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会社員が副業で対価(報酬)を得るまでの流れと考え方

今日は、副業としての仕事を見つけ、自分の納得する対価(報酬)を得るまでの流れについて書きたいと思います。
(この内容は個人的に特に掘り下げてみたい件なので、今後も様々な角度で書いていければと思います!)

記事の目次
◼︎副業の仕事を見つけるまでの話
◼︎副業の仕事を受けるときのあるある話
◼︎受けて未来につながった仕事、受けない方が良かったと思う仕事の分かれ道

◼︎副業の仕事を見つけるまでの話

最初は少しだけ前提から。
会社員を当たり前のようにやっていると、そこから新しい仕事を獲得したり、お金になることを育てることはなかなかに骨が折れるもの。昨今、ブログを書いたりyoutubeを投稿したりプログラミングをしたりと、IT関係のスキルを身につけることで副収入を得る人が非常に目立っていますが、個人的には実はこれって、結構難易度が高いなあと思うのです。その理由がこちら。

・ブログ(アフィリエイト)→会社員の多くは実名不可。会社の看板に傷をつけないように、匿名であったり顔出し NGにならざるをえないケースが多い。(実際私もそうです…)
・youtube→上記の理由でNG。独自のコンテンツづくりが素人には難解。
・プログラミング→仕事の特性上、個々人で向き不向きが顕著に出る。特に対面コミュニケーションが好きな人には向かない可能性も?

あくまで個人的な観点ではありますが。。情報発信をしたり、新しいスキル開発をすることで活躍の場を広げている人に、心底「羨ましい…」と思うばかり。今も思ってますが。

前置きが長くなりましたが、個人的には、この順番で新しい仕事の可能性が見えてくるのでは、と思っています。

①実名でできる範囲で、やれることを会社外で無償でもいいので手伝い、貢献していく。
(イベント運営・手伝い、司会・MC、PR記事の執筆、イベントの集客、コミュニティのオーガナイズ…etc)

②その①の経験を元手に、その興味の幅の近辺にいる方とつながり、派生した依頼を受けていく。

③依頼が増えてきたら、その中で適性のある種類の仕事を選び取り「やりたい!」と思えた仕事を適切な単価で受ける。

私の場合は、
イベント運営・企画を何件か無償で受け、その後に有料でのライティングの仕事を受けることにつながった、という流れでした。(ただ実際には全くスムーズにいかず、有料の仕事を受けるまで、正味2年かかりました。)

匿名発信もありですが(実際私はしたいのでしていますが)、本来は自分の今後のオープンなキャリアのためには、実名で受けることができる仕事、そして自分の仕事や活動のポートフォリオに組み込めることを一つでも増やす方が、じっくりでも少しずつでも、自分の望む仕事に近づいていくのだと思います。

◼︎仕事を受けるときのあるある話

次に、一番の難関である、無償の仕事から対価(報酬)をもらう有償の仕事への切り替えの時について。
仕事?趣味?そんな境目の時にいたときのことを書こうと思います。

経験が浅い時や、まだ自信が持てていない時は、非常に単価設定が難しい。
自分の単価交渉って、とってもやりずらいんです。

特定の仕事を始めた際は、経験も浅いためおそらく「どれだけ安くても受けたい!」という時期からスタート。
そんな時期を経て、徐々に経験が深まってくると、 いつしか一定の対価をもらい仕事をしたくなったら。。

個人的におすすめなのは、自分の時給換算で仕事を受けること。そして、本業を持っている会社員なら「本業の時給で、副業に要した時間を対価として出す」ことが、自分としてわかりやすいスタートだと思っています。

例えば・・・
本業の時給が1,500円
副業でやりたい仕事にかかる時間は1件3時間
つまり 1,500円(時間)× 3時間 = 4,500円
=この仕事は1件4,500円で受けよう!

単価の設定が難しい際は、まずは本業の時給からスタート。(もちろん経験等は加味する必要アリなので、初期は非常に安い単価になるのはやむなし)
ゆくゆくは本業の単価を大幅に上回れるように、スキルや経験を積んでいくことが良いのではと思います。

◼︎受けて未来につながった仕事、受けない方が良かったと思う仕事の分かれ道

仕事に対する捉え方は下記の二つだと思っています。

①自分が対価をもらってやりたいと思ったこと→かならず自分が十分だと思う対価(報酬)をもらうこと
②自分が対価をもらわなくてもいいと納得して受けていること→もらわなくていいと「納得」した上でやること。

この2点に尽きると思います。
理由としては、自分の手間や時間をかけて手がけたものが、自分の想定していた報酬がもらえないことは、自分にとって大きなストレスになり、自分のアウトプットに自信がもてなくなる原因にもなると思うからです。

その対極にある②にあたることは、オンラインサロンにおける活動などではないでしょうか。
オンラインサロンに入ることで、むしろお金を払っている。しかも、運営の手伝いも報酬はないがそれを納得した上で手伝っている(ケースが多い)。これらは、特に自分自身が納得の上で行っているので、全く問題ない健全な取引だと思うのです。むしろお金等の報酬以上のものを受け取りにいっている人も多いはずですし。

よくあるのは、慣れ親しんだ人からの依頼を受けることで、支払いがうやむやになってしまうこと。人との関係性上難しいこともあるかもしれませんが、個人的な経験からすると、本業があって収入に困っていないサラリーマンの副業は、支払いを明確化しなくても済んでしまう傾向にある気がします。明快な金額提示がなかったものは、経費だけかかり、悲しい思いをしたことが1回ではありません…。
私も複数名とお取引したことがありますが、やはりスタート時に「単価・時間・支払い方法(振り込み等)」まで、きっちり決めてくれた人は大きな信頼を持ちましたし、満足度も高い仕事でした。こういったケースを考えると、coconalaやTIME TICKETなど、外部サービスを組み行うことが賢い実践なのかもと思ったりします。

案件の大小はあれ、「お願いすることを決め、明確に対価を決定する」は、お仕事を依頼する上でも受ける上でもマナー であればいいな、と思っています。

◼︎終わりに

以上、副業で対価(報酬)を得るまでの流れと考え方を3点に分けて書いてみました。

サラリーマンの副業は、割ける時間も少ないことからフリーランスや自営業者と戦うのは難しい点も多くあります。ただ、サラリーマンで安定的な稼ぎを得ながら自分の道を切り開くことは、現状の生き方からするとすぐに独立よりもやっぱり有益でとても現実的だと思うのです。すぐに生活資金の獲得に追われずに、やりたいことを追求できる贅沢って、やっぱりあるから。

今後も、多くの人が、できるだけ副業に取り組む方が納得ができる仕事を受けることができるように、会社員×副業のハイブリッド型の生き方を、引き続き模索していきます。


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