「立ち向かう努力、粘る努力」(大川隆法「心の指針」より)
いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。
私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。
今回は、心の指針「立ち向かう努力、粘る努力」をご紹介したいと思います!
大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心がじんわり温かくなる作品ばかりなんです。
皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。
それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。
「立ち向かう努力、粘る努力」
私はいつも、
努力には二種類あると思ってきた。
その一つが、
立ち向かう努力だ。
力士が土俵で、
精神を集中し、
相手をにらみつけ、
全力でぶつかっていく、
あの闘志だ。
まさしく、その一瞬の気迫、
形相には、
凄まじいものがある。
わずか三十秒ぐらいで砕け散っていく力。
ものすごい集中力と破壊力。
心を鬼にして真剣勝負を生きる姿。
これが立ち向かう努力だ。
しかし、その短時間の勝負も、
最後の一秒で決着がつく。
その最後の一秒を戦い抜く力こそ、
常日頃の精進である。
毎日、どれだけ稽古を積み重ねているか。
どの程度、健康面で節制につとめているか。
精神的な悩みを土俵に持ち込まないために、
いかなる心の修行を己れに課してきたか。
こうした粘る努力、
水面下の努力が、
勝負の最後の一秒の明闇を分けるのだ。
(大川隆法 「心の指針」92)
〈感想・気づき〉
努力に種類がある、ということは考えたことがなかったのですが、
「立ち向かう努力」と「粘る努力」があると伺って、なるほど!と一人で納得していました。笑
立ち向かう努力:ここ一番の勝負どころで、全ての集中力と気迫を集中させ、真剣勝負に挑む努力。
粘る努力:勝負の最後の一秒まで粘り抜くための、常日頃からの、水面下の精進の力。
たしかに、力としてはベクトルの異なる力なのかもしれないですよね!
私の場合、「粘る努力」の方が得意だな、という自覚があります。
常日頃から少しずつ精進を重ねて、実力を積み上げてから本番勝負に挑んだ方が、精神的にも自信を持って勝負に挑めるタイプだな、と思うからです。
ただ、一方で、「立ち向かう努力」に必要な、圧倒的な気迫、一瞬のうちに真剣勝負を挑む集中力はまだまだ弱いです。
「粘る努力」を積み重ねて、やっと少し自信を持って「立ち向かう努力」への力が出るかな、という感じです。
受験などでも、山カケで一発合格!というよりは、着実に積み重ねて絶対に合格する!という自信をつけてから試験に挑んだ方が、結果的に合格することが多かったです。
皆さんはどちらのタイプが自分に近いでしょうか?
それぞれ異なると思いますが、苦手な方な「努力」は意識して重ねるようにしつつ、得意な方の「努力」も大いに伸ばしていけるといいですね!
私も、勇気を持って新たなことにチャレンジしたり、勝負どころに参戦する気概を磨いていきたいと思います。
共に頑張ってまいりましょうね♪
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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