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空虚なオフィス街

どうも、好きなイラストレーターさんがロフトで個展を開いたので見に行って、(お金ないのに)大量に買い物してしまったまりあさんです。

▽shigemiさん、大好きすぎる

今日は私が昔働いてたオフィス街の雰囲気について考察します。

※いつもよりポエム感強めでお送りします。

■帰ってきても懐かしさのない街

shigemiさんの個展の為に、久しぶりに昔のオフィスの近くまで出てきました。しかし、地下鉄から地上に上がってきたとき、思ったのです。

「オシャレ・着飾る人率、やっぱり高いなぁ」
そして、「何となく空虚な街だなぁ」

別に街をディスっているわけではありません。少なくとも1年半過ごした街ではあるので、センチメンタルに浸ろうかとも思いましたが、何となく私が以前ここに居た実体がないように感じるのです。

これは例えば地元とか、大学のとき一人暮らしした場所だと「あ~帰ってきた〜懐かしい〜」となるのですが、この街に降り立っても、その懐かしさは一向に込み上がりません。

例えるなら、キラキラの宝石の上に暮らしていて、ある日そこからツルッと滑ってしまい、でも宝石の上には何もないかのような、そんな印象です。

■私、本当にここで働いてた?

でも私も、ちゃんとこの街で働いてたはずなんです。

ちゃんと毎日残業してたし、「○ね」と思いながらちゃんとセクハラ・パワハラも笑って受け流したし、付き合いの飲み会にも参加してました。

帰りが遅すぎて家で料理する気力がないから、駅前の吉野屋で牛丼お持ち帰りしたお店のカウンターも、会社つらすぎて駅まで来たけど行けなくなって泣いたビルの小階段もありました。

あんなことあったなぁとか思い出せはしますが、全然その思い出に「また戻りたいなぁ」とは思いません。

まあ、余程の用事があるときかshigemiさんがまた個展を開かない限り、このオフィス街には来ないでしょう。ばいばい。元気でね。

■みんなちゃんと生きてる??

あと道行く周りの人も観察しましたが、あんまり活気があるように見えませんでした。

土日だということもあり、観光客や百貨店にブランドを買いに来た人、お友達とカフェ巡りに来た人など、たくさんいたのですが、何というか生命力がないのです。

みんなお買い物を楽しんでいる、もしくは場所に相応するようにお上品にしているのでしょうか。でも、その割に感情とかはあんまりなくて、ただただ淡々としていました。

私はshigemiさんの個展が終わったあと、近くのカフェでご飯を食べました。

よくあるアンティークっぽい、オシャレなお店だったのですが、どうもよそよそしい感じでした。店員さんは営業スマイル、フェミニンなベージュのブラウスを来た隣のお客さんは職場の愚痴と恋バナ。

かなり『東京女子図鑑』でした。りある〜。

▽銀座編
https://tokyo-calendar.jp/article/4640

■「お買い物」を楽しむ街

ここの街にいる人は、お金や対価を払ってこの場所にいることに満足している人が闊歩しているようです。

ファッションやブランドものはお金を出して手に入れます。みんなお店の紙袋をぶら下げて、いかに素晴らしい買い物をしたかという余韻に浸ります。

サラリーマンは体力や気力という「対価(お金)」を払って、給料を手に入れてる感じですかね。

みんな「お買い物」と割り切っているのかな。すごいなぁ。なかなか地方都市では味わえない感覚ですね。

わたしはそこからうんと離れた小さなベッドタウンで、引きこもってブログを書いてたほうが幸せなので、しばらくオフィス街はいいかな?(笑)

とまあこんな感じで、今日はあまり学びのない文章になりましたが、最後まで読んでくれてありがとうございます!

ではまた明日!ばいばい!!

まりあさん

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