精霊流し

今日は終戦記念日でお盆。
午後3時くらいから町では爆竹の音が鳴り出し初盆の家が精霊船を西方浄土へ送り出します。
何か甘いものを食べたいと次女がいうからコンビニに買い物に行った時に川向こうに港へ向かう精霊船を見ました。

精霊船

船を見ながらわたしも若かった兄や可愛がっていた猫を送ったのを思い出していました。

菰を作ってわたしが手に持ち、子ども達が爆竹をちょっとずつ鳴らしながら港まで歩きました。
途中、子どもの頃兄と一緒に遊んだ町並みを歩きながら菰に話しかけていました。

「ほら、かき氷屋さんよ。覚えとる？」
とか
「ここでよく遊んだね」
とか言いながら。

そうそう、初盆には兄の好きなわたしの手作りのちゃんぽんを作ってお供えしたんだったな、と思い出しました。

先月夢の中に兄が出てきて
「中華料理が食べたい」
って言っていたのを思い出して、今日はちゃんぽんを作ることにしました。
そして久しぶりにちょっぴりお供えしようと思います。

午後7時、外は盛大に爆竹の音が鳴り響いています。ふんわり火薬の匂いも窓から入ってきています。