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健康こそ永遠のテーマ

健康な生活・健康な人と言っても、個々でその基準や考えは異なりますよね。実際にアンケートをとってみたら、色々な意見がありとても興味深いです。勿論、正解は一つではないし、一言で定義づけるのは難しい。しかし、日々の生活・食習慣・運動習慣・精神面などの要素が関わっており、今一度、ご自身の健康について考えてみると良いかもしれない。

ここ十数年で私たちの生活スタイルそのものが大きく変わってきています。多くの人が朝~夜まで働き、帰宅する時には食事を作るエネルギーや気力がない。時間に余裕がある場合でも、食事を作るのは面倒だし、そこに時間を取られるのを嫌う人が大多数といってもいいかもしれない。それでも有難いことに、コンビニはどこにでもあり食べる物が手に入る。スーパー・薬局でさえ、インスタント食品・飲料には困らない。Uber Eatsなんていう便利なサービスも主流になりつつある。単純に、外食をする頻度は多いであろう。自炊をする人の方が少ない時代になっていると感じる。更に、お菓子や甘い物などが食事の代わりになるケースもある。

食生活だけでなく、運動習慣もかなり個人差があるといってもいい。仕事はデスクワークでほぼ動かない。帰宅後は時間も体力も残っていない。でも、週末は休みたい・・・・子育て中の場合は、子供にエネルギーを吸い取られる・・・そんな感じで、時間的にも体力的にも余裕がなくなっている。

「健康」とは遠い生活を送る一方で、ダイエットに励む人や、少ない量のお菓子で満足できたりして、意外と見た目は太っていない方も多い。道で見かける程度だと、スリムな人は健康的な人に見える。一方で、太ってる人は不健康と認識する人が一般的な意見だと思う。しかし、実際の食生活や運動習慣を聞いたら健康とはなにか考えさせられるだろう。

さて、食習慣について重要な事をお伝えしておこう!!

普段、お腹が空いたり、エネルギー補給のために食事を摂取するわけですが、その食事・食習慣はどのくらい影響するのでしょうか?ダイエットなどで食習慣を変えたら、1週間でも数値は変わります。継続することで、1か月後の血液データにも影響が見られます。しかし、臓器や血管そのものはゆっくり変化しており、今の食習慣は10年後の自分をつくると言われています!! 若いから大丈夫、時間が取れたら運動すればいい、今はなんともないからいつか考えればいい・・・・・・など思ってはいませんか??

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不健康な生活習慣も健康な生活も日々の積み重ねが生む結果です。時間に余裕がある時、病気になってから改善すればいいわけではありません。特に、肝臓・腎臓・血管壁は一度悪くなると悪化する速度を遅くできても、基本的には元には戻りません。10年・20年・30年後から健康を意識した生活をするよりも、今から1つでも健康とはなにかを学び、生活・食・運動習慣を見直すことが大切です。

また、生活・運動習慣より食習慣は簡単に変える事ができないものです。子供の食育にも関わってきますが、「成長期だから」「大人になれば変わる」などを理由に、お菓子生活や好きな物を好きな量だけ食べたり、ファストフードやコンビニ生活などを送っていると、それが普通の食習慣になります。大人になっても、本人の意思で変える事は容易ではありません。例え疾患を患わっても、変える事のストレスの方が上回り、ストレスの方がよくないと健康的な食習慣へ目を向けることすら拒む方を実際に病院勤務時代にみてきました。

好きな物をずっと食べれる状態にするためにも、健康な食事とのバランスが重要であり、それが普通といえる環境で育つ事が必要と感じます。そして、「健康な食習慣・健康的な人」とは、太っている・痩せているという見た目や今の状態だけでなく、何を食べているかがもっと大切。また、今の食習慣は未来の身体そのものをつくりだす事。そして、「健康」とは食習慣だけでなく、生活・運動習慣・精神面も含めて総合的に関わり合っている事を忘れてはいけない。

今のアナタは健康ですか?



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