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好きに生きたるねん

子どものころから、文章を書くのは好きでした。
文才があり、自分のことは最高だと、根拠のない自信がありました。

一緒に住むおばあちゃんのおでこの丸みや手のシワが好きで仕方がないことを詩にしたり、父親と母親について子どものくせに切なすぎる視点で作文を書いたり、国語の時間は積極的に意見を述べ、誰よりも読解力がある自分は天才だと思っていたのです。

でも気の強い私は、悪い評価を受けると悲しむどころか怒りを覚え(ただ拗ねてただけやけど)、誰にも理解されない(と思い込んでいただけの)苦しみから解放されるために、いつの間にか、謙遜という名を盾に自信を無くす術を身に着けていました。20代のことです。

ところが30代に入り、東日本大震災を経験すると、「なんやねん、いつ死ぬかわからんのに、なにちっちょうなっとんねん。結婚もせんと大阪離れて東京で一人生きてることに親は悲しんどるのに、せめて堂々と生きとかんと親不孝でしかないやん自分。与えられた子どものときの素直な感情、もっと吐き出さんかい!」と思うようになり、ポツリポツリと、自分の好きなことを素直に言うになりました。


そういうわけで、せっかくnoteのアカウントを持っているのだし、ちょっとここいらで楽しく活用させていただこうかと、本日からスタートいたします。

私は歌を歌います。好きな音楽家と曲を作ったり、友人と気ままなバンド活動もしています。ジャンルはそうだなー、一緒に作ったことのある人たちはR&B、アンビエント、HipHop、バンドは完全70年代スタンダードと様々だけれど、私自身から出てくるものはTripHopなんじゃないかと最近思っています。

次に絵を描くことも好きで、銀と白をテーマに独学で日本画を描いています。

そして世阿弥が好き。彼の言う「閑花風(かんくわふう)」の世界観が大好きで、音楽や絵にその世界観を表していきたいと思っています。

これからは、作品も少しずつUPしていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

まりか

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