2011.03.16 「笑う」

今、日本が未曾有の危機に陥っています。

真っ暗になっています。

僕には何もできません。
ただただ祈るのみです。


2年前の結婚式、最後のスピーチで、僕はこう締め括りました。

「これから先も皆さんと笑っていられるように、そして、辛い時や苦しい時こそ、皆で笑っていられるような家庭を作っていきたいです。」


今、皆さんは笑っていますか?

被災地のことを思えば、本当に辛く悲しい気持ちになります。
被災者の方々の苦しさは僕らの想像を絶するものでしょう。

でも、僕には何もできません。
ただただ祈るのみです。

こんな時だからこそ、暗くなるばかりでなく明るい話題を…過去を振り返るのではなく未来のために今を明るく生きるしかないんじゃないか?と思うんです。

今、笑っていたら不謹慎ですか?




「笑う」という言葉について調べてみました。

水には「身体を清めるもの」という意味があるそうです。

確かに、お風呂もそうだし、神社には手や口をすすぐ水もありますよね。

では「心を清めるもの」って何だと思いますか?

それは音だそうです。

神社で言えば、砂利道を踏みしめる音、お参りの時に鳴らす鈴の音などです。

そして家の中では、ある音によってその空間やそこに住む人たちを清めている行為があるそうです。

それが「家族の笑い声」。

「笑う」の語源は「祓う」だそうです。

家の中で強力な清めの声と言えば子どもの笑い声、
そのためにはお母さんの笑い声が大切で、
そのお母さんの笑い声にはお父さんの力が必要だと…




「笑う」は「祓う」、初めて知りました。覚えておきます。

やっぱり笑顔は大切なんです。
こんな時だからこそ、皆で明るく「笑い」、日本に降りかかっている厄を「祓い」ましょう。

僕は、皆が笑顔になれる日が来ることを信じています。

そのために、今の自分には何ができるのか、改めて考えてみます。



最後に名言を一つ。

「ダメな時、苦しい時こそ上を向いてろ!!笑え!!」

by 手塚秀昭

熱病フットボーラー OMA

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