ついに日本脱出!?経緯話します!!
こんにちは。まりあさんです。
今日は個人的なお知らせがありnoteを書きます。
結論から申し上げますと、私は11月の末についに日本から脱出し、ドイツに移住することにしました!!!!
ここからは何で日本を抜け出したか、淡々と書いていきます。
なんでこんな急に??と思うかもしれません。でも、実は私は、ここ5年ぐらいずっと「日本から脱出したい!!!」と言い続けていました。
私の大学時代をよく知っている人なら、あー結構言ってたなと思ってくれる人もいるかもしれません。当時は漠然と日本が嫌で、留学で滞在したドイツが素敵と思っていた程度でしたが。
それからずっとドイツに行きたいと思っていました。でもすぐには無理だろうなぁと自分の中で勝手に諦めて、その感情を一旦無視して今まで生活してきました。でもやっぱり我慢するのは無理でした。
今は幸い日本で正社員として働いてないし、ドイツ語講師としてオンラインで仕事ができています。ちょうど消費増税のタイミングだったし、増税前にもう日本を抜け出してやろうと思って、勢いでチケットを買いました。今振り返ると、あの決断は悪くなかったなと思います。
※ここからは自分の脳みそから出てきた言葉をそのまま備忘録的に書いています。
暗い文章、読むのだるい人は「◽️ドイツで何するのか」まで飛んでください。
◽️日本から抜け出したい理由
私は普段ジェンダーのことを考えるのがライフワークなのですが、日本は女性差別が多いなぁとずっと感じています。憂鬱の元凶で、いつも頭から離れません。もう無視できないぐらい色々気がついてしまったのです。連日の性犯罪に対する不当判決を受けて憤り、フラワーデモにも参加していますが、他にも怒るべきことが些細なことから大きなことまでいっぱいありすぎて、もうお腹がいっぱいです。
※女性差別なんて感じたこともないわ!って人は是非私をTwitterでフォローしてください。いろんなツイート届けます。(https://twitter.com/mariasan/)
あと、今の日本の政治があまり好きではないです。報道の自由もあまりないなぁと感じています。汚職事件も多いし、モリカケ騒動しかり関電の賄賂しかり、ちゃんと政治家の責任は追及されません。メディアもしっかり政治家に買収されていて、いっつも同じような適当な話題でワイドショーを垂れ流している間に、大切な法案が通っています。いっつも同じパターンです。市民がTwitterで動いても、何者かによってアカウントを凍結される始末。シャドーバンなんて当たり前です。あっという間に改憲まっしぐらです。憲法遵守しない政治なんて嫌いで当然です。
オリンピックもありますが、あのナショナリズムを煽る感じがあんまり好きではないです。選手個人個人を応援するのはいいと思います。でもその人がどこの国の人かって本当に重要なことなんでしょうか。私はどうも今度のオリンピックを戦前のベルリンオリンピックに重ねてしまいます。当時のナチスドイツは、オリンピックの後すぐ戦争モードになりました。オリンピックで市民をごまかしつつ、ドイツって素晴らしいなぁというプロパガンダに騙されたのです。
消費税もなんで増税するのか全く判りません。理由は分かるんですよ。社会保障の充実という名目で、法人税や所得税など資産家の税負担を減らしたり、還付金を受け取りたいからでしょう。私がわからないのはなんでこんなに経済が停滞するときに増税をしようと思ったかっていうところです。テレビも消費税が上がることを止められるとどこも報道しないばかりか、上がるのは仕方のないことというスタンスを崩しません。共産党やれいわ新撰組の声を聞きません。それどころか、池上彰に消費税は35%まであげなきゃいけないと言わせる始末です。笑わせる。消費税以外の実質税負担がすでに多い国で35%に消費税を設定して、どうして経済がたて直るのでしょう。
◽️ジャパニーズ正社員is絶望for me
あと日本で私は正社員として仕事をしたことがあるんですが、絶望しかなかったです。転職も考えましたが、やっぱり日本で正社員として働くメリットは私には少なすぎました。
私が仕事へたくそ(人に頼るの苦手、生理前鬱をコントロールできなかった)のはあるのですが、前の職場は、残業するのが当たり前の職場だったし、飲み会もたくさんあったし、全然趣味の合わないカラオケ行かなきゃいけないことがあったし、むちゃくちゃセクハラが横行してたし、結構感情的に上司に怒られたこともあったし、ハラスメントや差別に対しての意識もめちゃめちゃ低かったし、化粧したりヒールを履いたり、いわゆる「オフィスカジュアル」なオシャレを無理やりしなきゃいけなかったし、何より社長が専業主婦を大々肯定している感じがもう耐えられませんでした。
仕事自体はやりがいがあり楽しかったです。営業とかきついノルマがある仕事じゃなくて、お客様に喜ばれるような仕事や動画作成もやらせてもらえたのはラッキーでした。でも夜10時とか、酷い日には日をまたぐまで仕事をするのはもう嫌でした。
私の会社がたまたまそういう会社だっただけで、もっと大企業に行ったりとか別の会社だったらこんなにひどくはなかったのかもしれないけど、私なりに就活がんばって、いいなと思った会社でもこうだったので、なかなか当たりを引くのは難しいんじゃないかなと思います。そもそも就活の時点から「いずれドイツに行きたいなぁ、日本に長くは留まらないだろうなぁ」と思っていたので就活はしづらかったんですけど。働いている時もドイツがちらつくと、全然身が入りませんでした。自分に嘘をついているとこんなにも自己肯定感が値べりするんですね!
◽️仕事を辞めたあと、できるようになったこと
私は仕事を辞めてから自分のやりたいことに専念するのを意識していました。新卒の時にカスタマーセンターで働いていたので、転職するなら同業種を攻めたほうがいいと言うのは知っていたんですけど、やっぱり自分にとって1番やりたいことではないのでやめました。
塾講師のアルバイトは楽しかったです。大学時代も塾講師のバイトをしてたんですけど、その時ノーストレスだったの思い出したからです。結果的に労働条件が悪すぎて1年ぐらい辞めちゃったんですけど、辞める時もセクハラ・パワハラをちゃんと訴えてやめました。何人か同僚をパワハラから救えたのは誇りです。
仕事をしている時もっと社会について考えたいと思っていました。大学の時はラジオを聴いたり、新聞を読んだり、テレビを批判したりできていましたが、仕事をしたらそれをする気力が全くなくなってしまいました。せっかく上京したのでイベントに参加したりとかNPO法人に入ったりとかデモに参加したりとか、思い描いていたことがたくさんありました。でも、仕事のストレスのせいで休日は何にもできませんでした。
仕事を辞めた後はたくさん上記のことをしました。社会問題のことに物申すためTwitterアカウントも一新して、いろんな人と議論しました。フォロワーも今は1000人ぐらいに増えました。休日も平日も問わず、何か素敵なイベントやデモを見つけたら参加できて、自分の意見を素直に表明することができるのはとても幸せに感じています。
あと大学の時はドイツ語を専攻していたんですけど、ドイツ語の勉強も仕事をしてる時は全然出来ませんでした。毎週1回ドイツ語のコメディー番組を見るのが当時の趣味でした。でもなぜでしょう、仕事をしているときはそのコメディー番組を見ても、全く面白さを感じなかったし、わからない単語があるストレスの方が強くて全然見れてませんでした。
仕事を辞めてからはそのコメディー番組を面白く見ることができるまで回復しました。彼氏がドイツ人なんですけど彼氏との会話もだんだんドイツ語が増えてきました。今では知り合いの伝でオンラインでドイツ語の講師をするまでになり生徒さんにドイツ語を教えたりYouTubeチャンネルを作って動画を作成しています。ドイツ語で仕事をするのは本当にストレスがないです。アイディアもたくさん湧き出てくるし、生徒さんを100%応援できるのは講師としてとても幸せです。
▽YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC-IzeygAwkwwAVPxnptGmFQ
仕事を辞めるとき1番心配だったのはお金の事でした。新卒で入った会社で初めて経済的に自立することができたのに、それを手放すことがとても怖かったです。でもいざ仕事を辞めてみると、生きるのにはいろいろやり方があることにも気づきました。大変恥ずかしい話ですが、全然税金が払えてません。きついとは聞いていましたが、前年度の収入がそこそこあったから大変です。何とか家族に援助してもらったりしてしのいではいます。でも、この辛さは仕事をしていたときの日ではないです。お金はない事はなんとなく耐えれます。ストレスで土日ずっと寝て過ごしてしまうことよりは全然マシです。あの休日の虚無感をもう味わいたくはないです。
仕事を辞めてから料理が出来るようになりました。大学から一人暮らしを始めて料理を作っておいしいものを食べるのがとっても楽しかったです。でも仕事を始めてから料理を作る時間がなくなって材料買っても腐らせてしまうことが多いと気づいた瞬間、全然料理をしなくなりました。野菜を食べなきゃいけないなぁと言うことでコンビニで野菜の入ったカリカリのヌードルをよく食べてました。とっても虚しかったです。
仕事を辞めてから家で料理を再び作り始めるようになって「ああ私って料理好きだったんだ」と久しぶりに気づくことができました。最近はまってる料理はポテトサラダとアボカドを使ったベジタリアンの料理です。仕事を辞めてからちゃんと環境問題についても自分で何か行動起こさなきゃと思って、最近はペスカトリアンな生活を送っています。(ペスカトリアンというのは肉を食べないでお魚とか大豆とか野菜で生活する人のことです)
私は今のお金は無いけどちゃんと自分らしく生活できていて、今の自分がとても好きです。もう自分に嘘をつかずに生きていきたいです。だから日本を出ます。いつ帰ってくるかは正直わかりません。ずっとドイツに居続けるかもわかりません。でもとりあえずオリンピックが終わるまでは日本には帰って来ません。安倍政権が倒れるまで多分無理です。ゴジラが東京に来て街がめちゃくちゃになったら帰ってきてもいいかなと思っています。
◽️ドイツで何するのか
ドイツで何をするのか気になる方もいるかもしれません。答えはノープランです。
一応、現地大学に通ってジェンダーを学びたいなーと言う夢はあるんですが、そのためにまず語学力を確保する必要があります。ただお金がほんとになくて、語学試験を受けることが今まで出来ませんでした(税金しんどすぎ)。ドイツに行ったら一旦お金の問題がマシにはなると思うので試験を受けて奨学金とかももらってドイツの大学に行きたいなーと思っています。
でも大学に行くのもそうですが、やっぱりまずは経済的にも自立したいなーと思っています。最近、趣味で動画編集を始めて、1人で作業することや専門知識を使って職人的に仕事をするのが私には合っているなぁと感じています。なので、ウェブデザイナーとか動画編集者になりたいなぁと思っています。
幸いドイツにはアウスビルドゥングと言う職業訓練学校があります。移民でも受けられるそうです。執行期間が2〜3年はあるんですけど、職業訓練中も就労ができるし別に悪くない選択肢だなぁと思っています。自分の中での優先順位はまず経済的に自立することなので大学はその後でもいいかなと思っています。
まだわからないですがこれから日本はどんどん状況が悪くなるように感じます。もちろん富裕層は大丈夫だと思います。心配なのはこれから日本で生きる女性や障害者やLG BTの方やとにかく社会的に立場が良くない状況の方です。世界には日本より全然差別がなかったりちゃんと政治が行われている国がたくさんあります。私は最終的に杉浦千畝みたいな人になりたいなと思ってます。ドイツで暮らしたい人の後押しになるように受け入れ口になれるように早く自立したいと思っています。
◽️日本にいる間にやりたいこと
とは言ったもののドイツに行くのは11月の末です。まだあと2ヶ月ぐらいは日本にいます。その間にやりたい事はもうちょっとあります。
まず、私の生理前鬱(PMDD)をどうにかしたいです。幸い、最近知り合ったお医者さんの方にかかりつけになってもらって、生理前だけ抗うつ剤を飲むようにしています。これも仕事を辞めないと出会えなかった縁、作れなかった余裕だと思います。抗鬱剤を飲むと確かに鬱は消えるので自分でもびっくりしています。ただ、その代わり、めちゃめちゃイライラしたりすごく早起きしてしまったり、コントロール出来ない副作用が出てきているので、ドイツに行く前にちょっと改善したいなと思っています。
次に、たくさん友達に会いたいです。10月まで東京、11月からは奈良のゲストハウスに泊まる予定です。お友達、会いましょう。でもあんまりお金ないので、安いプランになっちゃいそうです。
最後にやりたいのはフラワーデモ@奈良です。皆さんフラワーでもと言うのを知ってますか。フラワーで元は昨今の性犯罪レイプ事件とかですねに対する不当判決を受けて怒っている女性、悲しんでいる女性が集まると言うデモです。デモと言う名前がふさわしくない位、とても静かで安らかなエンパワメントなデモです。
▽フラワーデモ公式HP
https://www.flowerdemo.org
そこにはみんなお花を持って集まります。そして今まで過去に受けた性被害であったり、性被害に対して憤っていることであったりを安全に告白できる場所です。みんなでスピーカーの話を聞いて、誰もスピーカーを責めたりせず受け止めます。しんどくなったらいつ帰ってもいいです。ここはビデオなどの撮影は一切禁止で写真撮影もちゃんと許可を取って行われます。写真を取られたくない人は取られたくないと言う意思表示をちゃんとすることができます。安心してアウティングができるそういう場所です。
今年の4月から東京から始まったデモですが、今では東北から沖縄まで全国20カ所で行われています。関西では京都・大阪・神戸で既に行われています。私はフラワーデモがもっと女性にとって身近で参加しやすいものになるように、奈良でも開催したいです。開催のためにはメガホンとかパネルとか写真撮影禁止を呼びかけるボランティアの方が必要です。まだそういう準備も全然できていないので、協力してくれる人を募集中です。
こんな感じです。では私は飛び立ちますが、皆さんはお元気で!
ドイツに遊びに来てください。
まりあさん
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