第1章「病気ってどうやって決めるの?」
プロローグに引き続き、「病気」っていったいなんなんだ?を考える章。
構成は以下の5つに分かれている。
著者は「医療シアター」という言葉をたびたび使う。それをこう説明している。
そう、わたしの病気は「わたしだけのできごと」ではなくて、舞台上にいる人みんなに関わるできごと。でも、登場人物ごとに、病気の受け止め方や、その病気がその人にどんな影響を与えるかは変わる。
筆者はこのあと、「あなたも、この舞台のどこかにいることは間違いない」と続けている。
患者という主役級じゃないか