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元気になるためにしている3つのこと

人生後半になってくると、明日への希望が見つけにくくなる。
少し前までは、鏡の前にたっても、「お、今日は肌の調子いいんじゃない?」と思うことがあったり、体脂肪計にのって「あら、体脂肪率減ってるじゃん、ちゃんと歩いているせいかな」等、ちょっとした喜びがあって、「さ、明日もがんばろう!」となったのだった。
もちろん、昨年母が亡くなり、「母に心地よくいてもらうこと、母を喜ばせる」という生きがいや目的がなくなったことが一番大きいのかもしれない。期間限定のちょっと高価なジャムや、出張の時に買った現地の美味しいもの、大好きだった鍋焼きうどん等、「美味しい!また長生きしそう!」と言ってくれたら、それだけで、今度は何を用意しよう?!」とわくわくしたものだった。
もっと、昔、子供がまだ小さかった頃は、仕事と子育てで毎日が必死で、希望についてしみじみ考えている暇もなかった。

そして今。母はいなくなり、子供は独立し、家に配偶者はいるけれど、考え方がちょっと違う。毎日、身体や顔の筋肉は重力に従って下がっていくし、組織とのつながりも希薄になっていく。自分に期待されていることが少なくなっていくことを感じる。これは仕方ないことだし、そういう時期だということで、むしろ、「こんなはずではない」と勘違いする方が、私にとって恥ずかしい。

そんな中でも、自分のエコシステムを回さなければならない。私はフリーランスなので、元気がないと仕事にならないことが多い。サラリーマンのような有給もなければ、「仕事してるフリだけして誰かに乗っかる」こともないので。

私がやっている自家発電のための3つのこと

1.小さなマイルストンをつくる

2.ルーティーンとすぐできそうなアクション

3.毎日、何かを捨てる

1.小さなマイルストン
私は2年先の期限とその間をきざむ小さなマイルストンを置くことにしている。それは、仕事的なことだけでなく、行きたかった場所にいく、やりたかったことをする、等、どちらかというと自分にご褒美的なこと。たとえば、4月に断食にいって身体が再生された感じがしてとても気もちよかったので12月にまた予約をとった。(数カ月先まで予約いっぱいなのだ)パワースポットである和歌山にも10月に行くことにしているし、急に見たくなった昔の大阪万博の「太陽の塔」にも、近いうちに会いにいこうと思う。
小さな目標があると、そこまでは頑張れるし、計画があるとメリハリができる。
また、ご褒美といいながら、前向きなアクションであることは共通している。

2.ルーティーンとすぐできそうなアクション
人生も仕事も修行のようなところがある。私自身は繰り返しが苦手だが、繰り返しでリズムを作ることも大事なのだ。いまの私は朝のルーティーンは、なんといっても、母にお花と好きだった珈琲と毎日飲んでいた冷たいお水をそなえて挨拶をちゃんとすること。それからお天気がよかったら、がんがん洗濯をする。朝の散歩をルーティーンにしたいのだが、なかなかできていない。継続が大事なのだ。リズムができる。
すぐできそうなアクションは、たとえば靴みがき。アイロンかけ。花に水をやる。耳だけ参加でよいウエビナーの参加、等。小さなアクションが、次のアクションへの原動力となる。
毎週配信しているYouTubeも、あくまで自主的なのだが、1週間のリズムを作ってくれて、私の背中を押してくれている。
*お仕事学 基礎編

3.毎日、何かを捨てる
冷蔵庫や戸棚の奥にある賞味期限がきれた食品、着なくなった服、等、毎日の「いつか整理しなくてはならないもの」を目がついたら、捨てる。そして、「毎日何かを捨てる」目標を「達成」する。
少し前に、チラシが入っていたこともあり、思い立って「服の買い取り」を申し込んでみた。すぐに返送手順が送られてきたので、それに従って、えいっとかなりの服を送った。結局、「今なら〇〇%上乗せ」のチラシを使うことを忘れ、たいしたお金にはならなかったのだが、どうしようか迷っていた服を何点も捨てることができ、クローゼットとタンスが少し風通しがよくなった。
そう、密だと、何がどこにあるかわからないし、持っていることも忘れてしまう。これは、持っていないのと同じことだ。また、何回も同じものを買っていたりする。全くの無駄。
要らないものは即捨てることで、新しいことも吸収できるというもの。
大掃除するぞ!とがんばると、大そうなことになるので、毎日とにかく何かを捨てることを続けている。

少し前に、俳優夫婦の2世の個性派俳優が言ってた母の言葉が印象的だったのだが、母の言葉:「待つことに慣れないといけない」
俳優だから、役に抜擢されないと活躍できない。もちろんオーディションもあるけど、受かるのは一握り。これも、「スターになる」「抜擢される」「人気がでる」「期待される」ことを「忘れて」、待つことに慣れるということなのかな、と思った。

捨てる話でしなくなったこと関連でいえば、毎月のカット代、これまで行ってた青山の美容室を辞めた。近所で安くて速くて上手なところを見つけて、コストを70%カットした(これはすごい)毎朝フルーツを何種類が食べるのだが、安いものを買う、というよりも、2種類しか食べない、ことにした。

そういえば、脳の活性化には、以下が大事なのだそう。
<脳の潜在能力> 
1.すぐできそうな小さな目標設定
2.左脳で考え、右脳で行動するというバランス

いろいろなことがあるけれど、自分で自分を応援しつつ、なんとか生きていく。


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