サイコパス・ホイホイ
この記事は、私がnoteで書く初めての記事です。
これまでのブログ記事は、ホームページ「Change the Life」をご覧ください。
ブログでも、Facebookでも、Twitterでも、私は特に自分を飾ることなく見せているつもりですが、どうせnoteを始めるなら、私のダークサイドや本音の本音の核心部分まで書いてみよう、と思い立ちました。
私、「サイコパス・ホイホイ」なんです。
サイコパスを身の周りに集めちゃう能力があるようです。笑
笑と最後に書きましたが、これに気付いたときはショックで呆然としましたね…。もはや泣き笑いです。
サイコパスとは一体、何か?
サイコパスって知ってますか?
日本ではまだ認知度がそれほど高くない概念でしょうか。
私の尊敬する脳科学者・中野信子先生の著書「サイコパス」から一部引用すると、
・外見や語りが過剰に魅力的で、ナルシスティックである。
・恐怖や不安、緊張を感じにくく、大舞台でも堂々として見える。
・多くの人が倫理的な理由でためらいを感じたり危険に思ってやらなかったりすることも平然と行うため、挑戦的で勇気があるように見える。
・常習的にウソをつき、話を盛る。自分をよく見せようと、主張をコロコロと変える。
・人当たりはよいが、他者に対する共感性そのものが低い。
などの特徴があります。
どうやら、脳の仕組みそのものから、サイコパスは、サイコパスじゃない人と違うようですね。まとめると、
「平気でウソをつけるし、罪悪感がない。
恐怖を感じにくくて、熱い共感をもたない。
でも、相手の目から感情を読み取るのが得意なので、
他人を操るのが上手」
な種類の人です。
そして、どうやら人口の1%くらいは、サイコパスがいるようですよ。
有名どころでは、織田信長やスティーブ・ジョブズがサイコパスだったんじゃないかと言われています。
私のサイコパスとの出会い&遍歴
それで、私の話に戻るんですが、私が過去に深く付き合った人で、このサイコパスにぴったり該当する人がいるんです。
ぶっちゃけ、大昔の元彼です。笑
私がこの「サイコパス」って概念を知ったのは5年くらい前なのですが、そのとき初めて
「あの人はこれだったんだーーー!!」
鳥肌が立ちましたね。
そうか…
あんなに「理解できない、理解してもらえない」って思って孤独感を深めたのは、彼がサイコパスだったからなんだ…
と合点がいきました。
自分のせいじゃなかったんだ!!
と救われた思いでした。
まあ、でも、別れてから十何年も会ってませんし、その後なんの被害もこうむってなかったので、サイコパスなんてことは忘れてたんです。
そしたら近年、テレビでもやたらにサイコパスが取り上げられるようになり、昨年は中野先生が「サイコパス」を上梓。
それでも、(元彼のことがあったにせよ)特にサイコパスに関心を寄せることなく過ごしてたんですが…
この3年で新たに出会った人々のうち、私に強烈な印象を残した人が何人かいまして、うち2人、「どうしても分からない人」がいたんですね。
なんでそんなに攻撃的なのか?
なんでそんなに恥ずかしげもなく、堂々と自己表現ができるのか?
なんでそんなに「恐れ」を軽々と越えていけるのか?
しかも、やたらと仕事ができて魅力的。私へのダメ出しも強烈。
彼らのように「恐れ」を越えていけない自分は、自己表現できない自分は、まだまだチキンで劣っているのか…と、かなりマジで自己を責めました。
いやいやいや…何のことはない。
彼らと私は、そもそもが違う人種でした。
サイコパスの餌食になる要素をすべて備えていた私
彼らが真性のサイコパスだと気づいたとき(ある瞬間、いきなり気づいたのです)慌てて中野先生の「サイコパス」を買って読破。笑
そこで知った、衝撃的な事実。
「人の役に立ちたい奉仕的なマインド、良心を持つ人は、サイコパスの格好の餌食」
もう、めまいを起こすかと思いましたね。
どうやら私は「役に立つ獲物」だったようです。
彼らは私を支配して、従順な崇拝者になって欲しかったのですね。
彼らは勇気があるんじゃなくて、恐れがないのでした。
彼らが攻撃的なのは、罪悪感がないせいでした。
私が劣ってるわけでも、チキンなわけでもなかった!
自己肯定感の回復、ハンパない。笑
そして、色んなことが腑に落ち、サイコパスを感覚的に(もはや野生の嗅覚みたいなもの)識別できるようになると、いるわいるわ、私のまわりにワラワラと。
ああ。
私は真性の「サイコパス・ホイホイ」だったのだな、と思い知りました。
サイコパスを嗅ぎ分けて判定することができる今の私は、サイコパスと共存共栄する方向でシフトチェンジしました。
自分と違う人種だという理解のうえで彼らを眺めると、すごく刺激的ですし、彼らの言動はビジネスを成功させるうえでとても参考になります。
マインドコントロールや、下手すると洗脳レベルのことを、いとも簡単にやってのけますからね。
大切なのは、適切な距離感と戦略。
これからは、うまくつきあっていきます。
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