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ニューイヤーコンサート

ほぼ、初めて?(記憶ない)のニューイヤーコンサート。
これまでは1月2日が仕事始めだったので、2日にどこかに出かけるというのは不可能でしたが、今年は普通の人のように新年のお祝い気分を味わいたく、サントリーホールのニューイヤーコンサートへ行ってみたのです。
コロナ禍でこちらのニューイヤーコンサートも3年ぶりとのこと。
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の指揮者・O.ルードナー氏も3年ぶりにコンサートができて幸せだと仰っていました。

ニューイヤーコンサートなので、ヨハン・シュトラウス二世のウィンナワルツや、レハール、カールマンのオペレッタからの抜粋曲が中心のプログラム構成。曲によってはダンスも入りました。

「こうもり」序曲、春の声、皇帝円舞曲、美しく青きドナウ、、、アマチュアオーケストラでヴァイオリン奏者として活動していたこともある私にとっては、懐かし曲ばかり。あのワルツの3拍子、だいぶ絞られて練習した記憶があります。久しぶりに聞いて、新年にふさわしい曲だなとあらためて思うと同時に、ウィーンに行きたくなりました(笑)。

オペレッタの歌曲では、レハールの「ほほえみの国」の曲が抜群によかったです。「ああ、恋をしたい」「私の心のすべては君のもの」
私たちの心にだれが恋を沈めたのか」の3曲ですが、プッチーニのオペラの耽美なメロディ(ベタなメロディというか)に通じるところもあり、やはり活動時期が同じな部分も影響してるんだろうなとも思いました。

プッチーニやレハールからミュージカルが誕生していく流れもあったはずで、どちらにしてもエンターテインメント色を強く感じました。
ソリストもなかなかよかったです。

アンコールも3曲あって、舞台も客席もおおいに盛り上がりました。

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2023年1月2日 キューピースペシャル
サントリーホール ニューイヤー・コンサート2023
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
ソプラノ:E.フレヒル
テノール:Ⅿ.モンタゼーリ
指揮:O.ルードナー

ヨハン・シュトラウスⅡ世:オペレッタ『こうもり』序曲
レハール:『ジュディッタ』より「友よ、人生は生きる価値がある」
ヨハン・シュトラウスⅡ世:ワルツ『春の声』作品410
レハール:オペレッタ『ジプシーの恋』より「ツィンバロンの響きを聞けば」
ヘルメスベルガーII世:『悪魔の踊り』
オッフェンバック:オペラ「ホフマン物語」より舟歌
カールマン:オペレッタ『マリッツァ伯爵家令嬢』より 二重唱「ハイと言って、私の大切な人」
ヨハン・シュトラウスⅡ世:『皇帝円舞曲』作品437
スッペ:オペレッタ『軽騎兵』序曲
レハール:オペレッタ『ほほえみの国』より「ああ、恋をしたい」
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・フランセーズ『小さな水車』作品57
レハール:オペレッタ『ほほえみの国』より「私の心のすべては君のもの」
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 ト短調
レハール:オペレッタ『ほほえみの国』より「私たちの心にだれが恋を沈めたのか」
ヨハン・シュトラウスⅡ世:ワルツ『美しく青きドナウ』作品314

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