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【22年3月下旬】3年ぶりに日本で仕事

こんにちは、Mari(@Mariiiabroad)です。
現在私は沖縄で、日本では実に2018年ぶり(4年ぶり)に仕事をしています。現在執筆時点では就業開始から1週間ほど経過しました。

前回の記事はこちら↓

今回の記事では、無事に仕事が決まり、実際に就業を始めた過去2週間ほどを振り返っていこうと思います。よろしければ最後までお付き合いください。

1.沖縄での仕事探し

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博多から那覇に飛んでから仕事探しを開始した。
条件は「寮付き」「那覇以外」「短期3ヶ月以内」である。

那覇→北谷(ちゃたん)→嘉手納(かでな)と移動しながら仕事探しを続けていたのだが、資金はつき、内心焦っていた。まるで不安の波が押しては引くように。

いくつかのエージェントと話し、話を詰めてはいたけど、実際に候補者として挙げてもらっても話が通るのか、入寮できるのか分からなかった。嘉手納にいても仕方ないので、恩納(おんな)という場所に北上することにした。

チェックアウトの準備をしていた時。電話が鳴った。
それは派遣先の冴えない担当からの電話だった。

「明日から入寮できます」と。
2泊とっていた宿の2泊目をキャンセルし、そのまま入寮することとなった。
こうして沖縄に来て1週間。3連休を挟んだので連絡が取れない期間もあったが、仕事が決まった。


2.最後のぜいたく

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恩納に来たのは、気になるマインドフルネス系の施設があったからだ。
無職最後の日は、自分がやりたいことをやることにした。
もちろん、支払いはクレジットカードだ。

来月までには何とかなる、ていうかする、という覚悟の元受けることにした。瞑想の日帰りワークショップを受け、翌朝はビーチヨガを申し込んだ。


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ヨガをするのはカナダ以来。最近体を思いっきり伸ばすことがなかったのでとても気持ちよかった。

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海を見ながらの早朝ヨガ。時間は7時くらい。


1ヶ月くらい一人旅をして、今度はインプットをしたくなった。
旅をするって、色々なことを考えて動き回るので結構頭を使う。体も心もあまり休まっておらず、(特に私は3日として同じ宿にいることがなかったので)こうして静かな時間を持てることが嬉しかった。

動き回ることから、静への移行。
何かを悟ったわけではないけれど、自分と向き合う時間を持ててよかった。


3.就業開始

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日本で最後に働いたのは、イギリスワーホリへ行く前の2018年のこと。2019年にも数週間帰国したが、すぐにニュージーランドに旅立ったのでその時は仕事をしなかった。つまり、日本で仕事をするのは実に3年ぶりになる。

幸い20代の頃に色々なバイトをしたり、派遣会社で働いたり、無駄に国家資格を取ったりしていたので仕事探しで困ることはあまりない。特に東京では。

だが、今回は「沖縄でゆっくり仕事がしたい」「休みの日にビーチに行けるような生活がしたい」と思い、コンビニバイトのような時給に目をつむって短期間、住みながら仕事をすることにした。

入った寮にはインターネットはあってもWi-Fiはなく、ルーターを自分で買わなきゃいけない。20年くらい時が戻ったみたいだ。実際に仕事が始めるまでに自費で布団を買ったり、トイレットペーパーや最低限の食糧も買った。買い物は車がないと不便な場所だし、正直先が思いやられ、最初の数日はあまり生きた心地がしなかった。

だが、実際に働き始めて、職場の人や現地で知り合った人が車で買い物に付き合ってくれたり、職場の先輩がいらなくなったトースターを譲ってくださったりして、1週間経った今は生活に少し慣れつつある。

だが、ここ2週間は毎日のように雨。エリアにもよるのだろうが。ちなみに沖縄は4月から5月ごろまで梅雨らしい。桜も1月に終わっているらしく、ちょっと来た時期を間違ったかも(!?)なんて思ったりもしているが(苦)ただ、「貯金したい」「お試しで働きながら暮らしてみたい」という軽い気持ちでの生活なので、本を読んだり映画を観たりしながら、それなりに楽しい時間を過ごせていけたらと思っている。

何より、通勤時間が徒歩10分なのは嬉しい。
東京のようにうるさいネオンもないし、電車に乗ってストレスを抱えなくてもいい。そこは嬉しい点かな。


4.春は恋の季節かな

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沖縄はアメリカ軍で働くアメリカ人が多い。

私の職場でもちょくちょくお客様がいらっしゃり、英語を使う機会も意外と多い。入寮してから2週間近く経ったが、実は既に4人の殿方と遊びに出かけている。(職場のネパール人(既婚男性)にそれを言ったところ「早いわ!」って日本語で突っ込まれた。笑)アメリカ人3人、イギリス人1人。

それぞれ一緒に買い物行ったり、ご飯を食べてその日のうちに家に帰る。

向こうは日本人の女の子と出かけたいし、私も沖縄に住んでいる人たちと話ながら気分転換ができてWin-Winである。

今のところ心惹かれる人にはまだ会えていないけど、日本にいるのに北米にいるみたいで面白い。米軍基地で働いている人は数年の任期で来ていることが多い。彼らはだいたいこっちに来て日本車を買っているので、足があってあちこち行けるのだ。

私は沖縄には数ヶ月しかいるつもりはないし、彼らとて数年後には自国に戻るだろうから本気でパートナーを探している人は少ないだろう。それでも、一緒にご飯に行って色んな価値観を共有するのは面白い。もちろん対等に英語が話せてこそできることだと思う。今まで会った人で日本語を話せた人はほとんどいなかった。

みんなにオススメするわけではないが、相手選びを間違えなければ危険なことは特にない。


5.おわりに

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(ここ最近沖縄は曇りや雨が多かったが、昨日はこんなにキレイな夕陽が見れた)

年明けにカナダを去ることを決めて、そこから忙しく過ごした。
2週間後には日本へ帰国し、10日間の隔離を終えて家族や友達と会ったり。そこから約1ヶ月西日本を一人旅し、3月後半に沖縄で仕事探しを開始。1週間後に無事に短期バイトを見つけた。

個人鑑定によると、今年の私のテーマは「居場所探し」だと言う。
そして、これまでの10年間の集大成とも。

3年ぶりに日本で働いてみて、自分の価値観が大きく変わっていることに気づいた。そして、日本の働き方が改めて自分に合っていないことも。昔の自分よりも今の自分の方が好きだし、ビザや住む場所の生活のない、本当の意味での自由な生活を1年ぶりにできることが幸せだなと思う今日この頃。

これから先数ヶ月は、自分で何かを意図するってよりは、物事の流れに身を任せつつ、楽しんで生きていこうと思う。来月から私生活も忙しくなるらしいので、4月は楽しみながらのんびり過ごしていくつもりだ。

とりあえず、心が慌ただしくバタバタした日々は過ぎた。1月から3月末までは隔離を除いて同じ場所に1週間といなかった。だからこそ、仕事と家があることのありがたみもより感じる。今年はこの数年でやり切ったことや、自分の成長した点を振り返りながら、自分のペースで次への準備をしていく時だと思っている。

それが仕事なのか、家庭なのか、なんなのかは自分でも分からない。

だけど、一つのチャプターが終わり次に行く時には一度足を止めてみる。次はどこでどんなことをしたいのかは、日々生きている中で色々と経験しているうちに、自分の内側から然るべきタイミングで浮かびあがってくるのだろう。

だから、これからも書いていく。自分の足跡を見つめるために。


ここまでお読みいただきありがとうございました。
2022年4月5日
沖縄にて

Mari

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