見出し画像

擬似閉経による強制更年期障害に教えてもらってること

子宮筋腫の経過観察をコロナ禍で怠ってしまった結果↓
https://note.com/mariko_yamamoto/n/n6c3448d182f8

2023年11月20日から擬似閉経を起こすレルミナの服用開始。
今日で2ヶ月と1週間ちょっと。
飲み始めてから3ヶ月目までの調子はこれまでの記事にも書いてきましたが、ちょっと振り返ってみます。

  • 飲み始め3日後
    火照りのような症状。

  • 1週間後〜
    38度超えの発熱が5日続く。
    発熱と体の痛みのみで、風邪の症状とは少し違う。

  • 1ヶ月目にかけて
    火照り、ホットフラッシュ、だるさ、焦燥感、不安感。
    夜は寝汗で着替えなくてはならない状態。
    ホットフラッシュで起きてしまうのか、中途覚醒が辛くて、その影響で朝起きるのも辛い悪循環。

  • 1ヶ月飲み終えてからの診察
    更年期障害の症状が辛いので、漢方が欲しい、と医師に伝えて「桂枝茯苓丸」を処方してもらう。ちゃんと伝えないとダメなんだと思った。

  • 1ヶ月半前後
    このあたりが一番辛かった。
    ホットフラッシュと火照りは治る時間がほとんどなく、ずーっと続く。
    頭痛、肩こり、首こり、だるさ、焦燥感、不安感、中途覚醒による寝不足。
    頭を使って集中する仕事が長時間できず、ぼーっとしてしまって、これから仕事が続けられるのか不安がマックス。
    このあたりで日常生活で、どのタイミングで症状が強くなるのかなどが少しずつわかってくるようにもなる。

  • 2ヶ月のみきり少し前
    この期間1週間に1度のペースで、愉気と呼ばれる整体の施術を友人にやってもらっていた。1ヶ月目後半、完全に心身が疲弊して、笑うこともできなくなっていた日に施術を受けたらとても良くなった。
    この日にピカーンと天から降りてきた感覚が、今の状態の自分との付き合い方。薬の副作用による不調をデフォルトにするのではなくて、副作用があっても元気になれる状態をデフォルトにする、ということを意識しようと強く思う。

  • 2ヶ月飲みきり〜3ヶ月目スタート
    初期の頃のようなずっと汗をかいている減った。
    夜中の中途覚醒の回数が減少。
    焦燥感や不安感も減ってきている。
    体のだるさや重さ、節々の痛みは日によって強弱あり。
    白髪が増加。
    ただし無理をする、ストレスがかかる、仕事やその他でやらなければならないという思いに囚われるなどがあると、症状が悪化する。

この2ヶ月半くらいは、振り返るとややハードな状況でしたが乗り切りました。ネットや本などの情報も役立ちましたが、手術や更年期障害の経験者との雑談に勇気づけられることが多かったです。

この期間、辛かった分だけ、これをいったいどうしたらいいのか?と考えてもきました。

このnotoを書くことも、症状改善のための対策。
その他やったこと
・友人の週1の愉気
・食事の改善(朝食に納豆、シャケなど和食中心、大豆製品を摂る)
・エクオール検査
・周囲に今の状態を伝える
・簡単な運動
・仕事の見直し
・自分の体調の観察
・歩く時間を増やす
・疲れたら休む
・夜はなるべく仕事をしない
・自分の好きなことをやってみる(好きなことを再確認)
・コーヒーを飲み過ぎない
・禁酒(数回飲んだら立ち直りが遅かった)
・自分の「思い込み」を確認

日常的に体調に気を配ることを中心に過ごしていました。
その中で強制更年期で気がついたこと。
これから年齢を重ねていくことで、できることできないこと。
自分の好きなこととそうでないことが、体の反応でわかる。
健康の優先順位を上げることの本当の意味。

更年期の「更」は更新の更と言っている人もいますが、まさにそういう時期なんだと実感しています。

例えるとパソコンのOSをアップデート中で、OSに合うソフトを入れ替えないと誤作動を起こすし使えない。ここで一旦立ち止まって、ひとつずつ精査して快適な環境を作っていくタイミング。パソコンを買い替えられたらいいんだけど、残念ながら人間の体はこのままなので、この体を今後どう使っていくのか。

老いを感じて、それをどう捉えるか。
これから初老に向けてどんな人生を送るのか。
普段はぼんやり考えることだと思いますが、こうして向き合って考える時間はありがたいことかなと思ったりしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?