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入院の日

入院の日。
YouTubeなどで、開腹手術をする場合の入院のもちものや、手術後の入院生活についてを学んで準備は万端!

大部屋ながらも空間が広く、使い勝手がいい収納や冷蔵庫が完備

手術前日に入院し早速自分のベッドまわりを整える。
大部屋の窓側。
ラッキーなことに入院日は4人部屋で私ひとり。

S字フックは絶対おすすめの持ちもの

開腹すると、術後数日間は起き上がったり寝返りもきついらしい。
手術のセンパイたちは、S字フックで手の届くところにすべてぶら下げておくことをおすすめしてくれたので実践。

個人的には無印良品でみつけたミシンめ入り結束テープが活躍。
延長コードをくっつけたり、ケーブルを束ねたり。

ところが、、これは手術直前にすべて撤去しました。

私の病院では術後はHCUという救急対応できる部屋で1日過ごし、そこから病室に戻ってくる。そのときおそらく起き上がれないから、このベッドを持っていって運んでくるんだそう。
(実際には私は硬膜外麻酔がよく効いて痛みが少なく、起き上がって車椅子で移動できたので、結果的にはつけたままでもよかった)

入院に持っていった本。自分の気分がどうなるかわからずバラバラのジャンル。

入院中はとにかく暇である、との先輩たちの声。
これを機会にのんびり読書でもと、重いけど本を数冊持っていった。

難しい本は、手術前、まだお腹も切っていなくてある意味元気、でも手術が不安、というときに読むのがよかった。社会の構造なんて小難しいことを読んでいると、不安がふわっと消える。

術後すぐは、活字はちょっとしんどくて、Amazonプライムで映画を観ていた。フリーWiFiがあったのでとても便利。

少し落ちいついたら「夏への扉」が面白かった。
最近は古典SF小説を一気に読む時間なんて作ることもしなかった。
すごく贅沢な時間。

窓のそとの桜の木には、いろんな鳥が蜜を吸いにきていた。

手術前日、当日の午前中は、緊張しながらも思ったより落ち着いて過ごせた。窓の外は桜並木が見えて、花はほとんど散ったものの、鳥たちが入れ替わり立ち替わりやってきて楽しかった。
こんな時間も日常ではあまりない。

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