「ゴードン・マッタ=クラーク展」と「建築の日本展」;建築と都市をめぐる二つの視点 Part 1
8月、9月と帰省している間に、東京へと足を伸ばした。お目当は二つの展覧会、国立近代美術館で開催された「ゴードン・マッタ=クラーク展」と森美術館での「建築の日本展」。訪れる前は特に意図していたわけではないけれど、この二つの展覧会を背中合わせに観たことが大きな収穫、思考の種となったと思っている。
「建築の日本展」は「その遺伝子のもたらすもの」英語では Genealogies of Its Transformation (その変化の系譜学)という副題にもある通り、古代から現代まで