![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123594595/rectangle_large_type_2_fac55fd8f8562ae97bb7715a6d0b327e.jpg?width=800)
ロゼ・シャンパーニュではないのに、透明ボトル
ロゼ・シャンパーニュではないにもかかわらず、透明ボトルを採用するエティエンヌ・ルフェーヴル。それだけで、生産者の並々ならぬこだわりと自信を感じます。
多くのシャンパーニュメゾンは、光による劣化を防ぐために、ダークグリーンかダークブラウンのボトルを採用します。ただし、鮮やかな色合いを強調するために、ロゼ・シャンパーニュだけは、透明ボトルを採用する生産者はいます。
通常シャンパーニュで用いられるぶどうの品種は、三種類。シャルドネとピノ・ノワールとピノ・ムニエです。なかでもピノ・ノワール100%でつくられるシャンパーニュのことを「ブラン・ド・ノワール」といい、今夜抜栓したのは、「エティエンヌ・ルフェーヴル グラン・クリュ」の「ブラン・ド・ノワール」です。
興味ぶかいのは、果皮を使わずにつくられる「ブラン・ド・ノワール」でありながら、きわめて独特な淡いライトレモンカラーを輝き放っている点です。
大胆に透明ボトルを選択することで、「ブラン・ド・ノワール」の美しい色合いを際立たせるのが「エティエンヌ・ルフェーヴル」のすごさ。生産者の意図を正しく読みとる力を育てれば、シャンパーニュの楽しみ方はもっと広がるにちがいありません。透明ボトルから注がれた美しくも淡いライトレモンカラーの輝きが、造り手のシャンパーニュに対する深い愛情と情熱を伝えてくれています🥂✨
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123594078/picture_pc_3148d5ceb78d1edf333b6246dd1b6fd8.png?width=800)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?