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恥ずかしげもなく愛について語ろう〜第6回「ベストフレンド ベストカップル」ジョン・グレイ

10年前の6月、ちょうど今頃・・・

結婚コーディネーター養成の初めての課題を提出し、先生にこの本を紹介いただいて読み始めたことについて、ブログで書いた記事を見つけました。

私の中で最も刺さった内容は「結婚コーディネーターにとって、相談者の感性を豊かに育んでいくサポートが重要な役割。そのために、自身の内面である土台を大きくしていくことが大切」というところ。

いや~、こんなところまでも影響を与えるとは。でも、自分の感性を豊かにしていくことが、仕事の成果に結びつくなんて私にとってはうれしいこと。ますます勉強が楽しくなります。

人の結婚のサポートをするなら、自分自身が感性豊かな人間になるんだ!と、この仕事に夢を持って始めようとしていた私がいました。

振り返ると、この間に色々な経験をして、知識も増えてきたなと言う実感がありますが、「感性を豊かに」と言う意識が薄かったように思います。どうしても感性を育てる行動は二の次になっていたな・・・。そこは最も大事だよと10年前の自分にリマインドされたような・・・

そんな気づきがありました。


第6回 ベストフレンド ベストカップル ジョン・グレイ


ジョングレイさんといえば、パートナーシップの大家!

結婚やパートナーシップの仕事に関わるのであれば『ベストパートナーになるために〜男は火星から、女は金星からやってきた』とともに、絶対読んでおくべき本と言われています。

私が先生から紹介していただいた時に、「まずはベストフレンド ベストカップル」から読むと入りやすいよ」とアドバイスいただきました。


今感じるのは、この仕事をしているから・・・と言うよりも、誰かと幸せな人生を送りたいと思う人全員、必読の書だと思います。

できれば学校教育に男女の違い、パートナーシップ論は入れたほうがいいと思いませんか?近い将来は、仲間と一緒にこのための活動にシフトしたいと考えている私です。

有名なフレーズは、

人はみな、それぞれに性格も育ちも異なっている
まして違う星から来た男と女は、大きく、大きく違っている。

不思議なことに、ひとたびこの根本的な真理を受け入れてしまえば、大抵の人間関係は劇的に変わる。お互いの違いを受け入れ、尊重するようになれば、人付き合いにまつわるどんな問題も、みるみる氷解していくのだ!

男女の違いだけではなく、人それぞれ皆違う。それを受け入れるだけで、私たちはだいぶ生きやすくなるのでしょうね。

結婚につながる愛の育て方 女性は?

これはまさに婚活をされている女性の方々が知りたい内容ではないでしょうか。

女性が無条件に男性に愛を与えるためには、まず、自分を思いやり、理解し、尊重しなければならない。それが自分を愛するための一歩だ。

女性は自分を愛していないと、自分をおろそかにして無理をする。

例えば、自分が持てる以上のものを与えようと躍起になり、自分よりも他人のことを気にかける。”いい子”になろうとして自分の欲求を否定してしまう。そして愛のために自分を犠牲にし、相手も犠牲を払うべきだと間違った期待を抱く。見返りを期待する。

そうなのですよね。これ、私が一番気になるところなのです。
自分の欲求を無視して、どうしてもいい子をやってしまう。

「自分がこんなに我慢したのに、なんであの人は私のためにちょっとは無理してくれないの?プンプン」とやっている人、いませんか?
優等生ほどやりがちではありませんか?


「いい子にならなくていい」私が婚活女子によく伝える言葉です。

婚活がうまくいかない、だから出会いの数を増やすんだ!とやたらと数多くのお見合いをしたりする方々がいらっしゃいますね。

出会いさえあれば恋愛や結婚ができるわけではない。出会いの数ではないのです。それよりも先に向き合うべき課題がある。

それが「自分を愛すること、自分を知ること、自分をもっと尊重すること」なのですよね。


結婚につながる愛の育て方 男性は?


一方、男性の場合はどうでしょうか?

男性は、女性に純粋に尽くすためには、まず自分を評価し、受け入れ、信頼する必要がある。それが彼女を愛するための第一歩です。

自分を愛していなかったら、彼女が不満げだったり動揺したりした時、彼は自己防衛的になって、彼女の不満や動揺を自分個人に向けられたものと受け取るだろう。
支配的になり、彼女に自分の前では常に機嫌よくしていることを強いる。そうでない場合は、不機嫌になって自分を守る気持ちが先に立ち、彼女を支えるどころではなくなる。

男性では今の自分を評価、受け入れできていない人は、何度お見合いやデートを繰り返しても、本当に女性との関係づくりをうまくいかせることができません。

女性は特に月の半分くらいは体調が優れないものです。
その中でも多少無理をして男性に会いに出かけることがあるわけです。
多少笑顔が少なかったり、喜びのリアクションが薄かったりすることがあるでしょう。

自信がない男性だと、彼女の体調を気にすると言うことよりも、
自分の前で不機嫌でいる彼女に苛立つ方に意識が向くわけです。
相手を気遣う余裕がないのですね。

やはり、どうしても男女ともに自分を愛し、受け入れると言うことが、
結婚につながる愛を育てるためには必要と言うことなのですよね。


やっぱりベースは自分を愛すること


この本では、
男女の違いを評価して尊重することが大事であり、
自分のやり方を相手に押し付けるのではなく、違いを認めるるうまく折り合っていけば、ストレスを溜めることも、怒りを爆発させてしまうこともない。
これを理解してこそ、異性と実り豊かな関係を築けるんだよ
と言うことを一貫して説明してくれています。

そのために、男女の違いや今までで理解できなかったすれ違いの理由をたくさんあげてくれています。


その一つ一つが学びで、本当に勉強になりました。

たとえば、

・頭のいい女は”張り合う”のではなくこう”わかちあう”
・これが女が求める男の優しさだった!
・こんな時、彼は他の女に走りたくなる!
・弱さをさらけ出せ! 彼が受けるインパクトはすごい

こんな見出しだけでも、興味深くて深掘りしたくなります。

男女の違いを認めて受け入れる、、、それも大いに大事なことだけれど、そのベースを受け入れられる器を作るために、まずは自分を愛することが大事と言うことなのですね。

これは本当に私が伝えたいポイントになりました。

まだまだ伝えたいことはたくさんありますが、今宵はここまでにいたしますね。


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