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結婚式延期期間を楽しむタイムマシーンの作り方

はじめに

こんにちは。CRAZY WEDDINGのアートディレクター、石積です。
肩書き通り普段は完全オーダーメイドウェディングを作り上げるため、日々奮闘しています。しかしコロナの影響で大好きな結婚式が作ることができず…最近は、泣く泣く結婚式を延期された方達に、いかにこの延期期間を楽しんでもらうかを考え、日夜奔走しております…!

この時間をいかにポジティブに、新郎新婦様には結婚式を楽しみに過ごし、またその先の未来に「懐かしいねー」て笑って話せるようにするか…。

その方法の一つとして、タイムマシーンを作ることを、私は強くオススメします!!

タイムマシーンの作り方

<用意するもの>
・カメラ(出来ればフィルム)
・写真を収納できるもの(アルバム、ノート、箱、Instagram、何でも良いです)

<どうやるの?>
・二人だけのルール(撮る頻度や条件)を決めて撮りましょう!

以上です!
とっても簡単ですね。しかし日頃から意識して写真を撮っていない方にとっては特に、これのどこがタイムマシーン??と思うでしょう。しかし思い出して下さい。

みんな写真を見て「懐かしい〜!!」と一気に過去を思い出す経験、あると思います。もう何年も思い出していなかったのに、写真を撮ったその時、その場所の空気、匂い。着ていた服や持ち物。それらに付随するエピソードや、その写真には写っていない人との思い出まで。まるで、一瞬その場に戻ったかのように鮮明に思い出されます。この一瞬で戻る感覚を、私は写真の持つタイムマシーン機能だと考えています。

ある一瞬を閉じ込める写真は、撮影した瞬間より、時が経てば経つほどその意味合いが変わったり、深みが増します。自分にはどうってことない一枚も、何年後かの誰かにとっては人生を変える一枚にもなり得ます。

このコロナ禍において、結婚式を待つ新郎新婦様に限らず、多くの人に出来たのは「時間」です。この時間を使って、一日、一日、大切な人との時間を写真におさめていってください。一枚一枚を、結婚式当日、数年後、数十年後、見返すことによって、それらは必ずタイムマシーンに進化し、一緒に大変な時期でも笑顔で楽しく過ごした思い出に、何度でも一瞬で連れて行ってくれます。

楽しくタイムマシーンを作るコツ

①カメラは出来ればフィルムが良い
カメラはスマホでも良いのですが、私はせっかくなのでフィルムカメラを強くオススメします。高いヴィンテージカメラを買うのではなく、初めての方には写ルンですやlomographyのSimple Use Film Camera など、気軽に購入できるもので挑戦してみましょう。
また、フィルムカメラをお勧めする理由として

1:フィルムの枚数が限られてて一枚一枚丁寧に考えて撮る
2:撮ってから現像まで何が写ってるか見れないドキドキ感
3:加工がその場で出来ないので、ありのままの時間を切り取れる
4:撮ってから現像まで時間がかかるので、
  現像時にプチタイムマシーン体験が出来てモチベーションアップ

の4点が挙げられます。デジタルにはデジタルの良さがあるけど、せっかく時間もあるのだから、丁寧にドキドキしつつ、ありのままの自分を楽しみましょう。


②二人が楽しめるルールを決めよう
前述した通り、二人の中で写真を撮る頻度や、シチュエーションなどを決めることが大事です。この時しか撮っちゃダメ!という「縛り」と捉えるのではなく、楽しむためのルールです。例えば…

「必ず一日一枚お互いの顔」
「思わず相手にときめいた瞬間」
「結婚式の準備をした日」
「毎日の朝ごはん」
「相手に感謝をした出来事」
「毎朝の寝癖」
「二人が揃う週末のお出かけ」
「毎日のコーディネートを二人並んでポーズを決めて」
「ジャンプして撮る空中浮遊写真」
「美味しそうにご飯を食べる顔」
「ペットと一緒に過ごす時間」

ルールを決めることによって、途中でダレたりしません。そして期間を決めれば、やり切ったね!という達成感も得られて、楽しさも2倍です。

③あまり頻繁に写真を見返さない
地味ですが難しく大切です。笑 時間を置けば置くほど、どっひゃ〜!!懐かしい〜〜〜!!!という気持ちが倍増します。

さあタイムマシーンを作ってみましょう

ここで数枚、例として私が過去に撮った写真のご紹介。タイムマシーンになる日を待っている写真たちです。残念ながら写っているのは恋人ではなく友人ですが…笑 私は彼女たちに思わずときめいた瞬間をおさめております。
つまりはタイムマシーンは恋人同士だけではなく、友人同士でも作れます!家族でも同僚とでも!是非、あなたの大切なあの人と作ってみてはいかがでしょうか…?

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やっと行きたかったカフェに二人で行けた日

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今日はもう何もしなくていいよねってのんびりした日

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ジャンプして!て言ったのに全然跳べてない日。笑

さいごに  

私が写真を愛するようになった理由は、父の影響が大きくあります。父は昔からよく写真を撮る人です。そんな父が、私の生まれる前に撮った母の写真がこちら。

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か、か、可愛い〜〜〜〜!!!!

震えるほど可愛い。そして写真から溢れる愛にさらに震える。
被写体を可愛く撮れるということは一種、「大好き」の表れだと私は思います。だってその人の「可愛い!!!!」の瞬間を切り取ってるんだから。大好きじゃなかったら出来ない。

そんなわけで、私は特に「旦那様」にこのタイムマシーンプロジェクトをオススメします。愛する奥様の写真を、一日一枚、撮り続けてみてはいかがでしょうか…?

そして数年後、私のような子供がお二人のタイムマシーンを発見して、愛に絶叫するのです。か、か、可愛い〜〜〜!!!!

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CRAZY WEDDINGのプロデューサーとアートディレクター15人の、結婚式準備をぐっと楽しくするアイディアがたくさん詰まっています。是非是非ご覧下さい!

そして早くウェディング作りたいなぁ〜という思いを日々募らせる私の愛読書。7年間の歴史がギュッと詰まっています。これもいつか誰かのタイムマシーンになるのかなぁ〜。こちらも是非ご覧下さい!


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