2014.01.20 「速さ」より「巧さ」。
(他Facebookより)
急遽、息子のサッカー観戦。
息子のチーム以外にも何試合か観戦しました。
小学三年生の大会だったようで、普段中学生を相手にしている私にとって新鮮な感じがしました。
ただ、大人が先行っちゃってるなぁ…コーチと保護者が先行っちゃってるなぁ…勝ちたいオーラ全開だなぁ…なんて思いながら見てました。
大人が敷いたレールを踏み外さないようにプレーしているような、社会の縮図もそこにはあったように感じます。
もっと遊びがあってもいいのになぁ…子供って本来遊ぶことで色々と自然に伸びていくのになぁ…スコアで勝った負けたじゃないんだよなぁ。
本当の勝ちって何でしょう?!
大人が、勝ちたい(勝たせたい?)がために「速く(早く?)」と囃し立てる。
速さとは?
早さとは?
そんなに「速い」ことは重要?
駆け引きしてる?
逆とってる?
重心見えてる?
絶対はないけど(笑)、絶対に「速さ」より「巧さ」の方が重要。
でも間違いなく「早さ」は重要。
バルサの育成では基本的なトレーニングから
その部分を常に意識しているのさ
ボールを自分の思い通りにコントロールすること
試合中に必要な様々な判断力を持つことをね
長年学んできたことだからこそ、トップチームでも
活かせているんだと思うよ
次のプレーを予測すればいいのさ
次に起こりうる場面を予測し、ボールを受ける前に
どこから攻撃するか判断することが大事なんだ
そうすれば相手よりも数秒でも早くプレーできるよね
とにかく相手より素早く判断することだよ
(イニエスタ)
かつてのキリンカップ、日本代表vsフラメンゴの試合後、ジーコは日本代表をこう評したようだ。
「基本技術ができていないのに、スピードばかりを追求している」
あれから二十数年、日本は何も変わっていないのか…。
速さ(早さ?)を追求する前に、やるべきことがあるはずなのに。
テクニックには頼るが、スピードには頼らない。
(井田勝通)
熱病フットボーラー OMA
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