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2023年総括

今年はキャリア面において大きな変化が2つあった。

本業編


1年半携わったグルメサービスの事業開発から少し離れて、横断的に複数のサービスを管轄する部署の戦略室に異動した。また振り出しに戻った。ようやく分析スキルも身に着けて、自分なりのアウトプットが出せるようになったと思いきやまた0スタート。自分がどういうポジションでどういう動きをしたらいいのか模索するところから始まった。

4月に異動してから激務ピークが2回訪れた。元々いた部署も決まった業務があるわけではなく、突発的にタスクが振ってくるので振り回されるのは慣れてたが、それにしても今年は次元が違った。スピード感がとにかく早い。

1回目のピークは6月に訪れた。自分がずっとやりたいと思ってた0→1に携われて、規模も大きくてワクワクしながらも、自分の思考の浅さに落胆し、もっと強くならなきゃと思わされた1カ月だった。詳細は以前まとめたこちらのnoteで。

一山乗り越えてから、次なるピークは11月だった。突如投資戦略の案件が振ってきた。これは自分がやるべき案件なのかと疑うくらい、見たこともないようなエクセルや聞いたこともない単語に直面し、さらに時間もない中で朝から晩までエクセルに食らいついていた。

「やったことない×時間がない」というのは私にとって最大のストレスで、胃も痛いし、夢にもエクセル出てくるし、体重も2kg減った。これをやり切った後には成長してるだろうなという気持ち2割をモチベになんとか乗り切った。

この案件を通してまだまだ自分は経験が足りなさすぎると感じた。ロジックを作って数字出すのに精一杯でそれがどのくらいの規模で、サービス全体や市場全体で見たらどのくらいインパクトを与える事業でっていうイメージまで沸かせるところまで追いつかない。数字がおかしくても違和感に気づけなかったり、数字だけじゃなく、これを提案資料に盛り込むとなった時に今度はストーリーが必要で、どういうストーリーであれば双方がWinWinの関係になれるのかとか、そもそもうちは何を目指してて相手はどういう目線で今のサービスを展開してるんだろうとかそういうの全部考えきれなかったなあと思う。

初めてのことだらけでシンプルにキャパがなかった、けどキャパがない自分が悔しかった。ただなんとか自走することはできて、自分ちゃんと案件進められてるじゃんっていう、一人前になってきたじゃんっていうのは一歩成長。

副業編


キャリアにおいて、私は一つだけ絶対通らなければいけない道が決まってる。それは家業を継ぐということ。実家が不動産業を営んでいることもあり、私がいずれ継がなければならない。代々継がれてきた会社を潰すも生かすも自分次第なんだなあと考えさせられた1年だった。

元々不動産業は全く興味なくて、むしろ実家に頼らず自分の軸を持ちたいという意思が強かったから、不動産に興味を持とうとも思わなかったし、もっと想像力を働かせられる仕事に就きたいと思ってたので今に至る。とはいえ、もう現実的にもそうはいかないらしく、兼業していかなければならない。日中は本業をして、合間に銀行や物件を回ったり、不動産業界は全然DX化が進んでないなあとイラつきながらもとにかく両立に努めた。

今年1年を通して痛感したのは家族で経営するもんじゃないなということ。自分の親をいつ退任させるか親戚総出で話し合わなければいけないし、実際にどのくらい貯金を持ってて役員報酬をいつまで払わなければいけないのかとか、だとすると若い世代に相応の給料が支払えないとか本当にシビアな話を顔を突き合わせる度しなければならない。(これはあくまで一部だが、韓国ドラマかよってくらい派閥争いがすごすぎてここには書けない(笑)

そんなカオスな状況に巻き込まれながらも、私はやっぱり自分の軸を大事にしたいし、不動産業もやるからには知識を身に着けたいとも思う。来年はもっと状況が変わってそうだけど、挑戦を楽しむことを忘れずにいきたい。

総評

今年のテーマは「解像度を上げる」だった。毎日のように解像度と言われ、解像度ってなんだよって思ってたが、今はようやく分かってきた気がする。なんとなくこっち路線いった方が良さそうという事象に対して、実行に移せるくらいまで具体化して落とし込むのが自分の仕事なんだなと。解像度を上げる作業をやっていくとどんどん、まだここが解像度低そうとかいう感覚が身についてきて、これは将来自分がサービスを立ち上げたいとなったときにめちゃくちゃ生きてきそうなスキルだなと感じた。

去年のテーマは「上司との視座のギャップを埋める」で、今年は「解像度を上げる」。なんだかんだ毎年やったことないことに直面して、乗り越えて、20代は毎年苦しいを更新できてる気がする。来年の意気込みとしては、広がってきた仕事の幅を取捨選択して発散すること。


おまけ

#1
26歳、第一次結婚ラッシュ。今まで一度も結婚式に行ったことがなかったのに、今年は2回も参加した。インスタを開けば結婚報告の投稿が流れてきて、そういう歳になったんだなあと感じた。冷静に20代って忙しすぎないか?社会に放たれて、キャリアの基盤も作らなければいけないし、とはいえ、女性なら出産とかのリミットが決まってて、なんで20代に全部詰まってて、もっとライフイベントを分散できなかったのかという苛立ちすらこみ上げてくる。早く30代になりたいな~~~

#2
Xで無名の人が晒上げられてるのを見て、自分もいつかデジタルタトゥーがつくようなことが起こるのだろうか、だとしたら何で晒されるんだろうとか考えることはあったが、それが今年になるとは思ってなかった。友達にバズってるよって言われて誰かの何かの投稿がバズってる話かと思ったら、開けば自分の顔が載っていて、あれはまじで震えたね。もうすでに投稿されてから12時間以上経っていて、よくあるバズツイート並みのいいねやリプがついていた。自分の記憶から消えてた出来事を晒されるって結構しんどい(笑)
会社でも知らない方からSlackが来たり、初めましての人にも控えめに「クラファンの人・・?」って聞かれたり、今までにない経験すぎて今年のハイライト。


最後までお読み頂きありがとうございました!こうして一つの記事を通して出会えたことを嬉しく思います。もっと読みたいと思っていただけたら嬉しいです!