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【広辞苑コラム】#62、砂時計・砂土圭

時計の一種。小孔(しょうこう)を通して一定量の砂を落下させることで、時間を測定する装置。普通、中央のくびれたガラス器に砂を入れて用いる。砂漏(さろう)。胸算用「台にーを仕(し)くはし」

広辞苑第五版
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世間胸算用についてはWikipediaをどうぞ

浮世草子!いいないいなー!
昔の年末決算って大変だったみたいだもんね。取り立てに。

私の知りうる限り、このタイプの時計は
砂時計・油時計がある気がする。昔お土産で油時計をもらって、油が一滴ずつおちるのを「いくらみたい!」と思って遊んでいた。青色のいくら見参。

「時計」と名前のつくものは他に
日時計(日光を利用する時間計)
腹時計(腹が減ったことを知らせる慣用句)
花時計(電気の時計が花で飾られている)
があるかなぁ。

潮の満ち引きではあまり時間は測れなさそう……。でも日時計とそんな変わらんからなアレ……。

砂時計、油時計が時間を測るには一番正確でしょうね。

さて、砂時計で測れるのはあくまで、時間ではなく「長さ」です。砂の量を増やせば長時間測れる。それだけの話です。

そのためよく使われるのはカップラーメンの出来上がりまでを測るとか、およそ5分程度の待ち時間を測るものです。

探してみると60分のもある。

ずっしりとしてますね。1時間が測れるなら執筆時間の計測にもいいですね。スマホのデジタル時計もいいですが、机にどっしりと、少しずつ砂が落ちているさまを見て、思わず見入っちゃいますね。(原稿をやれ)

没頭する、心落ち着く時間を、今の時代は頑張って作らないといけません。そのお供として優秀な助手になりそうです。

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