resting
自分のために何かをしようとするよりも、
誰かのために何かをしようとする時の方が、
強くいられるのはなぜなのだろうと思う。
もっとしっかりできる気がする。
絶対に最後までやり切れる気がする。
自分のためだけだと、ちょっとでも気が変わると、
やっぱりいいか、とやめてしまう。
だけどそこに、誰かのため、という気持ちが加わると、
面倒なことでもやろうという気が起こる。
一人で何かをするよりも、誰かと力を合わせた方が楽にできる。
誰かのことを思うことで、一人ではないから、面倒なことでもできるようになるのだろうか?
私はずっと自分のためだけにやってきたから、なんだかもう疲れてしまった。
もうこれ以上歩く力がないように感じることがある。
それでも、少しだけ辛抱していればまた力は湧いてくるさ、と自分に言い聞かせ、立ち上がる。
ねえ、あなたがそばにいたら、強くなれるかな。
それか、強くいなくてもいいかな?
少しだけ、よりかかってもいいかな?
ひとりだけで立っているのがちょっと辛い時なんかに。
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