働き方の多様化から見る、サブスクの本当の魅力。

働き方改革が叫ばれる中、「フリーランス」と言う言葉も同じくらい耳にする機会が増えたのではないでしょうか。

フリーランスと言うとよくイメージするのが、「アナウンサー」や「デザイナー」と言う限定的な職業ではないでしょうか。

しかし近年では様々なところでフリーランス化が進んでおり、今は美容師もフリーランス化が進んでいます。

こちらの記事を読んでいただけるとすごく納得すると思うのですが、「美容師=お店の専属」「独立=開業」でなくてはいけない理由はないのです。むしろその文化が、離職につながっていたり、雇用の不健全性を生み出していたりするわけです。

美容の技術が進化し、美容院はカットをするだけの空間ではなくなってきていると思います。カラーとカットとトリートメントやスパ、全ての工程を別の美容室で受ける顧客もいるほどです。そう考えると、一つの店舗でシャンプーからカット、カラー、トリートメントまでを長年の下積みと練習を積み重ねて習得すると言うのはもう古いのかもしれません。

例えば「自分はカラーのスペシャリストになる!」と決めて、それだけを習得することに振り切ってしまえば、練習や研究に当てられる時間も増えるわけです。結果的に技術が向上し、顧客の獲得と満足に繋がるわけです。しかし、今まで存在している美容室ではまかり通らないでしょう。こう言った考えをもつ人もフリーランスの道を選んでいるのではないでしょうか。

この記事の中で興味深かったのが、シャンプーやスパをサブスク型で提供している人もいると言う内容です。サブスクリプション型は様々なサービスで取り入れられており、これからのビジネスモデルや課金のメインモデルになっていくという声も耳にしますが、まさに美容業界もこの流れがきているようです。私もこんな話を聞いたことがあります。

とある美容室の前に、毎朝黒塗りの車がたくさん停まっている。そこは毎月定額を支払えば、何度きてもいい美容室だと言う。会社の経営者たちがジムなどで汗を流した後、その美容室により、髭を剃ってもらったり、シャンプーをしてもらい、その間彼・彼女たちはスマホで仕事をする。身支度を整えてもらってからそこから出勤するわけです。さらには経営者仲間が毎朝集うので情報交換や近況報告までできてしまうと言う。

美容室は美容やリラックスを提供する場と言う考え方ではなく、コミュニティの場としても考えると、さらなる展開があるのかもしれないと感じました。

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