。
というのも、このカードの強みは、『「サガ→イザナギ→ブルース」のプランに、≪復活の儀≫を差し込んで2枚余計に見れる』というところにあると考えており、墓地があらゆる場面で重要なこのデッキでは、≪復活の儀≫を起動できる時点で、零龍での相手1ドローのデメリットを消す以上の働きをしていると考えました。
そのうえで≪破壊の儀≫や≪墓地の儀≫によるさらなる補助が期待でき、また「零龍卍誕」によるサブプランなど、幅広く使うことのできるこのカードは、最初から最後まで採用されたままでした。

《龍頭星雲人/零誕祭》 4枚

《一なる部隊 イワシン》が殿堂してから、サブプランとして成立しにくい雲人については、採用自体が減少しているイメージにありました。
しかし、このカードの強さは「呪文面の≪零誕祭≫にある」と考えています。あらゆるクリーチャーの除去に使える他、自分の《「敬虔なる警官」》を割って破壊の儀を2カウント進めつつ墓地2枚にするなど、意外と幅広いなあというところです。
そのうえで、従来の雲人の採用目的でもあった、墓地を溜めて召喚することによるサブプランも当然狙えるため、抜くという選択肢はなかったです。

《終断γ ドルブロ/ボーンおどり・チャージャー》 2枚

《コダマダンス・チャージャー》と比較の枠になると思います。コダマダンスと比較したときに、あちらは「盾落ちケア&ループ時に山札調整がしやすい」というメリットがありますが、こちらは「墓地が2枚肥える&赤単アポロに対するウケに成り得る」というメリットがあります。また、コダマダンスは呪文であるのに対し、このカードはツインパクトなので、《ブラッディ・タイフーン》をフル活用できるというのもあります。
コダマダンス型も含めて、サガを回していて、アドバンスにおいては「墓地2枚>ハンド1枚」のほうが価値が高い、あるいは対面していても「コダマダンスの場合、無理して墓地を消さなくて良い」というのが見えてきたため、コダマダンスではなくこちらを採用としました。
また、「青黒サガは受けが強いデッキ」であるという認識もこちらの採用を後押ししました。受けが必要な対面に対してコダマダンスを撃つことはあまりないように思いますが、それでもそのプレイが必要なタイミングは訪れ得るという判断です。
個人的には、イワシンが無くなった今の青黒サガはブラタイありきだとすら考えていたりもしました。(山を掘る力が強い方が良い)

《暗黒鎧 ザロスト》

一番の冒険枠かなと思ってます。
このカードを採用しているのは私だけで、やどねは警官の4枚目と合わせて《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》2枚にしています。
オブザを不採用としても良いという考えがあり(後述)、その枠にこのカードを突っ込んであげた形です。
イワシンと合わせて殿堂入りとなった彼ですが、殿堂入りしたカードは割とスーパーサブとして使えることが多いという考えが常にあり、このデッキにおけるザロストはまさしくそれでした。
墓地肥やし札で墓地に落としたとき、次のターンに「盾1枚+≪復活の儀≫による追加2枚=計3枚」を肥やすことができるので、次のターンのサガループに大きく貢献します。特に、《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》が2ターン目初動になってこれが落ちた時の効果は高いかなと。
イワシンが殿堂してから山を掘りにくくなった今、時間差があり手札交換にこそ使えないが、第二のイワシン的な役割を担えると考え、採用に至りました。実戦(CS、GP)でも感触は悪くなかったです。
地味に、とこしえに対して1ブーストできるのも好き。

《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》

私だけが採用していたザロストとは打って変わり、こちらはどちらかというとやどね発案。CSでのお試し時は採用しなかったものの、あったらワンチャン狙えたので採用価値があると思い、採用しました。
カードの強さについては言わずもがなだと思います。ミラーに対してはループを抑制し、他対面も適切に宣言すれば時間を貰えます。
《蒼狼の大王 イザナギテラス》を用いた見切り発車プラン(サガ→イザナギ→ブルース)の成りそこないの時に、ブルースの代わりにこちらを撃つことで、相手に強く警戒させながら動きを封じてターンを返せるので、かなり噛み合ってはいると思います。

《妖蟲闘竜サモハン》《電磁封魔ルチアーノ》の不採用

イワシン殿堂後、リペアとしてサモハン、ルチアーノのどちらかを1~2枚採用する構築がそこそこ目立っています。
が、今回は採用することをあまり検討しませんでした。話題に上がった瞬間に「いや嘘だろ」と意見が一致したのもありますが、私の中では主に2つ理由があります。
➀ デッキの動きに関与しないカードを入れたくない
見たままの理由です。言わずもがな、サモハン、ルチアーノは基本的にデッキの動きに関与しないのがあまりにも嫌でした。
イワシンは墓地肥やしの際に落ちれば手札の質を上げれるカードですが、サモハン、ルチアーノはそれがないです。
イワシンを失ったことによりかなりデッキの回転率が悪くなっているデッキなので、そんなカードを入れている余裕は無いと判断しました。
② イワシン無くても人は死ぬ
イザナギによる山調整をミスらなければ、イワシン絡めて即ExWinしなくても、DOOMにレッドゾーンX侵略して打点下げつつシャコ蘇生して、「2点通ってお願い~~~~」で通ればシャコのターン開始時効果で勝つことができます。
2点通らなさそうな対面にはVol8やら零龍やらで殴ったりすれば良いだけなので、やっぱりいらないと思いました。

4.GP当日・結果

そんなこんなで迎えたGP当日。
正直あんま~~りやる気がない状態からは抜け出せてなかったのもあり、眠くないしええか…という気持ちでクソ寝不足でGPに行くことに。
会場に着きましたが、特に面白いエピソードもなし。予選が始まります。

予選1回戦

対面:アナカラージウォッチ
後手、負け
いや、初戦からプレミ負けしないでください、という奴。
初戦からシャコが行方不明になってしまったので、Vol8プランで行かざるを得なかったんですが、Vol8になることに気づいた段階で山削るの止めりゃいいのに止めない雑魚がここに。イザナギ2回ぐらい絡めてたんで結構余裕持って残せたはず。
Exターン含めて山1枚になる調整にしてしまったので、1点でもズラされると敗北。しっかりズラされてちにました。

予選2回戦

対面:4cマグナ
後手、勝ち
対戦メモには「やや運勝ち」とあります。
相手が緑マナを引かなくて、とこしえもお清めもプレイできないまま、後4サガループが成立した形。盾落ちとかも無かったので、語ることは少ない試合です。

予選3回戦

対面:クローシスサガ
先手、負け
プレミ負けその2です。
サガミラーで先3サガループという最強をカマしたのにもかかわらず、ハンドにあったシャコを切り忘れた状態で山1にしてしまった雑魚。
Vol8も出ないので抗うことのできない死がそこに。別に寝不足の影響を感じてはないんですが、遠因ではありそうな負け方…

予選4回戦

対面:ハンデスサガ
先手、勝ち
先4サガループです、特に駆け引きとかもなかった。

予選5回戦

対面:5cの何か
後手、勝ち
相手が満足に動けてなさそうな中、後3サガループを決めたので、デッキタイプが完全に見えてない状態で終わりました。5cのカードがマナ埋めされたから5c何かと判別した記憶…

予選6回戦

対面:赤青アポロ
後手、負け
2敗卓まで落ちてきたらいつか引くと思ってた対面です。
無事先4アポロを被弾し、無念のノートリで散りました。

最終結果

3-3

5.敗北後

敗北したので、サブト回すか…とか思ってたんですが、微妙に本戦で時間撮られたせいで割と楽しみにしてたカオスシールドがフライト切れ、んでガンスリンガーに行くも初戦からクッソ不愛想な相手を引いて、なんか機嫌悪くなり…
対面で面識ある身内が勝ち残ってるとかも無かったし、欲しいサプライもなかったので素直に帰宅。変なプレミしまくったので萎えてたところもあります。

6.反省

自分はこのGPを機にDM半引退状態になるので、この記事を読んだどこかの誰かが糧にしてくれることを祈ります。

➀ GP前日は、寝ろ。

そりゃそうだ。
試合中は感じてなかったものの、やっぱり寝不足が遠因になってプレミしてるんだろうなあという気持ちです。仮に寝不足が原因じゃなくても、寝不足でGP行って良い理由にはならない。

これぐらいしか反省点なかったですね、アドバンスについては。調整結果も割と自信あったし、プレミで2本も落としてることを考えると完走ぐらいまではいけたんじゃないでしょうか。

以上です。良ければYoutubeTwitchのフォロー等お願いします。Twitterは割とヘラツイの垂れ流しなので見ないほうが良いかも。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?