2020年を目前に思うこと
#実録スナック
2019年は下半期にかけて緩やかにライフスタイルが変化していった年。
立ち上げから関わって4年ほど経つ、ドがつくほどの現場仕事を一つ手放し、自分が広告塔にもなるスナックの仕事を再開。〝選択と集中〟という言葉を使うならここだな、という具合に。
自分自身がオーナーシップを持って経営・運営をするスナックに軸足を寄せることにしました。再開に至るまで、そして至ってからも、まだまだ不完全で未熟な運営に焦ったり叱咤激励いただいたり、それら全てを自分の個人名で受け止めることはしんどい時もあるけれど、結論に急ぎすぎず自分自身が楽しめる速度でやっていく、といういい具合のギアの入れ方を覚えたのも2019年というタイミングでした。もしかしたら、ぶきっちょ過ぎだ私ですが器用になって来たのかもしれません。笑
思えば28歳から、毎年何かしらの挑戦の年でした。
フルタイム勤務で固定給の生活から無職になってみたり、無職からベンチャーにジョインして業務委託という立場を経験してみたり、結婚してパートナーを持ったり、少数精鋭のチームで死に物狂いで働いて新しい価値を作りあげたり、自分がプロモーションの柱になるクラウドファンディングに挑戦したり。
多動で流浪の民気質、新しい物好きな私にとって、ベンチャーマインドのある仕事は相性が良いし、何より狼煙をあげる・夜明け前感が刺激的でそんな感触の仕事を無意識でもきっと選んできました。
でもですね。
ここ最近は何かを継続していく中での広がりと深み、みたいな物にも面白さ、いや、興味を持つ様になりました。これが自分の中での大きな変化でした。
例えるなら、『絵がかける』から『味わい深いが故にまた見にきてもらえる絵がかける』に変化していくそんな感じでしょうか。
スナックを再開してまだほんの数ヶ月しか経って無いなかで多くを語ると、あとでボロが出た時怖いのですが。笑
小さいながらも物事を続けて試行錯誤をし、少しずつ育てていく事、は自分史上初めてかもしれません。(それくらい飽きっぽくて継続できない人is 私)
子供の時から集中して継続できたこと、その①絵を書くこと、その②色んな人と仲良くなること、その③一人遊び。
その④にスナックが加わったのか、①〜③を包括するのがスナックという仕事なのか。まだまだ結論は出すに至らないですけどね。
なんだか30代って結構面白いぞ、と腹から思える様に思ったのも2019年だったかもしれません。そういえば、こないだ行った大阪の寿司屋のおやっさんが粋な言葉をくれました。
「40代は30代に試行錯誤して頑張っていた事がいとも簡単にできる様になるよ。」
大将痺れるぅぅぅぅ〜!握れるぅぅぅぅ〜!
みなさん大阪に行った際にはぜひ、さかえ寿司さんへ。
・・・
クリスマスイブの今夜は、風が冷たく強く吹いているので、お客さんの足も少なかったです。窓がないので朝も夜も感じない店舗内で待機をしていると、色んな事が頭を巡るので2019年を締めくくる様な記事を書いてみました。
そして一人で遊んでみました。ほぼ自由の女神です。
2020年はもう少し筆まめになりたいです。一瞬の隙に浮かんでは消えていく色んな思いを文字起こしして、現世に繋ぎ止めておきたいという欲が出る深夜でした。それではまた。
スナックトマトとぶ店主
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