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sweet memories

いい思い出なんてひとつもないんだ

楽しかった瞬間なんていっときもなかった

きみのこと忘れないよ、なんて歌ってる人がいる

そんなふうに思える出来事なんてひとつもない

わたしもそんなふうに言ってみたい

そんなふうに言える思い出があったらどんなにいいだろう

嫌な思い出ばかりだった

なにをしても認めてもらえない

どうやっても受け入れてもらえない

わたしはダメ

わたしじゃダメ

嫌われている

悪口を言われている

まるで邪魔者扱い

わたしなんていないほうがいい

気に入られるように振る舞わないといけない

なにかしないと気に入ってもらえない

いつも批判の目

いつも見られている

逐一干渉される

なにかにつけて評価を下される

昔のわたしのオンパレードだ

過去のわたしの集大成

こんな思いをすべて味わっていた

一日一日をこんな思いで生きていた

昔味わっていたすべての嫌なことが繰り返されていたんだ

わたしはもうそれらの感情は必要ないんだと見切りをつけた

認めてくれない人に認めてもらおうとする必要なんてない

受け入れてくれない人に受け入れてもらおうと必死になる必要なんてない

わたしを嫌う人に好かれようと自分を変える必要なんてない

わたしの悪口を陰で言う人に、悪口を言われないように媚びる必要なんてない

わたしを邪魔扱いする人に、仲良くしてもらおうと近くにいる必要なんてない

わたしがなにをしているかいちいち監視して干渉してくる人の目を恐れて引き篭もる必要なんてない

わたしのすること言うこと、なにかにつけていいか悪いか評価してくる人の気にいるように振る舞う必要なんてない

その人に気に入ってもらうために、好かれるために、受け入れてもらうために、認めてもらうために、

自分を偽って、変えて、我慢して、相手に合わせて、自分を抑える必要なんてない

そんな人に、受け入れてもらえなかったとしても、認めてもらえなかったとしても、好かれなかったとしても、

この世の終わりじゃない

そんな人に構っている時間はもったいない

自分を楽しくさせることに時間を使って

自分を認めてくれて、受け入れてくれて、好きになってくれる人のほうを向くんだ

嫌な気持ちにさせるような人は

いつまで経ってもいつまでも嫌な気持ちにさせる人

いつまでも変わらない

いつまで待っても絶対に変わらない

いつまで努力しよ続けうが、愛してくれることなんてない

その人が変わってくれるかもしれないなんていう期待は幻想

そろそろ自分を大事にして、他人のために生きるのをやめるんだ

自分のために生きるんだ

自分の好きなように

人の顔色を伺うのはやめて

人の顔色に怯えるのは終わりにして

どう思われるかなんてことばかり気にするのはやめて

自分自身をさらけ出していい

誰かと違っていてもいい

それが個性

自分自身が自分自身を否定していない限り、

誰かになにを言われても、どう思われても、だれかから嫌われたとしても、受け入れてもらえなかったとしても、

たいしたことじゃない

バイバイ、過去の傷ついていたわたし

バイバイ、わたしを傷つけた人たち

だけど本当は、その人たちはわたしを傷つけたんじゃない

わたしが、その人たちのしたことによって自分の心を傷つけてもいいという許可を下してた

その人たちのした行為や言葉を、わざわざ手を伸ばして掴んで、自分で自分の胸に刺していた

その人たちの行為や言葉によって傷ついてもいいよという、権力を与えていた

彼らにわたしを揺さぶるパワーを与えていた

わたしに足りなかったのは、自信

わたしはわたしのままでいてもいいのだという自信

それさえ取り戻せば、もう何も怖いものはない


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