そしてなにも書かなくなった。

 有言実行型の五日坊主、Maricaです。タイトル見て内容がわからないってどうなの。と今思いました。(でもタイトルは変えない)

 今日は動物の話。

 幼少時、家にハムスターが二匹いた。当時からねずみ的なフォルムに弱かった私はその子達が大好きで仲良くしたくて握って噛まれたらしい(※おぼえていない。なんて子供だ。その切は大変失礼しました)

 その後一軒家に引っ越し、柴犬、モルモット、インコとなかなか彩りのあるペットライフを送っていたが、よくよく考えるとその飼育環境はずいぶんとテキトー極まりなかったと記憶している。(ちなみにこのモルモット、父の仕事場で研究用として用意されていたがサイズオーバーした個体で、父の勤めていた研究所の所長の名前がついていたが我が家にやってきてから「モルちゃん」というたいへん単純…いや、シンプルな名前で呼ばれるようになった。ちなみに我が家の動物の名前が単…シンプルなのは姉のせいである。)

  小動物とはいえ命を預かるというのはとてもパワーが要ることだ。柴犬亡き後は家族一同なんだかしょんぼりしてしまい、実家では初代インコ夫婦の遺した子供が亡くなって以降生き物と暮らすことをしなくなってしまった。

 実家を出てからの私はとにかく地面を掘る系リスを好み、プレーリードッグと暮らしてみたり、現在にいたるまでリチャードソンジリスと暮らしまくりだったりするのだが、このリチャードソンジリスという生き物、大変かわいいのに病気になりやすいことこの上ないというとんでもなくリスキーな生き物で(※別にダジャレではない)実は現在もジリス女子の看病真っ只中である。

 固いものを齧ればオドントーマ(オダントマとも呼ばれる)なる「歯根が石灰化して唯一の呼吸ルートである鼻を塞ぐ」というとんでもない病気を発症して呼吸困難に陥るし、統計的に腫瘍が出来やすいわ、心臓疾患持ちの個体も少なくないわ、さらには身体が小さいので手術も難しいという大変なハードモードの人生(リス生?)である。一般に「寿命は5-7年」などと言われているが、私の知る限り7年生きたリチャードソンジリスは「どうも以前いたらしい」という伝説級の存在でしかない。うちにいた子は2-3歳で何らかの病気で身罷っており、唯一長生きしてくれた女の子でも6歳手前だった。ハムスター並の短命である。参考までに同じ齧歯類であるシマリスさんの寿命は6-10年、チンチラさんに至っては15-20年なんて話も聞くのでサイズ感から考えてもおねだんから考えても大変な短さである。(ちなみに唯一長生きしてくれた子は前年の売れ残りさんでとんでもお安かった。しかもほぼ病気をしなかった。すごい。)

 だいたい二年に一度思わぬ別れに涙を流すとしても、それでもなおかつあまりの可愛らしさにお迎えしてしまう。業が深い我が身だが、お迎えした子たちがせめてうちに来てよかったな、と思ってもらえるよう日々お世話をする次第であります。

 最後に。幼少時に自宅で飼っていたハムスターもまた実験用の払い下げだったという事実を割と最近知って驚愕しました。モルモットだけじゃなかったんかーいw

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