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感極まる

中高のときの仲良しHちゃんと、中高のときによく聞いていたアーティストがボーカルをしているバンドのライブに行ってきました。

私はがん患者ですが、彼女も20代のときに事故で障がい者となっていて、そんなふたりでヨタヨタと。

そのアーティストは、ソロになってからの曲を聴いていたので、バンド時代のはよく知らなくて。しかもバンド時代の曲は世界観がイマイチしっくりこないとこもあって、ズバリではなかったんですよね。
でも、当たったらラッキーかな、という気持ちでチケットの先行抽選に応募したら、当たって。Hちゃんを誘ったら、東京からわざわざ帰ってきてくれることになりました。

誘ったときは元気いっぱいだったんだけど、日にちを待っている間に再発転移が判明して、私の体調もイマイチで。本当はライブ前にお茶するつもりだったのに、そんな体力がなくて、開場直後に待ち合わせて、ライブ会場に入りました。

会場総立ちの中、立てないわたしたち。
最初、聴いたことあるけどよくわからないな、みたいな曲が続いたあと、3曲目、4曲目くらいに知っている曲がきて、バンドメンバーの姿は全然見えないけれど、真っ直ぐに届く聞き覚えのある透明な歌声を、Hちゃんとこうやって聴いてるなんて奇跡みたいだ、と思ったら、感極まって、涙が溢れて止まらなくなりました。

もう、そのあとは、半分寝てるのか起きてるのか分からないような夢見心地で、とても幸せでした。

チケット取れてよかった。
Hちゃんを誘って、そして誘いにのってくれてよかった。
一緒に聴けてよかった。

家に帰って、感極まって泣いた話を夫にしながらまた感極まってしまい、驚かれました。
私だって驚いたよ。

今日は東京に帰るHちゃんを見送るついでにウニホーレンを食べたのだけれど、重要な見送る段に入って、吐き気におそわれ、トイレ前で別れてしまいました。

後悔半端ないので、また遊ぼうね。

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