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【広辞苑コラム】#76、海松房・水松房(みるぶさ)

枝が房になって生えた海松(みる)。髪そぎ・鬢そぎの儀に用いられた。[季]春

広辞苑第五版

海松、検索するととっても可愛らしい海藻でした。

これもだいぶためになる。みる貝とは違う。

定型句自由律句に限らず、言葉遊びというものは難儀なようで日本語を話す人には馴染みのある調子が多いです。

「見る目」と「みるめ」をかけたり
「松」と「待つ」をかけたり
そうして恋や愛を語って来ました。

かけ言葉は少し上級かもしれませんが、同音異義語は多数存在するので、楽しみの一つになるでしょう。

海藻で有名なのは他にも海苔、わかめ、昆布、あおさとかですかね。美味しいよね。
海松は「海の松」と書くくらい、確かに松の葉に似てますね。

松葉は伝統紋様、和柄のひとつで、松自体が縁起物ですし、夫婦円満の願いが込められているのでぜひ利用したいものです。

海松かわいい。良いものを見た。

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