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山岡有季さんについて
30代に入ってから考えること
30代に突入してから、時々ある衝動に駆られることがある。
同世代でなくても同じことを考えてる人がいたら、うれしいなーという気持ちで記事を書く。
「これからの人生、このままでいいのかな?」
周りの人が転職したり、夢を持って突き進んでいる姿を見ていて、焦燥感に駆られることがある。
「この道を進むのがベストと示してもらえたら忍耐強くその道を歩んでいくから、私にとっての天職を誰か教えてほしい」
仕事がうまくいかない時、自分の適職、人生のロードマップを誰かに描いてほしいと投げやりな気持ちになったりする。
「私の人生振り返って、私の特性や苦手なことを知った上で、これからの未来についてだれか一緒に考えてほしい」
私の内面に向き合いつつ、これからの人生や生き方についてアドバイスをしてくれるトータルアドバイザーさんがこの世にいないかなと非現実なことを考えて、"そんな人は存在しない"と、そこで思考は途切れる。
「話を聴いてもらうこと」
このことだけを求めているのかもしれない。
自分のことを一番大切にできるのは、私。
人に話すことで、自分の思考が整理できる。
話を聴いてもらうこと
整理できるまで、何度も何度も話を聴いてもらう必要があるから、家族や友人に相手をしてもらうのは気が引ける。
いくら親しい友人でも、私だったらできない・・・
近頃は「人の話を聴くこと」をビジネスとしている人を、最近ちらほらと見かける。
利用してみたいと申込寸前までいったこともあった。
でも相手は知らない人だから、勇気が出ない。時間をもらうのが申し訳ない気持ちと、お金を出してまで知らない人に話を聴いてもらって私の身になることがあるのかなという気持ちと。
生涯をかけて「やりたいこと」
そんなことをぼんやりと考えながら、なんとなく不安が渦巻く。
「やりたいことができたら、がんばりたい!」
そう思って生きてきたけど、34歳の今、まだ将来の夢は思い浮かばない。
でも、大事にしたい存在はできた。
夫と娘を心から愛しているし、ほんとうに大切にしていきたい。
「これが私の生きる意味なのかもしれない、きっとそう!」
と日々を過ごしていたときに、はっきりと友人に言われた。
「家族が大切なのは分かるけど、家族のために生きるのは違うと思う。まりちゃんだけの生まれてきた使命、やりたいことが絶対にあるはず。」
私自身よりも、私のことを強く信じてくれる人がいた。
私の大学時代からの友人、山岡有季さんだ。
友人・山岡有季さんについて
ここからは有季さんと呼ぶ。
有季さんとは大学時代に出会った。当時から気が合って、一緒に過ごしていて居心地のいい子だった。明るく振る舞うけれど、自分や人の気持ちに敏感な心根が優しい子という印象だった。
大学を卒業してからは連絡を取り合うだけの関係だったが、私が住む奈良県の奥地に共通の友人・あっちゃんが移り住んできたことをきっかけに、有季さんは上北山村を訪れた。
それからは年に数回、度々遊びにきてくれるようになった。
有季さんの旦那さんがキャンプ好きなこともあり、家族ぐるみでキャンプをしたりご飯を食べたり、楽しい時間をともに過ごしている。
有季さんは、もともとは福祉分野で働いていたが、職場では日々死に物狂いで働き、うまくいかないこともあり自己否定を繰り返していたそう。息苦しく感じていたころに、ハワイの考え方に出会った。
"カフナプリンシプル” (自然の法則、ハワイの生き方、ハワイの叡智)を知り「自分が自分を大切に扱い、愛すことの大切さ」に気付き、それからは、とても生きやすくなったのだそう。
そして、有季さんは京都市北区でサロンを開いた。
生きる喜びを分かち合えるような時間や居場所となるような場所をつくりたい、という想いで、体や心のケアをしてくれるサロン。
自分自身の心の奥にある気持ちに気付いたり、
一歩踏み出すきっかけにしてもらえたらという、
有季さんは、ほんとうに、ただただそれだけの想いでやっている。
ロミロミ(ハワイアンマッサージ)やマナカード(カードを用いたカウンセリング)を広めたい!インストラクターになって成功したい!というような想いが彼女を突き動かしているわけでは無くて、
人と「話」をする時間がただただ好きなのだそう。
「話」の内容というのは、その人の内側で抱えている悩み、人生の岐路の選択、やりたいことがあるけど一歩踏み出せない、現状維持でいいのかなーという漠然とした不安。
私がはじめてマナカードセッションを受けた感想
私みたいな遠方に住んでいる人とも、オンラインで60分のマナカードセッションをしてくれる。
60分で8,000円(現在の価格なので、変わることがあります)だった。
高い安いは、その人の感覚によると思うけれど、私にとっては安いと感じる。
この一回のマナセッションで、ものすごくスッキリした。
ひたすらに話を聴いてもらっていると、自然と「誰にも話したことないけど、こんなことしたかったんだ」と思考に浮かんだことをそのまま話したりして、そのことも否定せず受け入れてくれる有季さん。
「人生をかけるような大きな夢を無理に持たなくても、日常を生きる中で「自分が心地いいと感じること」を大事にしながら、小さなやってみたいことを小さく実現していったら良い。」
私は、ハワイの考え方など、あまり理解できていないけれど、
マナカードを引いてくれる度、驚くほど欲しい言葉をもらえた。
いろんなハワイの神様が、いろんな生き方をもとに、トンっと背中を押したり、ぎゅっとハグするような言葉をくれる。
「そのまま、今は動くときじゃない」という静のカードも出たりして、それが残念ではなく「あ、そうですよね」という安心感とともに肩をなでてもらったような感覚があって。
有季さんの想い
会話の中で、話し手が自分の中で引っかかっていた感情や「私ってこういうことがしたかったんだ!」とハッと気が付く瞬間。
その瞬間に立ち会えることが嬉しくて「そういう会話を永遠にしていたい」と有季さんは話す。
先入観なく、ただただ聴いてくれる時間。
自分の内面に対してそばで向き合ってくれる、ただそれだけの時間。
有季さんは大学時代の時から、自分や他人の内面に対して真摯に向き合ってくれる人だったなと、懐かしく思い出す。
ロミロミで、身体を通して、可能性を広げる、身体のスペースを広げる、エネルギーを大きくする。
そうして、身体からのアプローチでも、これから自分らしい一歩を踏み出すきっかけになったらと思ってるのだそう。
身体と心はつながってる、そういう感覚もとても大切にされている。
最後に
ここまで書いて、有季さんのサロンPRを頼まれたわけでは決してなくて。
多くの人を知らず知らずのうちに救ってくれているであろう、私のことも明るい場所へスイっと掬い上げてくれた有季さんのことを綴りたかっただけ。
もし、誰かに話を聴いてもらいたいと思うことがあれば、有季さんを訪ねてみてはどうだろうか。
私は、自分ごとのように他人の持っている可能性を信じてくれる有季さんのことが、ほんとうに大好きだ。
信じることの尊さを、そのことで救われ勇気づけられる人がいることを、有季さんに教えてもらった。
出会えて嬉しい!ありがとう!
◯山岡 有季(やまおか ゆき)さん
1990年生まれ、京都市在住。
現在、夫、息子、娘の4人家族。
2018年 【manawa】 サロンOPEN(京都市北区)
Instagram @manawa717
HP https://lit.link/manawa
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