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誕生日を迎えて

歳を1つ重ねた、誕生日を迎えた、といった節目に多くの人がそうしてるように私もこの1年を振り返ったり未来を考えたりしたここ数日だった。
(まずはみなさんお祝いのメッセージをいただきましてありがとうございました。)

30代半ばに近づいた

人生100年時代なのであれば、3分の1は過ぎたかもしれないがまだ先は長い。もしかしたらあと10回ぐらい何かで再スタートを切れるかもしれない時間的余地があると思うと、夢のような悪夢のような感じもする。

現代の医療によってもたらされた寿命はドラマティックに生きるには長すぎるかもしれない、といった趣旨の事が二階堂奥歯さんのエッセイ・八本足の蝶のどこかに登場してきた記憶がある。確かに歴史上の偉人は割と30才前後くらいで亡くなっていたりする。この先長いのかそうでないのか?は神のみぞ知るだけれど、長い付き合いもありえる心算で、心の向くまま風のふくまま臆する事無く進もうとは決めている。

そういえば岩手県に移住したのは約10年前である。はえええ。

30代はやっぱり楽しい

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人生の諸先輩方が30代は楽しいよーと20代の頃の私に何度か教えてくれた。それは本当にそうかもしれない。とにかくいろんなことが楽ちんになる。そういえば昨年師匠と行った大阪ミッテラ会館近くの寿司屋の大将は40代になったらもっと楽になるぞと言っていた。50代になったらどうなってしまうのだろう。50代のみなさんいかがでしょうか?

ここで言う楽ちんとは広義で基本はポジティブな意味で使っている。しかし1部ネガティブな意味も含んでいる。色々な事を色々な感情と共に乗り超えてきた事で、受容力が高まったし心が強くなった。そのかわり痛みに鈍感になった様な感覚がある。

例えばとても悲しい出来事も日常を回すために折り合いをつけ受け流せるようになった。10代の頃は悲しさや怒りといった感情にひどく揺さぶられていたが一方で生きるエネルギーも同時に湧きあがってたような気がする。こう書くと今は生きるエネルギーが湧いてない話になるが、そんな事は無いのでご安心を。

受け流せる・効率的・お行儀の良い・お作法をわかってる...あんまり自分はそんな大人になりたくないなーと思う。笑 予測できない事象を歓迎し、振れる心の波を回避せず乗る、そんな大人でありたい。

2019年からバレットジャーナルと言うノート術を採用してタスクから将来のイメージからあらゆるものを記録してるのだが、パラパラとそのノートをめくって振り返ってみると気分がコロコロ天気のように変わってきている。沢山軌道修正しながら寄り道して進む人生なので1-2年先の具体目標を掲げたところであまり意味をなさない事が多い。1年の抱負云々よりも、心の向くまま風のふくまま臆する事無く進もう、くらいの決心にとどめておこうと思う。

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直感的な何か


そうそう最近週1ペースでボクシングをはじめた。コーチが教え上手なのもあり毎回上達していく感覚が楽しくて自分でも予想外にハマっている。身ひとつで相手と戦う為に体を作る事と動かす事はわりと瞑想する感覚に近い。気乗りしないランニングもボクシングの為ならこなせる様になった。体を存分に活かしたいとメンテナンスの為に整体にも通う様になった。幾つになっても新しい事に挑戦してみろと言うが、まさにで健康にフォーカスする新しい生活様式をもたらしてくれた。今後も未知だったり新しいものには積極的に触れていきたい。

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先に書いた通り、1-2年先の具体達成目標はあんまり自分にとっては意味がないのだが一方で頭の中にボンヤリ浮かぶ3-5年先の未来像、については割と信用している。これまでの人生もボンヤリ浮かんできた未来像を信じて進んできたら大枠としてはその通り人生が進んできた感じがする。

今もおそらく40才くらいにはこうなってそうという像が頭の中にボンヤリ浮かびはじめていて、それを叶える為には私はもう少し言葉を置いて自然の中に身を置く時間を増やした方が良さそうである。(理由はないのだけど。)岩・山・動物・植物・水・人体など対人以外に対しての関心も徐々に強まりつつあるのも何かと結びついていくかもしれない。(こちらも理由はないのだけど。)

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もし、岩・山・動物・植物・水・人体などに関連がある、興味深い本や体験や機会があればぜひ教えていただけたら嬉しいです。

こんな調子で時間の捉え方がマイペースな人間ではありますが、いつも本当に周りの人に恵まれ生かされています。本当に感謝です。

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どうぞこれからの1年もご一緒に、よろしくです。

(TOPのイラストは友人のデザイナーさんがサクサクっと描いて送ってくれたものです)

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