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「稚内タツナラシ山ウィンドファーム(仮称) 計画段階配慮書」に対する意見書

北海道・東北は自然豊かで空気も水も大地も美しく
綺麗な環境に恵まれています。
そこで育つ作物や海産物が豊富な土地に
今大規模開発が行われています。
稚内の地域の1/3近くが風力発電の
事業所用地となっています。(参考 上記図 斜線は各風力発電事業用地)
https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kankyo/energy/huryokugenjo.html

これは北海道ブランドが少しづつ崩れ
やがて回復不能なレベルとなる前兆に見えます。
今考えるのは見合った事をしようとしているかどうか。
とどまり軌道修正する必要はないか。
利得以上の将来の負担を残すことにならないかということです。

今回の配慮書では鳥類のバードストライクのリスクが
多く取り上げられていますが偏った視点があると思いました。

3-1-32
 オオワシとオジロワシの飛行ルートになっています。
 他の風力発電所でバードストライクの被害が報告されています。
 具体的な対応策を実施する予定を配慮してください。
 
3-1-43
 注意喚起レベルA-3です。
 開発に不適応な場所ですが20年後の現況復帰の
 プランを提示してください。今廃棄になる
 風車の撤去費用が1基2億円だと将来4Mのもので
 5億円以上かかると予測されますが
 必ず積立お願いします。
 
3-1-60
 重要湿地の水源地にオイル漏れに対するリスクを
 どう回避できますか?
 火災と風水害時のオイル漏れをどう対策しますか。
 災害時は複数基同時に破損が起こりますが
 具体的にどう対応できるのでしょうか。

 70page以降の表4.4-1において
 「今後実施する事項」に「必要な検討を実施する」が抽象的です。
 具体的な実施可能な案とその効果を定量的に示してください。
 
 評価の結果がコピペで皆同じですが
 個々対応の方針は異なると思います。


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