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夏の週末、日曜日の雨

この土日はめずらしくよるご飯の焼肉以外は予定を入れずにすごした。

外は暑すぎて出る気になれない。

クーラーのきいた部屋で少し遅くまで眠って、
お昼ごはんはいつも外食だったけど、初めてお家でパスタを食べた。

焼肉前に買物にでかけ、彼は迷っていた高いリングを買って自分の右手薬指に着けた。

なんだかモヤモヤした気分と夏バテが相まって今から焼肉というのに気分が乗らなかった。

このモヤモヤ、分かる人いるかな?

ちなみに私はおしゃれとして指輪をつけるけど、薬指はあけている。

でも、絶品のホルモンを食べているとモヤモヤしていたのもどうでもよくなった。
この時ばかりはホルモンと結婚したいって思った。

焼肉は彼がおごってくれて、わたしは2軒目のお店を支払うことにした。

帰り道のセブンでお酒を買って、お部屋で飲んでいるうちに私は寝てしまってベッドに移動させられた。

みていた映画を観終わった彼がベッドに来ておいかぶさってきた。そのままの流れで一緒になり、

日曜日の朝を迎えた。

日曜日は午後に病院を入れていたため、一緒に外出し、病院が終わってまた合流した。

飲んでみたかったすいかジュースをプロントでみつけて、たっぷり飲みたくてLサイズを買う。

やることがなかった私達はゲームセンターに行き、ひとつだけゲームをして出ようとしたときには
突然の豪雨が襲っていた。

雨雲が過ぎるまでの間、そのままゲームセンターにいることにした。

わたしは人生初のメダルを購入し、ゲームをする。

たいくつだけど、退屈なのが面白いところ。

隣にはプロみたいなの兄ちゃんや、毎日居そうなオバちゃんが黙々とゲームをしていた。

ゲーム台は無駄に派手で、ほんと、派手の無駄使いといった感じ。

この年になっても私の知らない世界はあるものなんだな、と思うと自分が幼く感じた。

彼に全て任せれるのも初めてのことだからという特権。

頭がボーっとしたままゲームセンターをでると計算していたとおり、雨はあがっていた。

こんな週末もいいもんだね。

ほとんどの時間を彼と過ごしている。
彼も私も未熟なところがあるけれど、なんだかんだ言って、一番好きな人だと思った。

予定のない休日も、一緒にいるだけでいいなんて単純にステキな関係じゃない?と思った。
11:32

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